2021年12月23日
まもなく、クリスマスです。子どもを取り巻くさまざまな大人たちがサンタクロースになるこの季節、プレゼントのご準備は万端でしょうか。
幼い子どもたちにとって、サンタクロースは愛と夢にあふれた存在ですね。
サンタの国といわれるフィンランドでは、世界中からサンタクロースに手紙が届くそうです。そしてサンタクロースから、世界中に手紙が届けられるサービスもあるそうですよ。
嬉しそうに手紙をやりとりしたり、プレゼントをもらって喜ぶ子どもたちの姿を想像するだけで、幸せな気持ちになれるような気がします。
今年のクリスマス、思いやりと優しさのこもった小さなプレゼントをプラスしてみませんか。
文屋より発売したばかりの、絵本『ちよにやちよに~愛のうた きみがよの旅』【普及版】がおすすめです。
絵本『ちよにやちよに ~ 愛のうた きみがよの旅』【普及版】
並製本・定価550円(税込)
博多の歴女である著者・白駒妃登美(しらこま ひとみ)さんが、和を尊び、命を慈しむ日本人の心を綴った絵本『ちよにやちよに』には、英訳もついています。世界中の子どもたちに、クリスマスプレゼントとして最適です。
絵本のストーリーは、「太陽のように あかるく 丸く あたたかいこころ」をもつ私たち日本人に受け継がれてきた、ある和歌の紹介からはじまります。
わがきみは ちよにやちよに さざれいしの
いわおとなりて こけのむすまで
日本人なら誰もが知る国歌『君が代』。歌い始めはいまとは少し異なりますが、その元歌は、1100年以上も前に詠(よ)まれた和歌でした。
この時代、和歌は直接会うことが許されなかった男女が気持ちを伝えあう手紙。国歌『君が代』の元歌は、愛する人を「わが君」と呼び、その長寿と幸せを祈る和歌のラブレターでした。
「千代に八千代に」は、「ずーっと永く、いつまでもいつまでも」。「さざれ石」は小さい石、「いわお」は「大きな岩」のこと。(中略)「こけのむす」は、「苔が生える」という意味。石が成長して岩となり、その表面に苔が生えるまでというのは、永い永い年月のたとえであり、同時に、愛の深さを表しているのでしょう。(白駒妃登美さんのあとがきより)
やがてこの和歌は、歌い始めに「きみがよは」と手を加えられ、永く歌い継がれて、ついに日本の国歌となりました。
末永く続く愛と祈りが込められたこの歌を歌うとき、「君」は誰でもいいのです。愛する人や家族でも、大好きな友達や動物でも、守りつづけたい伝統や自然環境でも・・。
「いつまでもいつまでも 小さな石が永い時間をかけて大きな岩に成長し、その上にたくさん苔が生えるようになるまで」――。
いま私たちがその心を知り、大切に歌い継いでいけば、国歌『君が代』は1000年先の平和な未来へとつながっていくでしょう。
白駒妃登美さんが綴る「君が代」の世界を、吉澤みかさんの美しい日本画が彩り、和のこころを知る山本ミッシェールさんが英訳した絵本『ちよにやちよに』。
既刊本がたいへんなご好評をいただき、文屋が展開中の寄付本プロジェクトには、550万円を超えるご支援が集まっています。
それだけでなく、みずから絵本を大量に購入して地元の子どもたちに贈る、「自律型」の寄付本プロジェクトを行う方もつぎつぎと現れています。
今回発売した【普及版】は、既刊本(定価1,650円)の約1/3のお値段でお求めいただけます。10冊以上をご購入くださる場合、冊数の10%分(10冊なら1冊、100冊なら10冊)を上乗せする大盛り特典もございます。
お孫さんひとりひとりへ、またクラブの全メンバー、学年や学校の全生徒たちに贈ることもできます。想いのこもったクリスマスプレゼントに、ぜひご検討ください。
先日12月7日、白駒妃登美さんは「かんてんぱぱ」で知られる伊那食品工業の最高顧問 塚越寛さんと初対面しました。
文屋と永くご縁をいただき、代表の木下豊も実践する「年輪経営」を唱える塚越寛さん。この経営の核にある「永続こそ、企業の最大価値」という考え方を、塚越さんは「苔むす会社でありたい」と表現しています。
塚越さんは経営者として、まさに「ちよにやちよに」を体現しているのです。
白駒妃登美さんと塚越寛さんの対話を、より多くのみなさまにお聞きいただく機会も近々実現しそうです。ぜひお楽しみにお待ちください。
それではみなさま、どうぞ素敵なクリスマスを。
【普及版のご購入はこちらから】
文屋サイト https://bunya.shop-pro.jp/?pid=165076068
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【既刊本のご購入、寄付本プロジェクトのご参加は、こちらから】
文屋サイト https://e-denen.net/kifubon-chiyoni/
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