2021年10月7日

日本という国を、そして日本人であることを誇りに思える――絵本『ちよにやちよに~愛のうた きみがよの旅』

文屋は7月に、絵本『ちよにやちよに~愛のうた きみがよの旅』を出版いたしました。

国歌『君が代』の本来の意味を伝えるこの絵本への共感の輪が、制作チームの予想をはるかに超えて、大きく広がっています。

『君が代』が国歌である前に、愛の歌であったこと。この愛とは、自国愛のレベルを超えた、人類愛のレベルであるということ。

それは多くの人にとって、これまで想像もしなかったことかもしれません。でも絵本をゆっくり読み進めていくと、この深い意味がごく自然と心に浸透してきます。

太陽のように
あかるく 丸く あたたかい こころを もって
「和」を たいせつにしてきた 日本

日本には 1100年以上まえに つくられた
まごころを つなぐ 歌が ある


絵本のなかの言葉は、日本人である私たちの深い根の部分にある、澄んだ心に語りかけてくれます。

そして描かれる美しい日本画は、その心を鮮やかに彩り、やさしくあたたかい気持ちで満たしてくれるのです。

『君が代』には賛否がある――。そんな理屈を乗り越えて、私たち日本人の魂にふれる絵本です。

わがきみは ちよにやちよに
さざれいしの いわおとなりて
こけのむすまで

たいせつな あなた
あなたの いのちが いつまでも いつまでも
永く つづきますように


平安時代、いまは名も残らないある人物によって詠(よ)まれた和歌。そこに深い愛を感じる多くの人々によって、歌い継がれ国歌となった和歌。

この「和」の歌は、いま怒りや憎しみでいっぱいになってしまった世界を、愛と感謝のあたたかい光で包み込む可能性を秘めています。

文屋は10年前、『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』という本を出版しました。著者である井内由佳(いうち・ゆか)さんはその後、10数冊の本を出版し、ラジオやオンライン番組で発信するだけでなく、実業家としても活躍するようになりました。

多くの人に受け入れられる井内由佳さんの語りは、いつも「ありがたい」「嬉しい」「楽しい」という心に触れるものがあります。

そんな井内由佳さんが、絵本『ちよにやちよに』を大絶賛し、ご自身が開催する登録制サロンのメンバーに絵本をプレゼントしてくださいました。

そして受け取ったメンバーから、文屋にこんなメッセーが届きました。

「それにしても私たちの国の国歌が、千年以上も昔の愛しい人を思う恋の詩だったなんて、とてもロマンチックで素敵だと思いましたし、この国歌を大切にする、この日本という国が愛おしく思えました」

「このような素晴らしい歌詞、そして素晴らしい平和憲法を持った国に生まれたことを、感謝します。今こそ日本人には誇りが必要です」

絵本『ちよにやちよに』は、『君が代』の本来の意味を伝えるだけではありません。

「愛の歌」を国歌とする日本という国、そして先人の魂を受け継ぐ日本人であるということへの誇りを感じさせてくれるのです。

そしてこの愛は、平和を誓う日本国憲法の前文に込められた、人類愛に共鳴しています。先人たちに愛された「和」の歌は、世界を平和へと導く愛の歌になろうとしています。

『君が代』を、丸くてあたたかい「世界の母・世界の太陽」になるという日本の使命の象徴として、大きな空に解き放ちたい。

文屋はこの絵本を普及することが、より大きな世界を変えていくことになると確認しました。

「ちよにやちよにプロジェクト」の名のもとに、私たちは現在、第2次目標を達成しつつある寄付本金額を大幅に超える、第3次目標を新設することにしました。

目標金額は3億2千万円です。

全国の幼稚園と保育園、全国の小中高校、全国の大学図書館と公共の図書館の約8万か所に、2冊ずつ、16万冊を贈ることが目標です。

絵本をとおし、私たちが日本という国、そして日本人であることに誇りをもつこと。愛と感謝の気持ちを大切に生きることは、きっと全世界の人びとを幸福と平和に導きます。

日本の子どもたちすべてにこの絵本をとどけることができれば、世界の未来を変える第一歩になるはずです。

多くのみなさまがこの絵本を手に取り、寄付本プロジェクトにご参画いただくことを切望しております。

絵本『ちよにやちよに~愛のうた きみがよの旅』のご購入や、寄付本プロジェクトへのご参加は、こちらからどうぞ。

https://e-denen.net/kifubon-chiyoni/

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