高野登さんが考える「進化」とは?
みなさん、こんにちは。お元気ですか?
2016年2月10日に配信した「信州小布施 美日常の文屋だより」より、転載いたします。
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信州小布施 美日常の文屋だより vol.82
和合と感謝
百年本を世界へ未来へ。
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(きょうのテーマ)
ご縁とは「進化の波長」3.19 文屋座に寄せて
高野登さんと井内由佳さんの「ご縁」 その4
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★高野登さんが考える「進化」とは★
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高野登さんが全国13カ所で
定期開催されている「百年塾」は、
年間60回に迫る回数です。
そのたびに、
高野さんは1時間ほどの講話をなさり、
その後、
参加者との質疑応答など
語り合いの時間をもたれます。
こうした「進化」「相互進化」の場を、
情け容赦なく連打される「舞台」に、
自身を置きつづける。
この緊張感が、
上記のような「必死」のインプットと、
「深化」(深い思索)を、
自身に課すことになるのでしょう。
では高野さんは、
ご自身の「進化」について、
どのような
「心の姿勢」を
お持ちなのでしょうか?
わたしのこの問いに、
高野さんは、
次のようにお答えくださいました。
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「サミエル・ウルマンの
「青春(Youth)」の
詩が、とても好きです。
年を重ねる ごとに、
この詩の真意が
少し理解できるようになりました。
「青春とは人生のある期間を言うのではなく
心の様相を言うのだ。
優れた創造力、
逞(たくま)しき意志、
炎ゆる情熱、
怯懦(きょうだ)を却(しりぞ)ける勇猛心、
安易を振り捨てる冒険心。
こう言う様相を青春と言うのだ」
(木下注:怯懦「臆病で気が弱いこと。
いくじのないこと」)
この出だしの部分は、
時に弱気になりそうな自分のこころを
鼓舞するエールのように響いてきます。
進化すること、
進化し続けること。
それはウルマンの詩のように、
常に若々しい視点を
持ち続けることではないかと思います。
若々しい視点とは、
目の前の景色を違う観点で捉える感性、
これまで自分のなかに無かった視座を持つこと、
ではないでしょうか。
そのために人は、師匠と出会い、
良本を読み、旅に出る。
そして学び得た視点・感性を
アウトプットする場を持つこと。
そうした習慣を身に着けることが、
進化に繋(つな)がるのだと思います。」
高野登さん、ありがとうございます。
進化
出力
深化
入力
この好循環スパイラル(らせん状の向上)
高野さんが、お目にかかるたびに、
新鮮な「進化」を
遂げられていると感じていた、
その「秘密」を
明かしていただきました。
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★初公開!
新刊『おもてなし日和』に描かれた「進化」★
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3月19日(土)午後、東京・御茶ノ水で開く文屋座。
高野さんの最新刊
『おもてなし日和』(文屋)の出版を記念して
開きます。
すてに100人ものみなさまが、
お申し込みくださっています
(まだお席はあります)。
高野さんはこの新刊に、
「進化」について、書かれています。
その一節を、引用します。初公開です!
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「化(ば)ける瞬間へ、歩みゆく」
の節より
(前略)
人は、好きなことには夢中になれる。
そして驚くほど上達していく。
好きなスポーツやゲーム、仕事などは、
みるみる進歩していく。
新しい知識が増え、スキルもアップしていく。
セミナーの講師もこうアドバイスをする。
「まずは得意なことに打ち込みなさい。」
「自分の好きなことを仕事にしなさい。」
好きなこと、得意なことであれば、
多少の苦労も、我慢がきくものだ。
そして、一歩一歩、進み、歩みながら、
人は「進歩」していく。
一方、
世のなかの成功者に共通している特徴は、
彼らの成長の質的変化にある。
すなわち、彼らは
「進歩」から「進化」へと
成長の質を変えていくのだ。
「進歩」は進み歩むと書く。
「進化」は進んで化けると書く。
つまり進化とは、
違う自分に「化ける」ということ。
(後略)
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高野登さんの近刊『おもてなし日和』は、
こうした「散文詩」的な短文を
編集したものです。
累計50万部を超える高野さんの
記念すべき「20冊目」のご著書です。
ご自身が「今までの集大成の一冊」と
仰せのように、
これまでのご体験「入力」と
思索「深化」と、
百年塾などの「出力」による
「進化の総体」が、
数十編の短詩形のメッセージとして
まとめられています。
散文を短詩形にする過程でも、
和歌や俳句を創作するのにも似た、
「凝縮」という名の編集
が加えられました。
3月19日(土)の文屋座は、
「新境地」に至った高野さんの
ご講演を主軸として、
井内由佳さんと高野さんとの
対談による「深化」が
華を添えることでしょう。
桜舞うお江戸の春の一日を、
文屋座という異空間で、
非日常体験を楽しまれませんか?
「相互進化」の場へ、ようこそ。
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★きょうの気づき★
◆高野登さん流
「進化し続けることの秘訣」
「師匠と出会い、
良本を読み、旅に出る。
そして学び得た視点・感性を
アウトプットする場を持つこと。
そうした習慣を身に着けることが、
進化に繋(つな)がるのだと思います。」
◆冷厳なるプロフェッショナルの世界。
「進化」「相互進化」の場を、
情け容赦なく連打される「舞台」に、
自身を置きつづける。
この緊張感が、
「必死」のインプットと、
「深化」(深い思索)を、
自身に課すことになる。
出会いに恵まれるかどうかは、
「進化の波長」で決まる。
いま、自分は、
どんな「進化の波長」を発しているのか?
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★高野登さんの映像(2分18秒)を、
以下のURLにて、ご覧ください(無料)。
3月19日(土)文屋座の詳細とお申込:
http://www.e-denen.net/index.
★2月2日(火)までにお申込の方には、
「特典」の「絵はがきセット12枚入り」を
進呈いたします。
高野登さんの近刊
『おもてなし日和』ご予約ページ:
http://www.e-denen.net/index.
★井内由佳さんの最初のご著書(文屋)
『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』
http://www.e-denen.net/index.
井内さんの最新刊(木下イチオシ!!)
『神さまが教えてくれた
今よりもっと幸せになる!
「欲深(よくぶか)」のすすめ』(日本文芸社)
Amazon:http://goo.gl/vvTF2Q
◆プレム・ラワットさんのご著書
『Pot with the Hole 穴のあいた桶』
http://www.e-denen.net/index.
幸せは、穏やかな心に宿る。
微睡みの時の「穏やかな心」を、
保って暮らしたい。
一つのメッセージを8歳のころから50年間、
世界中から招かれて講演しづつけている
ラワットさん。
今年は、「講演活動50周年記念」の
ワールドツアーが展開されます。
これからも、
ラワットさんのメッセージを、
世界へ未来へとお伝えしてまいります。
ラワットさんのメッセージを、
世界へ未来へ。
◆『新訂 いい会社をつくりましょう』(文屋)
のご著者で、
かんてんぱぱ伊那食品工業 会長
塚越寛さんのインタビュー記事が、
「ダイヤモンドオンライン」に
紹介されています。
president.jp/articles/-/702
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