文屋

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2011年6月17日

特産・小布施栗の花が満開です。下草刈りに快汗を流しています!

梅雨まっさかり。小布施では、特産の小布施栗の木々がいっせいに、花を咲かせます。

 

文屋の栗園でも「文屋まろん」の木が、雌花をたくさんつけてくれました。秋の収穫が楽しみです。

 

まだ雪が積もっている冬2月のせん定から、栗園の仕事は始まります。春先の殺虫殺菌剤の消毒。葉が出れば、自然由来のアルコール系の光合成促進剤の散布。地面には「糖」を散布します。

 

そして今の季節は、下草刈りです。根元の草は,草かきで取り除きます。きれいになった根元に、稲のわらを敷きます。

わらは、昨年秋に文屋の田んぼで収穫したお米のわらを、秋のうちに畑に運んで積み、シートをかけて保管してあります。

 

上の写真がそのわらです。右にいるのは妻の朝ちゃんです。顔面に日本手ぬぐいを巻いているのは、ほこり除けと日よけのためです。悪い人ではありません。こわいけど。

 

ひと冬を越したわらは、下の写真のように、土着菌による発酵が始まっています。黒い部分です。よく見ると、白い粉のような菌がたくさんついています。

1本の根元にわら4束を井桁状に並べます。1年もすれば、とてもいい土に変身します。土壌菌とミミズさんが、分解してくれるのだそうです。

 

発酵は、あるじの私が寝ているときも、飲んだくれているときも(いま、断酒中ですけど)、なにしているときも、だまって、しゅくしゅくと進みます。有り難いことです。

 

わらを並べ終えた栗園は、すごく美しいです。

 

また下草が伸び始めていますので、来週には、乗用草刈り機で、きれいに刈り取ります。

 

この畑は、美味しい栗の特産地・小布施の中でも、とても恵まれた土壌がある特級クラスの地域にあります。小布施は、かつては氾濫のたびに強い酸性の砂をもたらした、松川の扇状地です。この畑はその扇状地にあります。

 

くわえて、この畑のある地域は、千曲川の氾濫によって肥えた土壌がもたらされました。肥沃な千曲川と、酸性のやせた松川の砂地。洪水のたびに交互に地層を形成した上に、この地域は成り立っています。

 

栗にぴったりの土壌。日当たりがよく、雨が少ない(年間900ミリ。東京/全国平均は1500ミリ。信州は全国で46位の少雨地帯)。さらには、600年という長い年月に積み重ねられた栗栽培の技術、誇り・・・それらの集大成が、小布施栗のブランドなのですね。

 

この畑に恵まれたことを、幸せに思います。大切なブランドの一端に携わっていることに、ちょっと緊張もします。 

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