文屋

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2011年5月2日

早朝の吉兆!

4月26日朝4時に起床。神棚とお仏壇へのお参りのあと、おんだ整骨院さんへ。恩田正二先生に5時から1時間半、鍼、電気マッサージとマッサージをしていただきました。

 

私にとって、2週間に一度の、”天国の愉楽”のひとときです。

 

6時半、車で町道に出たところで、乙女の声に呼び止められました。

 

「きのしたさ〜ん!」

 

道ばたに停車していた車を、ゆっくり追い越そうとしたときでした。

 

声の主の乙女は、岩崎しのぶさん。

 

私どものルポ絵本『世界一のパン 〜チェルシーバンズ物語』の主人公・岩崎小弥太さん(88)の奥様です。

 

岩崎さんご夫妻は今も、早朝4時ころから、息子さん夫妻といっしょに、パンとお菓子の工房で働いている”現役”です。

 

なので、朝6時半といえば、しのぶさんにとっては、真っ昼間のようなものなのでしょう。元気いっぱいのソプラノのお声に、

マッサージでまったりしていた私は、一気に目が覚めました。

 

並んだ車の窓を開けて、しのぶさんは手を伸ばして、にこにこしながら、何かを私に手渡してくれました。

 

「草餅、できたて、みなさんでどうぞ!!」

 

遠慮なく受け取って、家に帰りました。母も妻も、娘も、もちろん私も、早朝の贈り物に、大喜びしました。

 

いい一日の幕開けになりました。

 

【写真下】草の香りが口に広がる肉厚の皮に、漉し餡が惜しげなく、たっぷり詰まっている絶品です。餡は、ご長男の弥寿彦さんが岐阜県のお菓子屋さんで修行して身につけた美味です。小布施岩崎さん:電話026-247-2200

中島千波先生の桜のスケッチに同行しました。

4月30日(土)午前、日本画家・中島千波先生の桜のスケッチの同行する機会をいただきました。

 

場所は、小布施町の南隣・須坂市豊丘の「弁天さんのしだれ桜」。弁天池(10メートル×5メートルくらい)の北側に立つ、樹齢約250年の古木です。

 

朝8時半に着いたときには、すでに千波先生と奥様の美子さん、娘の絵本さんが、長野市内のホテルからレンタカーで着いて、スケッチの準備をしていらっしゃいました。

 

私は、小布施町の前の町長・唐沢彦三さんと、町立図書館まちとしょテラソの館長で映像作家の花井裕一郎さん、映像編集者で奥様の栄子さんと参りました。

千波先生は、東京芸術大学の教授で、画壇を代表する作家です。・・・・・・と聞くと、緊張しますが、お目にかかると、とてもきさくで、柔らかいお人柄に、いつも心安らぎます。

 

ふだんはそうではあっても、さすがにスケッチの時は、緊張感に包まれているこだろう・・・・・と想像していましたが、スケッチ中も気遣いいっぱいの、おやさしい先生でした。

 

声をかけると、どんな質問にも気安くお答えくださいます。奥様が横で解説してくださいました。

 

取材メモより

 

・スケッチ帳は、スケッチブック1枚ずつを貼り合わせて、8枚とか12枚などをつなげ、大きな紙面いっぱいを使って描きます。テープで留める作業は、千波先生ご自身でなさるそうです。

 

・色鉛筆は、ご自身、カッターで削られます。先を平らに削るのだそうです。

 

・スケッチは、桜の根元から描き始めます。幹、枝、花へ。

 

・順光、逆光、天候、桜の形や足場などから判断して、一本につき2カ所以上、四方から描きます。このしだれ桜は、想像していたよりもいい枝振りなので、昨日に続いて、描きにきました。

 

・桜は、朝陽の当たる東側から咲き始めますね。

 

・スケッチ中、話しかけられても、カメラを向けられても、まったく気にしません。

 

・千波先生のスケッチ中は、奥様と絵本さんは、新聞を読んだり、本を読んですごします。

 

・雨の日は、傘を差して描くこともあります。

同行した唐沢さんは、小布施町立のおぶせミュージアム・中島千波館を建設したときの町長で、千波さんとたいへん親しくしていらっしゃいます。

 

次は、唐沢さんの言葉です。

 

「一つのスケッチに3時間はかけられます。かならず現地に行って、数時間、そこに身を置いて、古木に向かい合って、その場の空気や光や音も、スケッチされているのでしょう。」

 

「ほんとうに、職人、だと思います。カメラでの撮影は、まったくなさりません。すべて吸収したものを、ご自身が色鉛筆で記録して、それをもとに、作品を仕上げられます。」

 

当たり前を、当たり前に、やり続ける。プロフェッショナルのお姿に、自身を省みました。

 

千波先生、美子様、絵本さん、ありがとうございました。

【写真下】唐沢さん、美子さんと語り合いながらも、筆と目だけは桜に集中して描く千波先生。

 

 

100本以上あるスケッチ用の色鉛筆。革の収納ケースは、特注品です。すてきな取っ手が付いています。

塚越寛さんの講演会が小布施で開かれました。

かんてんぱぱ・伊那食品工業代表取締役会長、塚越寛さんの講演会が小布施町の北斎ホールで開かれました。

 

演題は「いい町をつくりましょう。」

 

同社の社是「いい会社をつくりましょう。」を小布施町に置き換えて、ご自身の哲学とそれを具体化した実践を紹介しながら、90分間、お話しくださいました。

雨の夕方、350人ほどのみなさまが、熱心に聴講してくださいました。

 

同社は、先日、小布施町の中心部、中町にかんてんぱぱショップをオープンさせました。築100数十年のかや葺きの古民家(旧池田邸)をお店として再生してくださいました。

 

中町の交差点に面したこの建物の活用は、小布施の町並み、ひいては小布施のまちづくりにとって、たいへん重要です。北斎館周辺の町並み修景事業に並ぶ「第二町並み修景事業の中核をなす場です。

 

この再生は、かや葺き屋根の修復や数メートルの曳き家、基礎工事、水周りの新設をはじめ、ショップの内外装をしつらえる以前の基盤的な工事に、数千万円を要したと伺っています。

 

「このお店単体での短期的な利益は考えていません。小布施のみなさんの長年にわたるまちづくりへの敬意と共感を抱きながら、このお店を開かせていただきました」と塚越会長は語ります。

 

【写真上】演壇で歓迎のあいさつをする町長の市村良三さん。左端の司会は高沢賀代子さん(小布施文化観光協会副会長、高沢酒造)、その右は、市川博之さん(同協会理事長、松葉屋酒造)。

 

さまざまなお話の中で、ブランドについてのお話を少し、ご紹介いたします。

 

商売、経営のあり方として、近ごろの日本に横行している安売り競争について。

 

「自分さえよければ、今さえよければ」という経営者の考え方のもと、短期的な売り上げよシェア争いを繰り返す会社がたくさんあります。今の日本の経済はデフレだといわれますが、デフレではない。安売り競争の結果にすぎない。価格で争えば会社の利益は低下する。社員は給料を抑えられ、クビになる。会社は税金を納めず、地域への貢献活動もできない。こうした消耗戦による悪循環が起きている。

 

利益なき商売は寝言。理念なき商売は悪行。

 

世の中には、小布施にも、キチンとした商売をして、適正な利潤をあげている会社はたくさんある。高品質の商品を適正な価格で自信をもって販売して、適正な利潤をあげること。これは、業種や規模にかかわらず、すべての会社経営、商売にあてはまる。

ブランドと有名は違う。

 

ブランドとは、信用が置けること、安心できること。有名だけではダメ。大手家電メーカーの商品が、流通の果てに平気でたたき売りされている。メーカーもお店でも、薄利であり、安給料に直結している。だれもハッピーにはなれない。

 

自信のある品質の品を、長年にわたって安定してお届けする。適正な利潤を得る。お客さまもハッピーでありつづけられる。それが本当の、本物にブランドというものだと思います。

 

適正な利潤をあげるのは、「権利」です。

 

以上のお話を聞きながら、私は、自身の経営のあり方を問い直していました。

 

すぐれた著者の本を出す機会に恵まれ、すてきなたくさんの読者様に囲まれ、おかげさまの状態です。

 

しかし!大きな課題があります。広報力=販売力に欠けているのです。

 

今一万部の本は十万部、五万部の本は本来は五十万部は売れる潜在力を持っています。それなのに、私の力量が至らず、現状に甘んじています。

 

力というより、戦略がつななすぎるのですね。

 

結果を出してこそプロフェッショナルです。厳しく自問しながら、思い切り楽しんで、広報を続けてまいります。みなさん、ご指導をよろしくお願いいたします。

【写真上】講演会の前、かんてんぱぱショップ小布施店にて。左から、伊那食品工業の柴秀明さん、塚越亮さん、塚越会長、木下。

 

講演会の終了後、鈴花さんにて、有志(勇士?)30人ほどが集まり、塚越会長と同社のご出店を歓迎する交流夕食会が開かれました。

 

日は、小布施町役場の職員のみなさんが、準備から運営、後片付けまで、周到にして念入りで、お心のこもったお仕事をになってくださいました。

 

おかげさまで、多くのみなさんにおこしいただき、充実した講演会になったと思います。みなさんのご尽力のおかげさまです。

 

これからも、よりよい「いい町 小布施」を目指して、ともに、よろしくお願いいたします。

 

感謝をこめまして

2011年5月5日

菓匠Shimizuさんにて文屋座の打ち合わせをしました。

5月1日(日)午後、車で高速道を飛ばして1時間半、伊那市の菓匠Shimizuさんへ。

 

http://www.kasho-shimizu.com/newshop.html

 

午後4時、新刊のビジネス詩集『考えてみる』の著者・大久保寛司さんと合流して、2階の喫茶室ポンデザールで、シェフパティシエの清水慎一さんと打ち合わせをしました。

 

テーマは、5月13日(金)午後、東京/お茶の水の明治大学で開く「第1回文屋座セミナー」の打ち合わせと、大久保さんによる清水さんへの講演の個人レッスンでした。

 

http://www.e-denen.net/index.php/bunyaza

 

文屋座は、午後の5時間、数十人の参加者といっしょに、大久保さん、清水さん、そして高野登さんが語り合います。

 

まだお席にゆとりがあります(10数席ですが)。どうぞお申し込みください。

 

大久保さんのご提案で、急きょ、スペシャルゲストが決まりました。

 

ドリーム工房のはせがわファミリーのみなさんです。長谷川祐希さんの朗読が楽しみです。

 

http://www.dream-hasegawa.com/

 

【写真下】ドリーム工房さんのサイトより。

【写真下】大久保さんから、講演原稿の用意の仕方について特別講義を受ける清水さんです。IBMにお勤めの40代のころから、厳しい修練を積んでこられた大久保さんのお話の魅力と、場づくり=ファシリテーションのお力は、多くのみなさんが知り、認めるところです。

 

当代一のファシリテーター大久保さんが、「今まで2人目です」という個人レッスンの現場に居合わせる幸運に恵まれました。私以上に、ご指導を受けた清水さんは、幸せ者ですね。

 

「結論に至る背景を、具体的な事例を挙げて語ること。成功例もだいじだが、失敗や苦心談は、参加者の共感を呼ぶ」

 

「断定的な主張をすることもあるが、他の人の言葉を紹介しながら、自分の思いをお伝えすることもできる。『・・・かもしれませんね』くらいにとどめておくことで、聞いている人に考えている抱く余地を残すこともある」

 

「厳しいことと、ユーモラスなことを織り交ぜる。人の心は、ふわっとゆるんで大きくなったときにしか、他人の言葉は入ってこないものです」

 

「言いたいことのまとまりを作り、順番をあれこれと入れ替えながら決め、個々の言葉を洗練していく。時間内に収まるように、思い切ってあるエピソードは削除することもある。これを繰り返して、一つの講演の原稿を用意する」

 

「自分の講演の録音を何回も聞いて、次回への課題を検討する。その繰り返しの中から、話すことの修練を続けること」

 

以上は私の取材メモからの抜粋で、文責は私にあります。メモ全体の1割程度です。

このあと、お店の業務終了後に集まったスタッフのみなさんを前に、大久保さんが、コミュニケーションについて、1時間の特別講義をしてくださいました。

 

教材は、ご著書の『考えてみる』。

 

http://www.e-denen.net/index.php/kangaete

 

「これは、読んで、考える本です」

 

「著者の私自身が、毎日読んでいます。できていない自分に気づいて、落ち込むこともしばしばです。私自身への戒めのために書いた本です」

 

「表紙が緑色の布地です。現代版のお経みたいですね」

 

夕食会が終えたのは11時半でした。大久保さんは、車を運転して岐阜県のご自宅へ。ご帰宅は、たぶん午前2時をまわっていたことでしょう。お疲れ様でした。

 

清水さん、夕食とお土産、ごちそうさまでした。

高野登さんと文屋座のうちあわせ+囲む会

5月3日夕方、高野登さん(人とホスピタリティ研究所代表)を小布施駅でお迎えしました。雨だったので、車でまちとしょテラソへ。

 

二人で1時間ほど、13日の文屋座セミナーについて、打ち合わせをしました。

 

当日の総括は、大久保寛司さんがファシリテーターとして担ってくださいます。高野さんは,冒頭の大久保さんのスピーチを受けて、内容を工夫し、会場のみなさんの反応を見ながら、お話を組み立ててくださるとのこと。きっと、いい内容になることでしょう。

 

打ち合わせに続いて、近所のいつものお蕎麦屋の「つくし」さんへ。前日に決めて集めたメンバーで「高野さんを囲(んで飲)む会」を開きました。

 

上の写真は、左から、小西和実さん、山岸裕始さん、木下、高野さん、館長の花井さん、西山哲夫さん、高野伸一さんです。

 

ケヤキの苗木を植えました。

わが家の北東の角地に、ケヤキの苗木を植えました。

 

直径3センチほどの幼木ですが、私が手を伸ばしたくらいまで、高さだけは一丁前です。町内の公園で、実生で育っていたものを、知人の関さんが2本、分けてくださいました。

 

1本は、「東畑」と呼んでいる栗園(約400坪)の、道路に面した角地に植えました。育てば、ランドマークになってくれることでしょう。

 

家の北東角に植えた1本も、道路に面した場所です。わが家のシンボルになることを願っています。風よけの役割もあります・・・って、今からあまりプレッシャーをかけてはいけませんね。

 

のびのび、すくすくと、育ってね!

 

特産の小布施栗の木が、芽吹きの時を迎えています(写真下)。これから、庭に畑に、野良仕事がいっぱいです。

 

 

 

2011年5月11日

大久保寛司さん、沖縄のラジオ局で『考えてみる』を朗読!

今、11日お昼前です。五月雨が、仕事場から眺める庭の若葉たちを潤してくれています。

 

そんな静かなひととき。

 

沖縄の畏友、白仁昇さんから、写メールが届きました。

 

「おはようございます。

大久保寛司師匠『FMレキオ』出演されました。

5月10日のラジオログです。

『克江の火曜日の耳薬2011年5月10日』
http://www.stickam.jp/video/180890017

(後半18分から『考えてみる』朗読されました)」

 

上は、スタジオでのお写真です。

 

今、私どもの新刊、ビジネス詩集『考えてみる』のご著者・大久保寛司さん(人と経営研究所 所長)は、沖縄にご滞在です。

 

大久保さんの朗読のお声が、電波に乗って、沖縄県のみなさまのお耳に届いたことは、版元として、無上の喜びです。

 

「これは、自戒の書です。著者が自分のために書いた本です。毎日、自分で、読んでいます。そのたびに、まだまだできていない自分が見えてきます」と大久保さん。

 

「この本は、読んでいる自分の心を映しだしてくれます。何度読んでも、読むたびに、自分の中に、新しい発見があります。バッと開いて、そのページを読む。これがきょうの大久保さんからのメッセージだと思っています」と高野登さん。

 

全国の中小企業経営者の方々から、「幹部会議で配ります」「社員の朝礼や読書会で使います」「息子にプレゼントします」というお声をいただいております。

 

「中高生にも十分に読めます。部活動やクラスの仲間との関係に悩む子たちには、この本を手渡しています」という先生もいらしゃいます。

 

ありがたいことです。

 

★沖縄の白仁さん、ありがとうございました!

2011年5月13日

13日は第1回文屋座セミナーです。

お元気におすごしでしょうか?

 信州小布施は、特産の小布施栗の木が芽吹き、リンゴの薄紅の花が五月の風とたわむれております。

 

小布施へおでかけください。


 あす13日(金)午後、文屋座セミナーを開催いたします。満員御礼、ありがとうございます。

 東京・お茶の水の明治大学のセミナールームをお借りして、開催いたします。

  大久保寛司さん(人と経営研究所所長)をファシリテーターにお迎えし、高野登さん(人とホスピタリティ研究所代表)、清水慎一さん(菓匠Shimizu専夢取締役、NPO法人 Dream Cake Project理事長)のお話を聴き、参加者同士 が語り合う、出会いと学びの場です。

  スペシャルゲストとして、ドリーム工房のはせがわファミリーをお迎えいたし ます。http://www.dream-hasegawa.com/ 長谷川祐希さんの朗読も楽しみです。

  おかげさまで、全国から70人を超すみなさまに、ご参集いただきます。

  終了後の講師を囲む交流夕食会も、大勢のご参加のもと、小布施のワインなど をいただきながら、楽しい会になりそうです。

  なお、当日の様子は、映像作家の花井裕一郎さん(小布施町在住)に収録して いただきます。映像の一部は、文屋サイトにて公開いたします。お楽しみにお 待ちください。

  http://www.e-denen.net/bunyaza_seminar.php

5月20日(金)夜、BSジャパン「 ふるさと発元気プロジェクト」に、『世界一のパン』が登場します。

文屋のルポ絵本『世界一のパン〜チェルシーバンズ物語』(絵・市居みかさん /文・中島敏子さん/英訳・ハート・ララビーさん)。


  日本人が結核に苦しんでいた80年ほど前、カナダのみなさんが、日本の患者た ちを救うために、建設運営資金の全額を献金してくださり、信州小布施の地に 結核療養所「新生療養所」(現・新生病院)が誕生しました。そのご恩を忘れ ないために、カナダの人たちへの「ありがとう」の気持ちを込めて、この本を作りました。

  チェルシーバンズは、新生療養所で看護婦長をつとめていらしたミス・パウル が、故郷のお母さんから受け継いだ、家庭の手作りパンです。その作り方をミ ス・パウルから教えられた小布施のパン職人・岩崎小弥太さんは、60年後、米寿を迎えた今も、早朝から、奥様・息子さんご夫妻と、チェルシーバンズを作 り続けています。

  この絵本の誕生物語を含む、小布施の今の様子が全国放送されます。みなさま、ぜひご覧ください。

  5月20日(金)21時54分から30分間、BSジャパン「ふるさと発元気プロジェク ト」です(私も少しだけ登場します。BSジャパンは、日経グループ・テレビ東京系 BSデジタル局です)。

  本書は、ハート・ララビーさんによる、美しい英語の対訳付きです。子供から大人まで、お楽しみいただけます。プレゼントとしても喜ばれております。
http://www.e-denen.net/syoseki/bans.html

  みなさまの地域の子供たちに末永くお楽しみいただけますように、お近くの図書館に、購入のリクエストをしていただけると、幸いです。

2011年5月15日

第1回文屋座セミナーを開催いたしました。

 

 13日午後、東京・お茶の水、明治大学校友会館「紫紺館」で、第1回文屋座セミナーを開催しました。講師、スタッフを含め80人あまりのみなさまにご参集いただき、5時間にわたり、聴き、語り合い、学び会うひとときを楽しみました。

 

特別講師に大久保寛司さん(人と経営研究所所長)をお迎えして、全体のファシリテーションをお願いしました。

 

最初に、株式会社菓匠Shimizu(長野県伊那市)の専夢取締役・シェフパティエの清水慎一さんが登壇。

 

菓子屋の三代目として生まれ育ち、大学時代に菓子職人を目指すに至った経緯から、東京・パリ・熊本における修業時代、そして奥様と帰郷してから今に至る模索の日々を、ユーモアを交えて語りました。

 

仕事とは何か。会社は何のためにあるのか。後継者の苦悩と克服のきっかけ。ご健在のおばあさんをはじめ、ご先祖の積み重ねたお徳を感じる日々など。業種を超えて通じた普遍の「幸福になるための考え方」を学べるお話でした。

 

も うお一人の講師・高野登さん(人とホスピタリティ研究所代表)は、米国の名だたるホテルでの経験を経て帰国し、大阪と東京のリッツカールトンホテルの創業 と運営に携わった経験を踏まえて、おもてなし、サービス、従業員満足と顧客満足などの視点から、お話を展開なさいました。

 

「おもてなし」とは?のご自身の問いかけに、「以て成す」という語源をホワートボードに板書されました。

 

それぞれのプロフェッショナルとして、持てる技量や経験、おもいやりの気持ち。それらのすべてを「以て」「成す」こと、それがもてなし。

 

では「成す」とは何か? お客様の需要、要求に答えること。生き甲斐、働きがいを感じあうこと。広くいえば、幸福を叶えること。

 

これを聞いた会場からは、「なーるほど」と静かながら、目から鱗が落ちるような、感動の輪が、広がりました。

 

「おもて(表?)なし」とは?の質問に「裏はある」なんて答えていた自分が、恥ずかしくなりました。

 

聴いている参加者や、グループディスカッションで語り合う参加者に向けて大久保さんは、講師の話の聴き方や、仲間の話の聴き方・聴く姿勢や表情など、そして簡明に自身の思いを語り伝える方法など、聴き方と話し方の極意を伝授してくださいました。

 

「ファシリテーション」とは「場づくり」ですと説明する大久保さん。5時間に及ぶ、和やかな活気に満ちた大久保ワールドの終幕に登場した、ドリーム工房の長谷川祐希さんは、お父さんのいさおさんが描いた絵をプロジェクターで映写しながら、お母さんの芳見さんの文章を朗読しました。

 

http://www.dream-hasegawa.com/starryman/index.html

 

夢を叶えるスターリーマンの光が会場を包み込み、参加者お一人お一人の中に、夢を叶えるスターリーマンの力がみなぎっているようでした。

 

最後の60分間に行われた、ティーパーティーでは、菓匠Shimizuさんの焼き菓子や和菓子をいただきながら、感想を語り合い、名刺交換、自己紹介や、さっそく新しい仕事の打合せに入る人の姿も見えました。

 

5時間の様子は、ダイジェスト版の映像を後日、文屋サイトで公開します。また、講演の記録は、ご要望の声を参考にしながら、DVDの制作と配布も検討したいと思います。

 

終了後、歩いて5分の丘の上にある「山の上ホテル」へ。交流夕食会を本館2階の「つばき」で開き、50人ほどがご参加くださいまして。


秋には、2回目の文屋座を予定しております。開催は、小布施産の栗の収穫と仕込みが終わって一息つける11月初旬から中旬、あるいは収穫時期よりも前になる見込みです。

 

会場は小布施町が有力ですが、伊那市、軽井沢町という案も出ております。どこも私は好きな土地ですが、土地によって、講師の人選やテーマも変わってきますね。

 

みなさんのご希望やご意見をいただけると、うれしいです。よろしくお願い申し上げます。

 

この夜は15人での2次会、3人での3次会のあと、山の上ホテルに宿りました。

 

今回の収益の一部を、小布施町社会福祉協議会を通じて、震災復興のために寄付させていただきました。ありがとうございます。

 

【写真上】右に、椅子の上立っている黒いシャツの背中の方は、映像作家の花井裕一郎さん(小布施町立図書館長)です。花井さん撮影・編集の文屋座記録DVDの制作を検討しております。

 

【写真下】熱く語る清水慎一さん。参加者は、20代から80代まで、お仕事も多様でした。

【写真上】急きょ、大久保さん(右)に呼ばれて会場から登場した春日千佳子さん。春日さんは、菓匠Shimizuでお菓子を作る日々について質問に答えながら、「お菓子づくりは夢創り」という清水さんのもとで働く喜びを語りました。

 

【写真下】シナリオ無き大胆な場面展開をする大久保さんのファシリテーションの中、テーブルごとに語り合う参加者。人の話をさえぎらない、相手の目を見て、うなずきながら聴く。首は縦にだけ振る、横には振らない。いつも笑顔で、ほほえみながら、聴く・・・。そうしていると、何かが変わってきます。

【写真下】「以て成す」を語る高野さん。秋の文屋座の主題は、これに決まりです!高野さん、ありがとうございます&よろしくお願いいたします。

【写真上】翌14日朝、山の上ホテルロビーの喫茶室にて、木下朝子さん・・・この写真の主役は、じつは右のお花です。昨日、編集者の中島敏子さん・奥田扇久さんご夫妻が、お祝いにプレゼントしてくださいました。とても大きくて、小布施まで持って帰れないので、ホテルのフロントの方に差し上げたところ、朝、「ありがとうございました。飾らせていただきました」と、この花飾りのとことまでご案内してくださいました。

 

こうしたお心遣いに、「日本人のための本物のホテルを創り、営みたい」という創業者から伝わる社風を感じます。

 

翌14日は、鎌倉へ。新刊の編集・広報会議。ご著者の井内由佳先生の写真撮影が行われる上海へ、私も5月末に参ることが決まりました。おくればせながら、私にとっては初中国であり、いきなり、魔都・上海の、しかも夕刻に降り立ちます。

 

そのあと、人として幸福になるものの考え方についての勉強会に参加しました。

 

それから東京駅に移動。

 

株式会社わもんの藪原秀樹さん、編集者の中島敏子さん、デザイナーの奥田扇久さん、文屋読者様係の木下朝子さんと、新刊『わもん』の編集会議を2時間。

 

深夜に帰宅いたしました。

 

【写真下】わもんのやぶちゃんと、東京駅・大丸三階のカフェにて。秋、この国に、根源的&革命的な書物が、誕生します。お楽しみに。

2011年5月18日

『幸福への扉』のご著者・井内由佳先生のご来訪。

16日(月)・17日(火)の二日間、福岡市から井内由佳先生が小布施町をご来訪くださいました。

 

井内先生(以下、由佳=ゆか=先生)はただいま、初めてのご著書『幸福への扉 〜あなたの夢は必ず叶います』(仮題)を執筆中です。夏のうちに、文屋から発刊していただきます。

 

文屋サイトにて、ご予約を受付中です。

http://www.e-denen.net/

 

由佳先生は、神様とお話のできる方です。

 

神様が教える、人間が幸福に生きるための心がけを、本書で広く伝えるのが、目的です。

 

この二日間、初めて小布施へお見えの由佳先生を、お蕎麦の手打ち百藝おぶせ、おぶせミュージアム・中島千波館、まちとしょテラソ、小布施鈴花、北斎館、桝一蔵部、傘風楼、町並みの散策とお買い物(小布施ワイナリーも)などをご案内させていただきました。お宿は,桝一客殿でした。

 

拙宅と仕事場にもお越しくださいました。樹齢300年の和つつじが、満開になって迎えてくれました。

 

16日、装丁家として第一人者と評価される鈴木成一さんが、由佳先生のご著書の装丁をお引き受けくださいました。これはBIG NEWSです。

 

制作はこれから佳境へ。お楽しみに。

【写真上】左から妻、由佳先生、母。拙宅のお庭にて。

 

【写真下】私もごいっしょに。

【写真上】日本料理の小布施鈴花さんにて。中央の白衣は、ご主人の鈴木徳一さん。右端の野村幸代さんは、車を運転して、ご自宅の群馬県太田市から小布施へ、翌日は小布施から羽田空港まで、由佳先生を送迎してくださいました。お疲れ様でした。ありがとうございます。

 

【写真下】お庭の入り口に咲く樹齢300年の和つつじです。

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