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2011年5月15日

第1回文屋座セミナーを開催いたしました。

 

 13日午後、東京・お茶の水、明治大学校友会館「紫紺館」で、第1回文屋座セミナーを開催しました。講師、スタッフを含め80人あまりのみなさまにご参集いただき、5時間にわたり、聴き、語り合い、学び会うひとときを楽しみました。

 

特別講師に大久保寛司さん(人と経営研究所所長)をお迎えして、全体のファシリテーションをお願いしました。

 

最初に、株式会社菓匠Shimizu(長野県伊那市)の専夢取締役・シェフパティエの清水慎一さんが登壇。

 

菓子屋の三代目として生まれ育ち、大学時代に菓子職人を目指すに至った経緯から、東京・パリ・熊本における修業時代、そして奥様と帰郷してから今に至る模索の日々を、ユーモアを交えて語りました。

 

仕事とは何か。会社は何のためにあるのか。後継者の苦悩と克服のきっかけ。ご健在のおばあさんをはじめ、ご先祖の積み重ねたお徳を感じる日々など。業種を超えて通じた普遍の「幸福になるための考え方」を学べるお話でした。

 

も うお一人の講師・高野登さん(人とホスピタリティ研究所代表)は、米国の名だたるホテルでの経験を経て帰国し、大阪と東京のリッツカールトンホテルの創業 と運営に携わった経験を踏まえて、おもてなし、サービス、従業員満足と顧客満足などの視点から、お話を展開なさいました。

 

「おもてなし」とは?のご自身の問いかけに、「以て成す」という語源をホワートボードに板書されました。

 

それぞれのプロフェッショナルとして、持てる技量や経験、おもいやりの気持ち。それらのすべてを「以て」「成す」こと、それがもてなし。

 

では「成す」とは何か? お客様の需要、要求に答えること。生き甲斐、働きがいを感じあうこと。広くいえば、幸福を叶えること。

 

これを聞いた会場からは、「なーるほど」と静かながら、目から鱗が落ちるような、感動の輪が、広がりました。

 

「おもて(表?)なし」とは?の質問に「裏はある」なんて答えていた自分が、恥ずかしくなりました。

 

聴いている参加者や、グループディスカッションで語り合う参加者に向けて大久保さんは、講師の話の聴き方や、仲間の話の聴き方・聴く姿勢や表情など、そして簡明に自身の思いを語り伝える方法など、聴き方と話し方の極意を伝授してくださいました。

 

「ファシリテーション」とは「場づくり」ですと説明する大久保さん。5時間に及ぶ、和やかな活気に満ちた大久保ワールドの終幕に登場した、ドリーム工房の長谷川祐希さんは、お父さんのいさおさんが描いた絵をプロジェクターで映写しながら、お母さんの芳見さんの文章を朗読しました。

 

http://www.dream-hasegawa.com/starryman/index.html

 

夢を叶えるスターリーマンの光が会場を包み込み、参加者お一人お一人の中に、夢を叶えるスターリーマンの力がみなぎっているようでした。

 

最後の60分間に行われた、ティーパーティーでは、菓匠Shimizuさんの焼き菓子や和菓子をいただきながら、感想を語り合い、名刺交換、自己紹介や、さっそく新しい仕事の打合せに入る人の姿も見えました。

 

5時間の様子は、ダイジェスト版の映像を後日、文屋サイトで公開します。また、講演の記録は、ご要望の声を参考にしながら、DVDの制作と配布も検討したいと思います。

 

終了後、歩いて5分の丘の上にある「山の上ホテル」へ。交流夕食会を本館2階の「つばき」で開き、50人ほどがご参加くださいまして。


秋には、2回目の文屋座を予定しております。開催は、小布施産の栗の収穫と仕込みが終わって一息つける11月初旬から中旬、あるいは収穫時期よりも前になる見込みです。

 

会場は小布施町が有力ですが、伊那市、軽井沢町という案も出ております。どこも私は好きな土地ですが、土地によって、講師の人選やテーマも変わってきますね。

 

みなさんのご希望やご意見をいただけると、うれしいです。よろしくお願い申し上げます。

 

この夜は15人での2次会、3人での3次会のあと、山の上ホテルに宿りました。

 

今回の収益の一部を、小布施町社会福祉協議会を通じて、震災復興のために寄付させていただきました。ありがとうございます。

 

【写真上】右に、椅子の上立っている黒いシャツの背中の方は、映像作家の花井裕一郎さん(小布施町立図書館長)です。花井さん撮影・編集の文屋座記録DVDの制作を検討しております。

 

【写真下】熱く語る清水慎一さん。参加者は、20代から80代まで、お仕事も多様でした。

【写真上】急きょ、大久保さん(右)に呼ばれて会場から登場した春日千佳子さん。春日さんは、菓匠Shimizuでお菓子を作る日々について質問に答えながら、「お菓子づくりは夢創り」という清水さんのもとで働く喜びを語りました。

 

【写真下】シナリオ無き大胆な場面展開をする大久保さんのファシリテーションの中、テーブルごとに語り合う参加者。人の話をさえぎらない、相手の目を見て、うなずきながら聴く。首は縦にだけ振る、横には振らない。いつも笑顔で、ほほえみながら、聴く・・・。そうしていると、何かが変わってきます。

【写真下】「以て成す」を語る高野さん。秋の文屋座の主題は、これに決まりです!高野さん、ありがとうございます&よろしくお願いいたします。

【写真上】翌14日朝、山の上ホテルロビーの喫茶室にて、木下朝子さん・・・この写真の主役は、じつは右のお花です。昨日、編集者の中島敏子さん・奥田扇久さんご夫妻が、お祝いにプレゼントしてくださいました。とても大きくて、小布施まで持って帰れないので、ホテルのフロントの方に差し上げたところ、朝、「ありがとうございました。飾らせていただきました」と、この花飾りのとことまでご案内してくださいました。

 

こうしたお心遣いに、「日本人のための本物のホテルを創り、営みたい」という創業者から伝わる社風を感じます。

 

翌14日は、鎌倉へ。新刊の編集・広報会議。ご著者の井内由佳先生の写真撮影が行われる上海へ、私も5月末に参ることが決まりました。おくればせながら、私にとっては初中国であり、いきなり、魔都・上海の、しかも夕刻に降り立ちます。

 

そのあと、人として幸福になるものの考え方についての勉強会に参加しました。

 

それから東京駅に移動。

 

株式会社わもんの藪原秀樹さん、編集者の中島敏子さん、デザイナーの奥田扇久さん、文屋読者様係の木下朝子さんと、新刊『わもん』の編集会議を2時間。

 

深夜に帰宅いたしました。

 

【写真下】わもんのやぶちゃんと、東京駅・大丸三階のカフェにて。秋、この国に、根源的&革命的な書物が、誕生します。お楽しみに。

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昨年の今日のブログ(2010年05月15日 の記事)

わたしはしあわせ。ああいあいああえ。

公私共にいろいろある毎日ですが、近ごろ習慣にしていることがあります。   「わたしはしあわせ」と言って、ほほえむことです。   この言葉は魔法のような力があります。   朝起きたとき、.... 続きを読む

わたしはしあわせ。ああいあいああえ。
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