2025年1月6日

文屋座 絵本『6さいのおよめさん』出版10周年記念会

~児童養護施設で暮らす子どもたちにも「いのちの絵本」を~

鈴木中人さんが2014年に、絵本『6さいのおよめさん』を出版してから10年が過ぎました。
6歳までの「いのち」を精いっぱい輝かせた小児がんの長女・景子ちゃんと家族の姿を、ありのままに描いたお話です。小学校の「道徳」の教科書にも採用されています。
鈴木さんの「いのちの授業」は、心を揺さぶる感動の講演・セミナーとして、すでに30万人を超える方々が参加しています。
文屋は、「いのちの絵本」と「いのちの授業」がさらに普及して、「いのちの輪」が広がっていくことを願って、出版10周年記念会を開催いたします。そして心からの願いを込めて、『6さいのおよめさん』を全国の児童養護施設などに寄付するプロジェクトにも取り組んでいます。
オンライン視聴も可能です。お誘い合わせてご参加ください。

【日時】
3月22日(土)
13時15分開会(12時45分開場)~17時30分閉会
講演・対談 13時15分~15時45分
茶話会(さわかい) 16時~17時30分

【会場】

御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター1階RoomB・RoomC
https://solacity.jp/access/

【内容】
 講演 「絵本『6さいのおよめさん』出版・増刷の思い
  鈴木 中人さん(著者・NPO法人いのちをバトンタッチする会 代表)
 対談 「いのちの授業」に思いをはせて
  高橋 美佐子さん(朝日新聞 記者)
  上野 創さん(朝日新聞 記者)
  鈴木 中人さん
 茶話会
  お茶を片手に講師を囲んでご歓談ください。新たな出会いと語らいもお楽しみください。

鈴木 中人(すずき・なかと)さん
1957年、愛知県生まれ。NPO法人いのちをバトンタッチする会代表。1981年、デンソー入社。92年、長女の小児がん発病を機に、小児がんの支援活動や「いのちの授業」に取り組む。2005年、会社を早期退職して、いのちをバトンタッチする会を設立。「いのちのバトンタッチ」をテーマに、いのちの輝き、家族の絆、生きる幸せ・働く喜び、良き医療などを全国に発信する。千校を超える学校を訪問、講演やセミナーを30万人以上が受講。絵本『6さいのおよめさん』は小学校の「道徳」の教科書にもなる。NHKラジオ深夜便、いのち寺子屋などに出演。著書も多数。
NPO法人いのちをバトンタッチする会:https://inochi-baton.com/

上野 創(うえの・はじめ)さん
1971年、愛知県生まれ、東京育ち。早稲田大卒業後、朝日新聞入社。横浜支局員だった26歳の時、肺に転移した精巣腫瘍(睾丸がん)の診断を受ける。2回の再発を含めて約3年間、入退院を繰り返す。手記「がんと向き合って」を朝日新聞神奈川版に連載し、同じタイトルで書籍化。日本エッセイストクラブ賞を受賞。その後、東京本社社会部で、教育分野の大学関連などの記事を担当するとともに、がん罹患後の生き方や社会的支援に関する記事を執筆。小児がん患者の教育保障や「がん教育」「いのちの教育」についても記事を書いている。

高橋 美佐子さん
1968年、東京都生まれ。92年、慶応大学法学部政治学科卒業後、朝日新聞社入社。主に全国版「生活面」「くらし面」で女性、若者カルチャー、医療、介護などをテーマに記事を執筆。2007年5月~09年3月、名古屋本社報道センター。その後、東京本社の文化くらし報道部記者、週刊朝日副編集長などを経験。現在は文化部記者として、毎週土曜日発行の別刷り「be」編集部に所属し、大型人物インタビューや有名無名の終末期に光を当てるコラム「それぞれの最終楽章」などを担当。休日は、1997年に結婚した夫(上野創さん)とともにウインドサーフィンやスキーに親しむ。

【主催】
 文屋
 共催 NPO法人いのちをバトンタッチする会
    一般社団法人VIVA小布施

【参加費(税込)】
《リアル会場受講》
A券 寄付券付き 8,800円(参加費6,600円+寄付金2,200円)
   NPO法人いのちをバトンタッチする会に、会場で寄付いたします。
 →ご購入はこちらからお願いいたします。

B券 一般券 6,600円
 →ご購入はこちらからお願いいたします。

《ライブ配信オンライン受講》
C券 寄付券付き 6,600円(参加費4,400円+寄付金2,200円)
   NPO法人いのちをバトンタッチする会に、会場で寄付いたします。
 →ご購入はこちらからお願いいたします。

D券 一般券 4,400円
 →ご購入はこちらからお願いいたします。

◎参加されるみなさまには後日、メールアドレスにアーカイブ映像のURLをお送りいたします。
◎お支払い方法 文屋指定口座への銀行振込またはクレジットカード決済
◎受付にて、著者のサイン入り絵本を販売いたします。
寄付本プロジェクトへのご寄付も承ります(現金・クレジットカード決済)。
【鈴木中人さんからあなたへのお便り】

あなたの人生にとって、何が一番大切ですか?
その答えに、正解も間違いもありません。ただ、一つ確かなことがあります。何を大切に思うかによって生き方が決まるということです。
今、社会が揺れていると言われます。揺れているのは社会ではなく、わたしたちの心ではないでしょうか? だからこそ、いのちに向き合い、あなたにとって「何が大切か」を問いかけて、幸せになってほしい。切にそう願いながら私は、この絵本をつくり、「いのちの授業」で語りかけています。
高橋美佐子さんと上野創さんは、長年、当事者・ジャーナリストとして「いのち」に向き合い続けています。ときに涙を流し、優しく微笑みながら……。お二人との対談は、「いのちのメッセージ」としてあなたの心をドスンと響かせてくれることでしょう。
「生きよう! きっと幸せになれるから―」。
3月22日の文屋座で、そう感じてもらえればと願います。

◎講演会で鈴木中人さんが絵本『6さいのおよめさん』を朗読した時の映像です。
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