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2021年12月21日

Vol.911 昭和天皇の座右の銘「日月無私照(にちげつに しょうなし)」を知りました。

みなさん、こんにちは。お元気ですか? きょうの信州小布施の里は快晴です。 2日前に屋根に積もった雪は、 お日さまのぬくみにとけて、 雫(しずく)が音を立てて地面に落ちています。 スキー場や近くのホテルを営む友人たちは、 こころ躍らせていることでしょう。 きょうは、 神奈川県小田原市に暮らす畏友 溝口久さんが、 参与をされている茨城県境町のお三方と ご一緒に来訪され、語り合いました。 さっそく本日のテーマをお伝えいたします。 【本日のテーマ】 昭和天皇の座右の銘 「日月無私照(にちげつに しょうなし)」 を知りました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ******************** 太陽と月は 私心にかたよることなく 地上のすべてに光を降り注ぐ ******************** 前号では、 「公心如日月」という禅語(禅宗の教え)について 書きました。 公心は日月の如し 「こうしんは にちげつの ごとし」と読みます。 意味は、 「本来の清浄な心は日や月のように丸く平等に 周りを照らすものである。 煩悩に覆われてはならない。」 「公の心はまさに日月のように陰日向無く 万民を照らす心でなければならないという意味です。 これは特に公務員の方や上に立つ方は 肝に銘じてもらいたいことばです。」 「太陽や月の光のように誰人にも平等に、 心を公に尽くす心を大切に」 と紹介されています。 公心は日月の如し この言葉に関心をもって調べていると、 またひとつ、 すてきな言葉に出会いましたので、ご紹介いたします。 「日月無私照」です。 日月に私照無し 「にちげつに しょうなし」と読みます。 「天は選り好みせずに 地上のすべてを覆(おお)い、 大地は選り好みせずに 地上のすべてを載(の)せ、 太陽と月は 私心にかたよることなく 地上のすべてに光を降り注ぐ。」 この三つを大切にし、 宇宙に存在するすべてのものを労(いた)わり、 すべてを大切に思う。 これを『三つの無私』というそうです。 わたしたち日本の先人たちは古来、 万物に神さまが宿ると信じ、 自然のものごとの姿や、 生々流転(せいせいるてん)する 大自然の摂理(せつり)を見つめ、 生きること、働くこと、営むことについての 考え方、あり方を学び、実践してきました。 大自然の摂理こそ、 目に見えぬ神さまの真理であると、 直観していたのだと思います。 前号の禅語「公心は日月の如し」も、 今号の「日月に私照無し」も、 太陽と月という自然の姿から、 公に尽くす心のありようを学んで、 表現しています。 「公(おおやけ)」を口にしながら、 私利私欲から離れることができず、 日々、もがいているわたしの目に、 この書とその意味は、 とても強い戒めになりました。 戒めであると共に、 「日月の如」くに考え、生きていけば、 より豊かでしあわせで平和な日々を 送ることができるという 導きのメッセージとしても、 受け止めることができました。 「公心は日月の如し」の対の句があるとすれば、 「私心は日月を隠す」でしょうか? 「公心(こうしん)」といえば、 愛のうた「君が代」で詠み込まれている愛は、 ひたすら「君」の長寿としあわせを祈る 利他の愛です。 この和歌も、下の句で、 「小さな石」「苔」という、 身近で足元にある自然の姿を、 「千代に八千代に」の具体例として あげていますね。 太陽や月のように、 丸く、すべてのあまねくあたたかく包む存在として、 世界平和の導き手になっていくこと。 そんな日本と日本人の天命を、 「君が代」も「公心は日月の如し」も 「日月に私照無し」も表し、 伝えているのではないでしょうか。 ******************** 「日月無私照」は 昭和天皇の座右の銘 ******************** 東宮御学問所で学ばれていた、 後の昭和天皇となる裕仁皇太子殿下に、 「倫理学」いわゆる帝王学の礎を指導したのは、 日本中学校(現在の日本学園)の創立者 杉浦重剛(すぎうら じゅうごう)氏でした。 あるとき杉浦氏が、裕仁皇太子親王殿下に 「君徳とは?」と問うたところ、 裕仁皇太子親王殿下はすぐさま、 「日月私照なし」とお答えになったそうです。 「三つの無私」は、 天皇陛下の大御宝(おおみたから=国民)に対する お気持ちそのものといえるのでしょう。 『ちよにやちよに』は、 千年つづく愛のうたとしての和歌「君が代」の 本来の意味と魅力と可能性を、 美しい日本画と日本語と英訳でお伝えする作品です。 本書の内容をそのままに、 手軽な小冊子をつくってほしい! とのご要望が高まり、 このたび『ちよにやちよに【普及版】』を 新発売いたしました。 先日、できたてほやほやの【普及版】が、 文屋に届けられました。 仕上がりは、 学校の白地図やドリル、副読本のような、 柔らな表紙の小冊子です。 とはいえ・・・ 「廉価版(れんかばん)」と呼ぶには本に失礼なほど、 清楚で上品な仕上がりです。 【普及版】のご活用のシーンとしては、 間もなく卒業式を迎える 母校の子どもたち全員にプレゼントしたり、 会社の部下たちへのボーナスに添える贈り物にしたり、 年末年始やクリスマスで集まるお子さんやお孫さんに 手渡していただくことを想定しております。 1冊550円。 厚い表紙の既刊本『ちよにやちよに』(定価1,650円)の 1/3のお値段です。 すべての本に、 オリジナル絵はがきのメッセージカードを 添えてあります。 仮に、 あなたが、母校の小学6年生、3つのクラスの100人全員に プレゼントしてくださると、 代金の合計は、55,000円(税込)です。 手軽に読める小冊子として、 1冊からのご購入も、もちろん歓迎いたします! (送料は、何冊でも無料です) 過去23年間の文屋の歩みの中で、 こうした【普及版】を出すのは、 本書が初めてのことです。 【普及版】は税込550円です。 その理由はただ一つ、 「ちよにやちよに」に込められた内容を、 お一人でも多くの人たち、とくに子どもたちに お伝えしていきたいから!です。 日本と日本人の天命は、 「丸くあまねくあたたかく地球を包みこむ 「世界の母 世界の太陽」になることです。 本書を読んでこのことを知った子どもたちは、 どれほど心豊かに、おおらかに、 丸くあたたかい気持ちで、 長い人生を歩いていけることでしょう。 こんな思いからの新発売です。 みなさん、どうか、ご理解をいただき、 広報とご購入について、 お力をお貸しください。 よろしくお願いいたします。 【普及版】のお申込サイトを公開いたします! https://www.e-denen.net/cms_chiyoni.php 特典を、ご用意いたしました。 10冊以上をお求めの方に、 ご購入数の10%を上乗せしてお届けいたします。 10冊なら1冊、100冊なら10冊を大盛りにいたします。 この大盛りは、ずっとつづけます! ふるさとの母校への感謝を込めた寄贈に、 愛する社員やお孫さんへの贈り物に・・・ 『ちよにやちよに【普及版】』をご活用ください。 なお、Amazonでの発売は、 当初より早めて、すでにご購入が可能です! https://amzn.to/3Eqfs0j ただし、大盛り特典は文屋サイトのみで、 Amazonでは行いません(^0^)。 【普及版】のお申込サイト: https://www.e-denen.net/cms_chiyoni.php 既刊『ちよにやちよに』の公式サイトページと、 寄付本プロジェクトはこちらです。 https://www.e-denen.net/cms_kifubon.php ******************** わたしたち、 ちよにやちよにチームは、 絵本『ちよにやちよに』を世に問うて、 ほんとうによかったと思います。 あらためて、 「ちよにやちよに」のプロジェクトが、 この国の子どもたちの未来のために必要であると 確信しております。 日本と日本人の天命は、 「丸くあまねくあたたかく地球を包みこむ 「世界の母 世界の太陽」になることです。 深く共感していただける方々のご理解とご支援、 そして、 さらなる普及に向かたアイデアとご助言を、 待ち望んでおります。 みなさまのご理解とご参画をお待ちしております。 https://www.e-denen.net/cms_kifubon.php **************** ではみなさん、お健やかに、 師走の佳き日々を楽しみましょう。 どうぞよろしくお願いいたします。 文屋 木下 豊より 【写真説明】https://www.e-denen.net/cms_mailmag.php?_id=898 「日月に私照なし」の書 (こちらより転載: https://ameblo.jp/gallerykasen/entry-11362646158.html) 『ちよにやちよに【普及版】』の表紙 白駒さんがこの絵本に込めた想いを、 わかりやすく語る映像が出来上がりました。 どうぞご覧ください。↓ 以下の「寄付本プロジェクト」のページ中ほどの 「ご挨拶動画」です。 文屋へのご注文もこちらからどうぞ! https://www.e-denen.net/cms_kifubon.php Amazonでもお求めいただくことができます。 https://amzn.to/2UYJJBs 推薦者の中西進先生は、この御方です: https://www.youtube.com/watch?v=D4h2vaLcCEU ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 文屋 代表 木下豊が オンラインサロンで学んでいる 井内由佳先生のご著書 『不思議なくらい運がよくなる  神さまの処方箋(しょほうせん)』 (三笠書房 王様文庫)3章 「人間関係には、自分の映し出されます ~楽しく穏やかな人づきあいのための処方箋」より 16 「人生のステージが変わる」とつき合う人も変化します   ・「いやなことを言ってくる人」がいるのはなぜ? amazon:https://amzn.to/3BiZ3Ju ★井内由佳 オフィシャルサイト http://yuka-i.com/ ★井内由佳のオンラインサロン https://yuka-i.com/kamisalo.html ★井内由佳のしあわせスパイラル【メルマガ版】 登録先はこちら→  https://www.mag2.com/m/0001679362.html ★井内由佳のYoutubeチャンネル配信中! **************** ★文屋・木下豊について https://www.e-denen.net/cms_about.php

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