━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (きょうのテーマ) 「豚ももおだてりゃ木に登」った ままのわたしです。その1 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ********************** ★和合のコツは、 人の気持ちをわかってあげること★ ********************** 15年前の42歳の時から、わたしが、 「幸せに生きるための心がけ」を ご指導をいただいている 鎌倉の先生(メンター)は、 つねづね、 「和合」することの大切さを、 お教えくださいます。 「和合のコツは、 人の気持ちをわかってあげること。 いつも人を立てることを考えていなさい」 「相手の良いところを見つければ、 好意がもてます。 この習慣をつければ、 人の気持ちがわかるようになります。 人を立てることもできるようになります」 長年、こうして教えられてきたので、 15年前の自分と比べれば、 ずいぶんと「和合」を心がけるように、 なってきたと思います。 ですが、「心がける」ことと、 自然に「できる」こととは、 大きな開きがありますね。 気をゆるめるとすぐに 元の木阿弥(もとのもくあみ)。 まだまだです。 15年も学んできても、 まだまだなのですから、 42歳までのわたしは、 「和合」の正反対の性分でした。 大きいこと、小さいこと、 様々な喧嘩やいがみ合い、 争いごとを繰り返していました。 悪口陰口言いつけ口も、 しょっちゅうでした。 心穏やかな日々 ではありませんでした。 ********************** ★親の小言は、何の役にも立たない★ ********************** そんな性分のために、 40代前半までのわたしのまわりからは、 人がどんどん離れていきました。 しまいには、仕事がなくなり、 収入がなくなり、困り果てたのを、 きのうのことのように思い出します。 当然のごとく、 家庭の雰囲気も、 良くありませんでした。 三人の子どもにも、 小言ばかりで、 「暴言」も「暴力」も 日常茶飯事でした。 そんなわたしを見かねて、 鎌倉の先生は、 こうご指導くださいました。 「親の小言は、 何の役にも立ちません」 「子どもを叱ってばかりではダメです。 小言を言うよりも、 ほめてあげなさい」 「子どもが素直で穏やかな 良い子に成長するかどうかは、 両親の心がけ次第です」 42歳の時、 長男は15歳、次男は12歳、長女は8歳。 思春期の直前に、 メンターの先生とのご縁をいただき、 「子どもの教育」についても、 お教えいただくことができました。 先生に教えていただけなかったなら、 わが家は間違いなく、 「奈落の底」に落っこちていたと、 確信を持っております。 先生をご紹介くださった、 今は北海道にお住まいの 白井隆さん・ 温紀(はるき)さんご夫妻にも、 心より感謝を申し上げます。 自分の子どもには、 つらい思いをさせてしまったわたしですが、 ずるいことに! わたしの親からは、 小言はほとんど言われずに、 「ほめられること」を基本に、 育てられたのだと思います。 いま、こうして、 「書くこと」「出版すること」を 人生の軸に据えて暮らしていられるのも、 両親や周囲の教育のおかげさまです。 メンターの先生からも、 背中を押していただきました。 次号では、 「豚もおだてりゃ木に登る」について、 体験的なお話を書かせていただきます。 参考までに、 このことわざの意味は、 「能力の低い者でも、 おだてられて気をよくすると、 能力以上のことをやり遂げてしまう ことがあるというたとえ」(goo国語辞書) です。 3月19日(土)午後、東京・御茶ノ水で開く 文屋座のスペシャルゲスト、 井内由佳さんは、 わたしの「鎌倉の先生」の一番弟子 でいらっしゃいます。 *************************** ★きょうの気づき★ ◆「和合のコツは、 人の気持ちをわかってあげること。 いつも人を立てることを考えていなさい」 「相手の良いところを見つければ、 好意がもてます。 この習慣をつければ、 人の気持ちがわかるようになります。 人を立てることもできるようになります」 このお教えに出会えたからこそ、 いまのわたしがあります。まだまだですが(汗)。 ◆「親の小言は、 何の役にも立ちません」 「子どもを叱ってばかりではダメです。 小言を言うよりも、 ほめてあげなさい」 「子どもが素直で穏やかな 良い子に成長するかどうかは、 両親の心がけ次第です」 高校でも大学でも、 誰も教えてくれなかったことを、 日々、学べることの幸せ。 ◆8歳の時から人前で語り始めたラワットさんは、 今年、「講演活動50周年記念の世界ツアー」を 始められます。 幸せは穏やかな心に宿る。 このメッセージが、 世界の未来=みんなのあしたの お役に立ち続けますように。 **********************