みなさん、こんにちは。お元気ですか? 信州小布施は、 おだやかに三が日を終えようとしています。 お正月はいかがおすごしでしょうか? みなさん、毎日、文屋だよりを、 お受け取りくださいまして、 ありがとうございます。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 信州小布施 美日常の文屋だより vol.565 和合と感謝 百年本を世界へ未来へ。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ このメールマガジン(文屋だより)は、 百年本の文屋代表、小布施人、農士、 「美日常」提唱者として、 ものごとの原点(本来あるべき姿)を 考えつづける筆者が、 日々、交流の場を綾なしながら、 みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと を目的に、お届けしております。 ★文屋・木下豊について http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen ダ・ヴィンチニュース【超本人】 http://ddnavi.com/news/268966/a/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (きょうのテーマ) 投獄か戦争か大病を経験しないと大成できないのですか? ◎わたしの大師匠の一番弟子 井内由佳さんの最新刊 『わたしが神さまから教わった 「お金の流れ」が変わる話』(大和書房)より 【第5章 流れが悪いときに気をつけたいこと】 2.不満顔は、いい流れを遮(さえぎ)ってしまいます。 ◎斉藤一人さんの「幸せ言葉」 愛してます、ついてる、うれしい、楽しい 感謝してます、幸せ、ありがとう、許します 絶好調! → goo.gl/P2xMYU わたしのイチオシ → 覚悟の話:goo.gl/LvPjEx ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ******************* ★投獄か戦争か大病を経験しないと 大成できないのですか?★ ******************* Vol.562にて、 わたしがプレム・ラワットさんとの初対面に至る ご縁の不思議さと大切さのことを、 「系統樹(けいとうじゅ)」という わたしの好きな言葉を使って、 ご紹介しました。 ラワットさんとの出会いの系統樹は、 1.鎌倉・富士和教会の師匠との出会いと導き → 2.かんてんぱぱ伊那食品工業 塚越寛会長との再会と 『新訂 いい会社をつくりましょう』の出版 → 3.渡辺経営コンサルタント事務所代表の渡辺雅文さん との出会いと、 ご著書『根っこづくりの経営』の出版 → 4.渡辺さんの「京都ショック・クリニック・セミナー」 への参加と、 関佳彦さん、マックス・ウィトルさんとの出会い。 → 5.プレゼントされたラワットさんの講演DVDの視聴と、 ラワットさんとの初対面。 という系統樹になります。 ご縁の土地を並べると、 1.神奈川県 → 2.長野県 → 3.福島県 → 4.京都市 → 5.大阪市 を経て、 6.インド生まれ → 7.ロサンゼルス在住のラワットさんと 巡り会ったことになります。 これを読んだ文屋の超・伝道師(エヴァンジェリスト) 横浜市在住の望月さんから、きのう、 お便りをいただきました。 ご用件は、 この系統樹の根っこである かんてんぱぱ伊那食品工業 塚越寛会長のご著書 『新訂 いい会社をつくりましょう』の中に、 ラワットさんの生まれて初めてのご著書 『Pot with the Hole 穴のあいた桶』の記述と 共通する部分を見つけました。 というものです。 望月さんのご指摘に、 正直、「えっ?」と驚きました。 ご縁は感じながらも、 この二つの書物に、共通することなんてあっただろうか? 望月さんは、 「いのちの大切さ、生きていること、 生かされていることへの感謝の念」という共通項を ご指摘くださいました。 ************ 【1.『新訂 いい会社をつくりましょう』より】 プロローグ「働ける、それだけでありがたい」 私の父はプロの洋画家でしたが、四十歳でこの世を去りました。 終戦の年、一九四五(昭和二十)年のことです。 残された五人の子育てを、 母は女手一つで始めることになりました。 戦争で国力を使いはたした日本の戦後は、 大変なモノ不足の時代で、 生きるために食べ、食べるものを得るために働くという状態で、 いまの若い人にはとうてい想像できないような時代でした。 生活に疲れた母は、私たち兄弟に、 「芸術家にならないでほしい。大きくなったらお金を稼いで、 一人前の生活ができるような職業についてくれ」と よく言ったものでした。 私は中学生になった時、 担任の先生から将来の夢を聞かれたことがありました。 私は母の期待に応えようと、迷うことなく、 「中小企業の社長になります」と答えました。 父は経済にまったく関心のない人で、わが家は貧乏でしたから、 幼いころから人の情にずいぶんと助けられ、 そのありがたみを実感してきました。 ですから、 情の通う経営をしたいという希望を抱いていました。 その後、 アルバイトをしながら長野県伊那北高等学校へ進みましたが、 栄養不足と過労がたたり、 二年生の時に肺結核を患わずらって、 そのままやむをえず退学してしまいました。 三年間の入院中に身長が一五センチ伸びましたから、 青春時代をすべて療養に費やしたようなものでした。 私たち一家から父を奪ったのと同じ病気でした。 残念な思い出ですが、 苦しい生活のなかでも努力して、 学力は高校を中退するまでトップクラスでした。 自信がありました。 「おれはやればできるんだ」という気持ちをずっと、 もちつづけていました。 おかげさまで私は、 胸にメスを入れることなく、 化学的な治療と静養によって完治することができました。 肺結核の患者にとって強い直射日光は良くありません。 太陽の真下で普通に歩けることの大切さ、 ありがたさを心底感じていました。 長い入院生活で、ただ伏していることがいかにつまらなく、 つらいことかを知ったのです。 病室の窓の外を歩く人がいます。外を歩ける。 それだけのことが、どれほど幸せなことか、悟りました。 職業や会社は、いかようでもいい、と毎日思っていました。 いまでも、健康の大事さ、働くことの大切さ、 生きることのありがたさを、こころから、感じつづけています。 三年間の闘病生活ののち、 地元の木材関係の会社に就職することができました。 当時はものすごい就職難でしたから、 私は「会社に拾われたようなものだ」と思いました。 はじめは先輩たちのもとで、雑役をこなすだけの日々でしたが、 「働かせていただければありがたい」と、 喜々として懸命に働きました。 「就職できたんだ。働けるんだ」。 それだけで、幸せだと感じられたものです。 ************ 【2.プレム・ラワットさんの 『Pot with the Hole 穴のあいた桶』より】 32節 私にはあれが必要だ。 あれが手に入れば幸せになれる。 こういう人はいますが 私はとても幸せだ、なぜならこの命があるから とは、誰も言わないのではないでしょうか。 命があることこそが幸せであると、わかっていなければ どれだけ多くのことを知っていても 肝心なことがわかっていないのと同じです。 そして、30節 自分をどんなに小さな存在だと思っていたとしても あなたには呼吸という奇跡が起きていることを 覚えておいてください。 この奇跡を受け入れること 呼吸に「ありがとう」を言うこと これを務めとすべきです。 その感謝の気持ちに余計なものを入り込ませないでください。 もし何か葛藤があるのなら、無駄な戦いはやめにして 自分と命のよろこびの間に何も入り込ませない そのことに集中してください。 そうすれば、 曇りのないはっきりした人生を送ることができます。 さらには31節 あなたには素晴らしい能力があります。 それは、感謝するという能力です。 道に迷ったとき、誰かが教えてくれる すると私たちはありがとうとお礼を言う。 レストランに行ったとき、 ウェイターの対応がいいと感謝する。 でも感謝とはそれだけではありません。 感謝する力が、 自分の存在や自分の命に向けられるとき 来ては去る呼吸があり、 私は生きていると感じたとき 私には感じる力、理解する力、 答えを得る力があると言えたとき 幸せになる力がある、 満たされる力があると感じたとき そのとき、 生きていることに対して特別な感謝がわいてきます。 私たちがもつ感謝する力は素晴らしいものです。 それをさらに良くする必要はありません。 それはすでにそこにあり、 それだけで素晴らしいものなのです。 ************ 塚越寛さんとプレム・ラワットさん。 この二つの書物は、 お二方が生涯で初めて著して公(おおやけ)にした、 精魂を傾けた文字の集合体です。 それぞれに、 まったく同じ趣旨のことを書いていらっしゃいますね。 お二人をつなぐ、深いご縁に、 気づくことができました。 文屋の超・伝道師 望月さん、 ありがとうございます!(^0^) かつて、 経営者として大成するには、 投獄か戦争か大病を経験しないとできない という趣旨の文を読んだことがあります。 三つのどれも体験していないわたしは、 「じゃ、できないのか?」と思ったのを覚えています。 「経営者として大成する」とは、 どんな意味なのかという問いは、 ここではひとまず棚に上げます。 お二人の文章をこうして並べて、 あらためて読んでみて、考えました。 投獄か戦争か大病は、 1.自由と命の危機 2.一人で考える時間 3.深く考える機会 を、強制的に与えられます。 結果として、 「感謝」の念が湧いてくる境遇に置かれます。 塚越さんが青春時代に体験した 肺結核との闘病はまさに、 「大病」でした。 しかし、 ラワットさんが書いてくれているように、 「感謝する能力」は、 わたしたちが生まれながらにして心に宿している能力です。 なにも、 投獄か戦争か大病を経験しなくとも、 たとえば、 「呼吸できること」に感謝することができるならば、 「この一瞬一瞬の生の価値」に感謝して、 この一瞬一瞬を生ききる覚悟をもって、 幸福感をもって生きて、働いてゆくことができる。 投獄か戦争か大病を経験しないと大成できないのですか? この問いへの回答は、 「いえ、感謝する気持ちを研ぎ澄ますなら、 そんな経験をする必要はありません」ですね。 次に浮かぶ問いは、 「感謝する気持ちを研ぎ澄ましつづけるには、 どうしたらいいのですか?」です。 あなたはどんな工夫をなさっていますか? 塚越寛さんの 『新訂 いい会社をつくりましょう』 www.e-denen.net/index.php/books?_id=10 プレム・ラワットさんの 『Pot with the Hole あなのあいたおけ』 『絵本 あなのあいたおけ』 絵本『なりたいなぁ』 http://premrawat.shop-pro.jp/ 2018年(平成30年)10月13日(土)午後、 広島国際会議場 フェニックスホールで開く、 文屋座国際セミナー プレム・ラワット氏 初来日45周年 広島記念講演会は、 「平和の聖地 広島から世界の未来へ発信」という 趣旨に共感してくださる方からの 参加申し込みが、続々と寄せられています。 最近は、海外からも増え始め、 すでに50人樣近くが、外国からのご来訪です。 おかげさまで、235人様を超えました!(^0^) 1,500席をいっぱいにして、 世界平和大使のラワットさんといっしょに、 心の平和による世界平和の実現に向けて、 広島荒らせ会の未来へ、発信する現場に立ち会いませんか? 「人類の永久平和の聖地 広島で講演会を開きたい。 一人一人の心の平和を束ねた世界平和の実現へ。 広島から平和のメッセージを世界の未来へ発信したい」。 「平和の大使」プレム・ラワットさんが、 1972年に初来日して以来、抱きつづけたこの願いを、 46年の歳月を経て実現いたします。 くわしい内容とお申込は、 http://www.e-denen.net/index.php/bunyaza 【写真説明】http://www.e-denen.net/index.php/mailmag? 塚越寛さんの 『新訂 いい会社をつくりましょう』 プレム・ラワットさんの 『Pot with the Hole あなのあいたおけ』 文屋 木下 豊より ************************ ★きょうの気づき★ ◆自分をどんなに小さな存在だと思っていたとしても あなたには呼吸という奇跡が起きていることを 覚えておいてください。 この奇跡を受け入れること 呼吸に「ありがとう」を言うこと これを務めとすべきです。 その感謝の気持ちに余計なものを入り込ませないでください。 ◆感謝すること 和合すること いま、ここにある楽園に暮らすのは、 いともたやすいことなのですね。 国と国の戦争 人と人の喧嘩 自分の中の葛藤 喧嘩や戦争を起こさないための大前提。 和合と感謝の気持ちで、 心安らかに暮らすこと。 ◆わたしたちいつまで武力に頼って平和を求めるのか? そろそろ、おろかでおさないこころの前史を締めくくり、 おだやかなこころによる対話で平和を求める、 成熟した人類の本史の幕を開けましょう。 人類の本史の幕開けを飾る歴史的な場に参加して、 その現場に立ち会いませんか? ◆来年10月13日(土)の やぶちゃんが総合司会をつとめる ラワットさんの広島講演会は、 遠く離れた土地で生まれ育った二人の男を、 「心の中の内なる声」という一点が結ぶ ご縁によって出会った「果実」です。 ************************ 熱血ライターの神山典士(こうやま・のりお)さんの新刊 『成功する里山ビジネス~ダウンシフトという選択』 (角川新書)。 この先100年の「未来」を見据えた啓蒙の書であり、 日本全国の「現場」で生の声と生の実態を取材した 記録でもあります。 その第一章に、 「長野県小布施~地域DNAをビジネス化する」として、 文屋と小布施町が紹介されます。 帯には、文屋栗園で笑顔の木下夫婦が! 角川新書の公式サイト: http://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321703000362/ 書店さんやネット書店でも、予約ができます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 ********************** ◆「幸福は穏やかな心に宿る」 プレム・ラワットさんのご著書については、 文屋サイトへどうぞ。 http://www.premrawat-japan.com/ 全国の書店でもご注文いただけます。 Amazon:http://goo.gl/hJwOf4 ◆『絵本 あなのあいたおけ』『なりたいなぁ』 寄付本プロジェクト くわしい内容と、ご参加の方法は、 以下のサイトをご覧ください。 http://premrawat-japan.com/kifubon/ ◆心の生涯学習誌『れいろう』(モラロジー研究所) 平成29年1月号に、 慶應義塾大学大学院教授 前野隆司さんと、 ラワットさんの対談が掲載されました。 ◆『家庭画報』(世界文化社) 平成29年2月号に、 京都大原在住のハーブ研究家 ベニシアさんと、 ラワットさんの対談が掲載されました。 ◆講談社『クーリエ・ジャポン電子版』に、 ラワットさんのインタビュー記事と講演録が 掲載されています。 1.『選択肢がある』という理解があなたを変えます。 http://courrier.jp/news/archives/70547/ 2.2016年10月23日、文屋座セミナー ◎講演録 「あなたは簡単に欲しいものを手に入れることができます」 :http://courrier.jp/academy/71792/ (3ページ目の中盤以降は、 「COURRiER Japon会員(有料)対象です) ◎質疑応答の記録 :http://courrier.jp/news/archives/71795/ ◆『絵本 あなのあいたおけ』誕生物語 http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=148 http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=149 http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=151 ◆ラワットさんの2015年来日記念DVD http://premrawat.shop-pro.jp/?pid=92274738 はおかげさまで、完売いたしました。 みなさま、ありがとうございます。 ********************** 九州産の小麦・雑穀を使い、 丁寧、正直に心をこめてつくった パンケーキミックス「九州パンケーキ」 村岡浩司(こうじ)さん)(九州・宮崎県)の ご著書をつくっています。 2018年3月ころに仕上がります。 村岡さんが主導して挑んでいる MUKASA-HUB(ムカサ・ハブ)プロジェクトは、 九州・宮崎の美しい山村で廃校になった建物を、 世界の未来へと発信・貢献する ベンチャーや起業家が集まる 地域ビジネスのコミュニティとして蘇らせる事業です。 「地域と世界をつなぐ インキュベーション(孵化器)センターに」 https://faavo.jp/miyazaki/project/1782 ********************** 【井内由佳さんの情報】 ★【New!!】井内由佳のしあわせスパイラル【メルマガ版】 まぐまぐ:http://www.mag2.com/m/0001679362.html ★毎週木曜日深夜、FM横浜にて、 「井内由佳のしあわせスパイラル」 http://www.fmyokohama.co.jp/pc/program/ShiawaseSpiral LOVE FM(ラブ エフエム): http://lovefm.co.jp/Y_I_Happiness_Spiral/programs/more ★井内由佳さんの公式ホームページ http://yuka-i.com ★ブログ「井内由佳のしあわせスパイラル」 http://ameblo.jp/yukaiuchi ★週刊女性PRIME: http://www.jprime.jp/articles/-/8010 ★最新刊 『すべてはあなたの思いどおり』(主婦と生活社)。 ★井内さんの最初のご著書(文屋刊) 『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』 http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=12 **********************