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2017年02月05日

Vol.416 売上高5.1%増。伊那食品工業、実証され続ける「年輪経営」。

みなさん、こんにちは。お元気ですか? みなさん、毎日、文屋だよりを、 お受け取りくださいまして、 ありがとうございます。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 信州小布施 美日常の文屋だより vol.416 和合と感謝 百年本を世界へ未来へ。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ このメールマガジン(文屋だより)は、 百年本の文屋代表、小布施人、農士、 「美日常」提唱者として、 ものごとの原点(本来あるべき姿)を 考えつづける筆者が、 日々、交流の場を綾なしながら、 みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと を目的に、お届けしております。 ★文屋・木下豊について http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen ダ・ヴィンチニュース【超本人】 http://ddnavi.com/news/268966/a/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (きょうのテーマ) 売上高5.1%増。伊那食品工業、実証され続ける「年輪経営」。 ◎井内由佳さん  『神さまが教えてくれた 今よりもっと幸せになる!   欲深(よくぶか)のすすめ』(日本文芸社)より 【第6章 「欲」との上手な付き合い方Q&A】 5.「欲深」であり続けるためには、   どうすればいい? ◎斉藤一人さんの天国言葉、幸せ言葉 愛してます、ついてる、うれしい、楽しい 感謝してます、幸せ、ありがとう、許します 絶好調! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ********************** ★独自開発の商品が販売好調★ ********************** 「千年本のロングセラー」をつくることを目指す 文屋の象徴的な書籍 『新訂 いい会社をつくりましょう』。 http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=10 長野県伊那市のかんてんぱぱ・ 伊那食品工業の会長・塚越寛さんの 最初のご著書です。 2月1日の地元紙「信濃毎日新聞」経済面の片隅に 20行ほどの小さな記事が載りました。 「可食性フィルム販売好調 伊那食品工業 売上高5.1%増 16年12月期 191億800万円」 「可食性フィルム」とは、 食べられるフィルムです。 いわば「オブラートの親玉」(塚越会長)。 味のしない透明なフィルムで、 お湯に溶ける性質があります。 エコロジカルな包材、 調理やメニューの質を上げる食材として 需要が高まっています。 例えば、コンビニ弁当には、 樹脂製のフィルムが入っていることがあります。 食べる前にとり出すと、 食材の汁や脂分がついていたりして、 手や服が汚れないように気を使います。 可食性フィルムを使えば、 レンジで温めたときに溶けてなくなり、 フィルムをとり除く煩わしさがなく、 ゴミが出ず、環境にもやさしい。 塚越寛会長は、 「時代が求める用途、使いやすさの追求は必然」と 語っています。 画期的イノベーションによる 付加価値の高い新製品や新用途の開発です。 可食性フィルムの開発により、 伊那食品工業の持続的な安定成長は、 より確かなものになったと、評価されています。 わたしはこの記事のなかで、 塚越会長のコメントが、 とても気になりました。 「可食性フィルムだけでなく 寒天製品全般が堅調に推移した」 売上に占める一つの技術や商品の比重を できるだけ小さく抑えて、 多種多様な技術や商品で、 裾野の広い、安定的な成長を続ける。 こう標榜してきた塚越会長ならではの コメントだと思いました。 ********************** ★中小零細企業は研究開発による              持続的な成長を★ ********************** この記事を読んだあと、 あらためて、 塚越会長のご著書 『新訂 いい会社をつくりましょう』を 読んでみました。 そこには、 本の内容をそのまま実際の経営に反映させた 「有言実行」の姿が描かれています。 2個所を引用いたします。 (ここから) ************ 自然体経営 その3 年輪経営 私は木の年輪から、 確実な低成長をつづけることの正しさを 学びました。 年輪ができない年はありません。 寒さや暑さ、風雪などの環境によって 太くなる幅は変わりますが、年輪は必ずできて、 前年よりも少しだけ成長しています。 木は成長を止めません。 年輪を確実に一輪、増やします。 これこそ、企業の自然体であり、あるべき姿です。 年輪の幅は、木が若いころは広く、 歳月を重ねて、ある程度の大きさになると 狭くなるのが自然の摂理です。 狭くなるのですから、成長率は低くなります。 しかし木全体の円周・容積は 年々大きくなっているのですから、 成長の絶対量は大きいのです。 経営も同じです。 対前年比率を重視する経済指標から、 成長の絶対額を重視するような 世の中になるべきだと思います。 経営を自然の姿にたとえ、 自然から学ぶ「自然体経営」のなかで、 木の年輪に学ぶこの考え方を、 当社では「年輪経営」と呼んでいます。 ************ (ここまで) 「対前年比率を重視する経済指標から、 成長の絶対額を重視するような 世の中に」 記事によれば、同社の売上高は 5.1%増。 経常利益は、 前期より5億円多い17億円前後です。 同書で塚越会長は、 「二十一世紀のあるべき経営者の十心得」を掲げています。 その「三」には、 「永続することこそ企業の価値である。 急成長をいましめ、 研究開発に基づく種まきを常に行うこと。」と 記されています。 また、 「社是を実現するための会社としての心がけ」として、 「遠くをはかり、進歩軸に沿う研究開発に基づく 種蒔まきを常に行います。」。 研究は開発については、 つぎの文章が参考になります。 (ここから) ************ 「急がば回れ」は、 自然にならって種まきを重要視する 経営でもあります。 当社では、研究部門を本社の二階に置き、 この部門に全社員の一割を当てています。 現在ある需要を当社に切りかえてもらう努力も 営業の一つのかたちですが、 それは目先の戦術です。 「急がば回れ」とは、 研究開発によって新しい需要を創造し、 用途をきり拓いていくことです。 たとえば、当社では 最先端の技術や材料を紹介する展示会に 出品することがあります。 出展の時点では顧客のあてはなくとも、 まったく無視されるというわけではなく、 私たちのプレゼンテーションに熱心に耳を傾けて、 名刺を置いていく人がいます。 その名刺を頼りに、 翌日から営業マンが開発スタッフと連携しながら、 訪問します。 成果が出るのは五年、一〇年先かもしれませんが、 いまの利益を将来のために投じていくのです。 月日のたつのは意外に早いものです。 成果はそれほど遠くない日に、 もたらされるはずです。 新しい用途の開発は、 そのまま自社のシェア・アップにつながります。 やや時間はかかっても、 「取った、取られた」のシェア争いではない、 真のシェア・アップなのです。 結果的には、安定した高いシェアにつながるのです。 当社の寒天業界でのシェアが高い理由の一つです。 ************ (ここまで) 以上の文章を踏まえて塚越会長は、 中小零細企業こそ、 研究開発に力を入れるべしと、提唱されています。 では、 出版界に身を置く文屋は、 このご指導をどのように生かすのか? 本書の出版以来12年あまり、 ずっと自問しつつ、 具体化を試みていました。 みなさんは、 どのように活用されていますか? ********************** ★きょうの気づき★ ◆木は成長を止めません。 年輪を確実に一輪、増やします。 これこそ、企業の自然体であり、あるべき姿です。 ◆やや時間はかかっても、 「取った、取られた」のシェア争いではない、 真のシェア・アップなのです。 結果的には、安定した高いシェアにつながるのです。 当社の寒天業界でのシェアが高い理由の一つです。 ********************** 【2017年「冬銀河の文屋語らい座」】 ★満員御礼。キャンセル待ちです★ ゲスト講師に高野登さんをお迎えします。 少人数・長時間・双方向・参加型 出会いと学びと語らい極上の6時間を、 あなたご自身へのご褒美に! 1.テーマ 「志に生きる」 2.とき 2017年(平成29年)   2月11日(土・祝)15時(受付14時30分)から21時   定刻正確に開始します。10分前にはお着きください。   すこし延長になるかもしれません。 3.ところ    山の上ホテル   (東京都千代田区神田駿河台1-1     http://www.yamanoue-hotel.co.jp/) ★詳細は文屋公式サイトからどうぞ!  http://www.e-denen.net/index.php/kataraiza02   「文屋語らい座」のページへ★ ********************** ◆「幸福は穏やかな心に宿る」 プレム・ラワットさんのご著書については、 文屋サイトへどうぞ。 http://www.premrawat-japan.com/ 全国の書店でもご注文いただけます。 Amazon:http://goo.gl/hJwOf4 ◆『絵本 あなのあいたおけ』寄付本プロジェクト くわしい内容と、ご参加の方法は、 以下のサイトをご覧ください。 http://premrawat-japan.com/kifubon/ ◆心の生涯学習誌『れいろう』(モラロジー研究所) 平成29年1月号に、 慶應義塾大学大学院教授 前野隆司さんと、 ラワットさんの対談が掲載されました。 ◆『家庭画報』(世界文化社) 平成29年2月号に、 京都大原在住のハーブ研究家 ベニシアさんと、 ラワットさんの対談が掲載されました。 ◆講談社『クーリエ・ジャポン電子版』に、 ラワットさんのインタビュー記事と講演録が 掲載されています。 1.『選択肢がある』という理解があなたを変えます。 http://courrier.jp/news/archives/70547/ 2.2016年10月23日、文屋座セミナー ◎講演録 「あなたは簡単に欲しいものを手に入れることができます」 :http://courrier.jp/academy/71792/ (3ページ目の中盤以降は、 「COURRiER Japon会員(有料)対象です) ◎質疑応答の記録 :http://courrier.jp/news/archives/71795/ ◆『絵本 あなのあいたおけ』誕生物語 http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=148 http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=149 http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=151 ◆「幸せは、穏やかな心に宿る。」 一つのメッセージを8歳のころから50年間、 世界中から招かれて講演しづつけている ラワットさん。 今年は、「講演活動50周年記念」の ワールドツアーが展開されます。 これからも、 ラワットさんのメッセージを、 世界へ未来へとお伝えしてまいります。 プレム・ラワットさんのご著書や情報は、 文屋(プレム・ラワット日本事務局)が運営する サイトへどうぞ:http://www.premrawat-japan.com/ お近くの書店さん、ネット書店さんでも、 お求めいただけます。 お近くの図書館への「購入リクエスト」も、 お願いいたします。 ◆ラワットさんの2015年来日記念DVD http://premrawat.shop-pro.jp/?pid=92274738 はおかげさまで、完売いたしました。 みなさま、ありがとうございます。 ********************** 九州産の小麦・雑穀を使い、 丁寧、正直に心をこめてつくった パンケーキミックス「九州パンケーキ」 村岡浩司(こうじ)さん)(九州・宮崎県)の ご著書をつくっています。6月ころに仕上がります。 村岡さんが主導して挑んでいる MUKASA-HUB(ムカサ・ハブ)プロジェクトは、 九州・宮崎の美しい山村で廃校になった建物を、 世界の未来へと発信・貢献する ベンチャーや起業家が集まる 地域ビジネスのコミュニティとして蘇らせる事業です。 数千間円の費用が必要なこのプロジェクトの 整備資金を集め、 同時に、プロジェクトのことを広くお伝えするために、 150万円を目標にクラウドファンディングを 呼びかけています。 クラウドファンディングは、 インターネットによる奉加帳、 寄付集めの手段です。 動画はこちらをご覧ください。 https://m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=ndRE1PfutPU 「地域と世界をつなぐ インキュベーション(孵化器)センターに」 https://faavo.jp/miyazaki/project/1782 ********************** 【井内由佳さんの情報】 ★毎週木曜日深夜、FM横浜にて、 「井内由佳のしあわせスパイラル」 http://www.fmyokohama.co.jp/pc/program/ShiawaseSpiral LOVE FM(ラブ エフエム): http://lovefm.co.jp/Y_I_Happiness_Spiral/programs/more ★井内由佳さんの公式ホームページ http://yuka-i.com ★週刊女性PRIME: http://www.jprime.jp/articles/-/8010 ★最新刊 『わたしが神さまから教わった 「お金の流れ」が変わる話』(大和書房)。 ★井内さんの最初のご著書(文屋刊) 『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』 http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=12 **********************

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