みなさん、こんにちは。お元気ですか? こがらしのような風が吹く信州小布施の わが家には、 渋柿が天日干しされています。 甘くなった柿をほおばるのが、 とても楽しみな毎日です。 晩秋、みなさんの「旬の楽しみ」は、 なんですか? みなさん、毎日、文屋だよりを、 お受け取りくださいまして、 ありがとうございます。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 信州小布施 美日常の文屋だより vol.352 和合と感謝 百年本を世界へ未来へ。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ このメールマガジン(文屋だより)は、 百年本の文屋代表、小布施人、農士、 「美日常」提唱者として、 ものごとの原点(本来あるべき姿)を 考えつづける筆者が、 日々、交流の場を綾なしながら、 みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと を目的に、お届けしております。 ★文屋・木下豊について http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen ダ・ヴィンチニュース【超本人】 http://ddnavi.com/news/268966/a/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (きょうのテーマ) 渋柿は干すとどうして甘くなるの? ◎井内由佳さん 『なぜかうまくいく神さまの処方箋』(学研プラス)より 【家族編】 33. なぜかうまくいく人は、 毒親(どくおや)にも感謝する。 <井内由佳 飛躍の新年へ!夢を叶える講演会> 12月23日(金・祝)午後、 ヤクルトホール(東京・新橋)にて 詳細は、このメルマガの下部↓をご覧ください。 ◎斉藤一人さんの「幸福幸運天国言葉」 愛してます ついてる うれしい 楽しい 感謝してます しあわせ ありがとう ゆるします http://goo.gl/OTQSIj ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ******************* ★渋柿は干すとどうして甘くなるの?★ ******************* わが家=文屋のお庭には、 一本の柿の木があります。 柿の木は大きくなるのに時間がかかるのか、 環境のせいなのか、わかりませんが、 わたしが子どものころ、 半世紀も前のその木の幹は、 太さも高さも、 いまとあまり変わっていません。 渋柿です。 不作だった昨年とは、うって変わって、 今年はたわたに、 オレンジ色の実をつけてくれました。 豊作です。 しかも、 菌ちゃん農法(自家培養の有用微生物溶液を 春から秋に数回散布します)の効能か、 直径が8㎝前後の大きさになります。 この木から、 わたしと妻が収穫した渋柿を、 母親にバトンタッチ。 母親は、2つの方法で、 渋柿の渋を抜いて甘くしてくれます。 一つは、アルコールに漬けること。 もう一つは、天日干しです。 アルコールの方法は、 柿のへたに、35度の焼酎で濡らして、 袋に入れて待ちます。 天日干しは、 柿をヒモでつるすか、「一夜干しネット」に入れて、 お天道様の元で干します。 わたし(木下)は、子どものころから、 この二つの方法を、手品、マジックのように 思っていました。 「渋柿は干すとどうして甘くなるのか?」 みなさんはご存じですか? 「教えください」とFacebookでたずねたところ、 何人かの方から、お返事をいただきました。 吉田健二さん、加藤佑三さん、田原重雄さん、 ありがとうございました。 ******************* ★柿の木の生態から、 「先義後利(せんぎこうり)」という 人生のありよう、本質を見抜く★ ******************* お返事をくださったお一人、 牛山大輔さん(長野市)からは、 ある小冊子をご紹介いただきました。 (ここから) ************ 「佐久間辰一(しんいち)先生」という とても素敵な先生のご著書 『人物のまち福島 社会人として大切なことは植物から学んだ』に わかりやすく載っていますよ。(P24) しかも、柿から学ぶ人生まで書かれています。 ぜひご高覧ください。 http://sakumashinichi.jimdo.com/出版物紹介/ ************ (ここまで) この書物の中で、 編集・出版を手がけた 「採用と教育研究所」(福島市)所長の はんだしんじさんは、 佐久間先生のことを 「笑顔の神さまのような方」と評して、 以下のように書かれています。 「佐久間先生は、 毎朝畑に入られるときには掃除後、 畑に一礼されてから仕事に入られる。 その姿はまるで神社のお参りのような 雄大さを感じます。 (中略) 先生の座右の銘 【人は人の為に生きてこそ人である】 その座右の銘を、地で ご夫婦で実践されていらっしゃる先生に いつも頭が下がります。」 同書によると、渋柿が甘くなる原理が、 良くわかります。 1.未熟の柿は、渋み(タンニン)が 果肉の中に溶けているため、渋みを感じる。 2.熟してくると、 アセトアルデヒドという物質が出て、 渋みが果肉に出ないように閉じ込める(不溶性)。 不溶性により、食べた人は甘く感じない。 3.渋柿を甘くするために、人為的にアセトアルデヒドを 出す方法がある。 1)お湯やアルコールに渋柿を漬けたり、 2)干し柿にすることで、 タンニンが溶け出さないようにする。 佐久間辰一先生の「すごさ」は、 ここからが本領発揮です。 「柿に学ぶ人生」から要点をまとめますね。 1.柿の木(植物)はその場から動けない。 2.種子を拡散して生きながらえるために、 実を動物に食べてもらう。 動物が遠くへ移動した先で、 糞(ふん)といっしょに種を地面に落としてもらい、 そこで芽生える。 3.つまり、 先に相手にごちそう(熟した実)を与え、 自分はあとで利益(遠くの場所での芽生え)を得る。 佐久間先生は、つぎのように結ばれています。 「お互いに相手のことを思いやり、 見返りを期待しないくらいの精神で事に臨めば、 逆に思いがけない結果が生まれるものです。」 柿の木の生態を観察することから、 「先義後利(せんぎこうり)」という 人生のありよう、本質を見抜く。 佐久間辰一先生の 『人物のまち福島 社会人として大切なことは植物から学んだ』 (採用と教育研究所)には、 大根、ひまわり、ダイズなど 8つの植物の生態から学んだ 「社会人として大切なこと」が、 わかりやすく紹介されています。 以下のURLから、 無料でダウンロードして読むことができます。 http://sakumashinichi.jimdo.com/出版物紹介/ こうした「名著」の編集・出版をなさった 「はんだしんじ」さんをはじめ、 スタッフみなさんに、感謝を申し上げます。 「小布施掃除に学ぶ会」(http://obuse-souji.com/)の 学校のトイレ掃除で、 いつもごいっしょくださっている牛山大輔さん、 すばらしい先生とご著書を 教えていただいてありがとうございます! ******************* ★お日様、ありがとうございます★ ******************* 「渋柿は干すとどうして甘くなるのか?」 という、わたしの問いかけから、 みなさんにお返事をいただき、 思いがけず、 とても深い学びをいただくことができました。 いただいたお返事の中で、二つ、 とてもうれしいメッセージがありました。 一つ、 「私はお日様の光で体が目覚めるので、 干し柿もそれで本来の自分(甘さ)に 目覚めるのかと思いました(^_^ゞ (田原重雄さん) もう一つ、 「太陽のやさしさが入るから(笑)」 (なるいたくみさん) 半世紀前の子どものころのわたしには、 きっと、いかなる理論や理屈よりも、 このお二人の「お答え」に、 合点していたのではないかと、 半世紀後の「おとな」のわたしは 思うのでした、マル。 *************************** ★きょうの気づき★ ◆渋柿の渋抜きは、 アルコールに渋柿を漬けたり、 干し柿にすることで、 渋み(タンニン)が 実に溶け出さないようにする方法。 ◆種がある実を動物に食べさせる柿(植物) 「お互いに相手のことを思いやり、 見返りを期待しないくらいの精神で事に臨めば、 逆に思いがけない結果が生まれるものです。」 (佐久間辰一先生) ◆「私はお日様の光で体が目覚めるので、 干し柿もそれで本来の自分(甘さ)に 目覚めるのかと思いました(^_^ゞ (田原重雄さん) ◆「太陽のやさしさが入るから(笑)」 (なるいたくみさん) ********************** 2016年2月、 文屋から『おもてなし日和』を出版された 高野登さんの「選書フェア」が、 福岡市の百貨店「岩田屋本店本館」7階の リブロ福岡天神店にて開催されます。 期間は、11月25日(金)から12月8日(木)。 人とホスピタリティ研究所代表 (前ザ・リッツ・カールトンホテル日本支社長)の 高野さんがおすすめの書籍フェアです。 期間中、 同店でフェア対象書籍をお買い上げいただいた お客様に、もれなく、 『おもてなし日和』の出版を記念して 文屋がつくった「特製ポストカード(3枚1セット)」を プレゼントいたします。 この機会にぜひお求めください。 また、 期間中の12月2日(金)14:00から15:30には、 同店に高野さんご本人をお迎えして、 「トーク&サイン会」が開かれます。 この会は、定員20名樣、参加費無料の お申し込み制ですから、 ご希望の方はすぐに「行動」してくださいね。 参加券の入手方法は・・・ 1.リブロ福岡天神店にて、 『おもてなし日和』(文屋)、 『品格を磨く』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の どちらかをご予約、またはお買上いただいたいた方で、 2.イベントへのご参加を希望される方に、 先着で「トーク&サイン会参加整理券」を お渡しいたします。 くわしくは、同店の公式サイトをご覧ください。 → http://www.libro.jp/blog/tenjin/event/post_54.php トーク&サイン会では、 高野さんは、選書された16点について、 1冊ずつ、 その本との出会いや魅力、学んだこと、 ご著者との間柄などを、 お話しくださいます。 ●お申し込み・お問い合わせは、 リブロ福岡天神店(電話:092-717-5180)まで。 ********************** ◆「幸福は穏やかな心に宿る」 プレム・ラワットさんのご著書については、 文屋サイトへどうぞ。 http://www.premrawat-japan.com/ 全国の書店でもご注文いただけます。 Amazon:http://goo.gl/hJwOf4 ◆『絵本 あなのあいたおけ』寄付本プロジェクト くわしい内容と、ご参加の方法は、 以下のサイトをご覧ください。 http://premrawat-japan.com/kifubon/ ◆『絵本 あなのあいたおけ』誕生物語 http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=148 http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=149 http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=151 ◆「幸せは、穏やかな心に宿る。」 一つのメッセージを8歳のころから50年間、 世界中から招かれて講演しづつけている ラワットさん。 今年は、「講演活動50周年記念」の ワールドツアーが展開されます。 これからも、 ラワットさんのメッセージを、 世界へ未来へとお伝えしてまいります。 プレム・ラワットさんのご著書や情報は、 文屋(プレム・ラワット日本事務局)が運営する サイトへどうぞ:http://www.premrawat-japan.com/ お近くの書店さん、ネット書店さんでも、 お求めいただけます。 お近くの図書館への「購入リクエスト」も、 お願いいたします。 ◆ラワットさんの2015年来日記念DVD http://premrawat.shop-pro.jp/?pid=92274738 はおかげさまで、完売いたしました。 みなさま、ありがとうございます。 ********************** 【井内由佳さんの情報】 ★毎週木曜日深夜、FM横浜にて、 「井内由佳のしあわせスパイラル」 http://www.fmyokohama.co.jp/pc/program/ShiawaseSpiral LOVE FM(ラブ エフエム): http://lovefm.co.jp/Y_I_Happiness_Spiral/programs/more ★井内由佳さんの公式ホームページ http://yuka-i.com <井内由佳 夢を叶える講演会> 12月23日(金・祝) 講演 13:00開演(12:00開場) ヤクルトホール(東京・新橋)にて 下記よりチケットをお買い求めください。 http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002203698P0030001 早割やペア割もございます。 550席のホールです。 いつも満席になる井内さんの講演会です。 お早めにお申し込みくださいね! このほかにも、各地での講演会の情報を、 お知らせしますね。 1.井内由佳 大阪講演 11月26日(土) 講演 14:00開演 13:30開場 梅田スカイビルにて 下記よりお申込をお願いいたします。 http://yuka-i.com/seminar/html/products/detail/17 2.井内由佳福岡講演&パーティ 12月18日(日) 17:00開演(受付16:30) アゴーラ福岡山の上ホテル&スパにて 下記よりお申込ください。 http://yuka-i.com/seminar/html/products/detail/18 ★週刊女性PRIME: http://www.jprime.jp/articles/-/8010 ★最新刊 『なぜかうまくいく神さまの処方箋』(学研プラス) https://goo.gl/PMJv5Z ★井内さんの最初のご著書(文屋刊) 『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』 http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=12 **********************