みなさん、こんにちは。お元気ですか? きょうまで3日間、昨年からお世話になっている 名古屋市郊外にある大手企業に、 滞在しておりました。 きのうの朝、ホテルの部屋に届けられた「中日新聞」。 連載「平和の俳句」 「戦争が死語になる日を待っている」 (清水和弘さん(64)東京都日野市) 俳人 金子兜太(とうた)さんの評 「戦争が死語どころか、のさばりかえっている。 わが国の憲法は、国際紛争を解決する手段として、 戦争と武力を永久に放棄したはず。」 みなさん、毎日、文屋だよりを、 お受け取りくださいまして、 ありがとうございます。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 信州小布施 美日常の文屋だより vol.335 和合と感謝 百年本を世界へ未来へ。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ このメールマガジン(文屋だより)は、 百年本の文屋代表、小布施人、農士、 「美日常」提唱者として、 ものごとの原点(本来あるべき姿)を 考えつづける筆者が、 日々、交流の場を綾なしながら、 みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと を目的に、お届けしております。 ★文屋・木下豊について http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen ダ・ヴィンチニュース【超本人】 http://ddnavi.com/news/268966/a/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (きょうのテーマ) vol.335 アリ地獄でありたい。 その1 ◎井内由佳さん 『なぜかうまくいく神さまの処方箋』(学研プラス)より 【人間関係編】 16 なぜかうまくいく人は、 自らを省みて、言動を変えられる。 ◎斉藤一人さんの「幸福幸運天国言葉」 愛してます ついてる うれしい 楽しい 感謝してます しあわせ ありがとう ゆるします http://goo.gl/OTQSIj ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ******************* ★アリ地獄はマイナスかプラスか?★ ******************* みなさん、アリ地獄をご覧になったことはありますか? わたしは、生まれそだった(いまも暮らす)信州小布施の 保育園の砂場で、 アリ地獄を見つけて、よく遊んでいました。 アリ地獄は、トンボに似た昆虫である ウスバカゲロウ類の幼虫です。 体長は1センチくらい。 「デジタル大字泉」によると、 「鎌(かま)状の大あごをもち、 乾燥した土をすり鉢状に掘って巣を作り、 底にひそんで落ちたアリなどを捕らえる」 また、 この虫がつくったすり鉢状の穴のことも、 アリ地獄と呼ぶ。 そして、その生態から、 「脱け出せない苦しい状況のたとえにもいう。」 例文として、 「蟻地獄からはい上がれない」が紹介されています。 なんだか、こわい印象とマイナスの印象をもつ日本語 「アリ地獄」ですが、 信州小布施では、とくにわたしの周囲では、 たいへん前向きで、プラスの印象をもって、 語られ、使われています。 ******************* ★アリ地獄でありたい★ ******************* 「アリ地獄」のわたしの周囲で使われている意味は、 【アリジゴク 日本語】 あるまちに暮らしていて、 人を引き寄せるなんらかの力をもっていて、 意識的に、時には無意識のうちに、 外部の人をそのまちに訪れさせ、 さらには移住させてしまう人。 昆虫の幼虫であるアリ地獄との違いは、 1 人間である。 2 引き寄せられた人は殺されない、どころか、 そのまちで、いっそう生き生きと暮らしつづける。 3 引き寄せられた人が、その後、 なんらかの力を身につけて、 または本来持っていた力を磨いて、 自身が新しい「アリ地獄」になることもある。 わたしが暮らす信州小布施のまちにも、 過去にも現在にも、わたしが知るだけでも、 何人もの「アリ地獄の人」がいらっしゃいます。 こうして書いているわたしのことを、 アリ地獄と呼んではばからない人も います。 たとえば、 小布施町で「燕游舎(えんゆうしゃ)」 を営む デザイナーの奥田亮さんと、 編集者の中島敏子さんご夫妻です。 燕游舎の公式サイト:www.enyusha.com 2011年に千葉県市川市から小布施町に 移住してきました。 お二人は以前から、文屋の書物の執筆や編集、 デザインを引き受けてくれている たいせつなパートナーさんです。 3年前には、小布施町の中心地にあるご自宅の、 公道に面したお部屋を改築して、 すてきな本屋さんを始めました。 ほかのまちに暮らす音楽家や古書店主などを 小布施に招き入れて、小布施人(おぶせびと)に 新風を吹き込むなど、 すでに立派な「アリ地獄ぶり」を発揮しています。 「少子化」と「高齢化」が、 日本社会を表現する言葉として常用されています。 「限界集落」や 「いずれ消滅する可能性がある自治体」といった 言葉を背景に、 全国の自治体で定住促進策が盛んです。 行政のこうした努力は尊いものですが、 地方のまちに暮らす住民の一人として、 「いま」「ここ」「わたし」にできること。 それは、わたしたち自身の 「アリ地獄化」ではないのか? そう確信させる歴史の事実が、 小布施のまちにはあります。 つづく 【 第1回「文屋語らい座」 】 <東京開催> 【講師】木下 豊、神山典士さん 【日時】 2016年11月11日(金曜日) 午後3時から午後8時(5時間) 第一部:午後3時から6時(3時間) 第二部(懇親夕食会):午後6時から午後8時(2時間) ※多少の延長があるかもしれません。 【場所】 山の上ホテル(東京・御茶ノ水) http://www.yamanoue-hotel.co.jp/ 【参加費】 35,000円(税込) ※ご入金先については、 お申し込みくださった方に 改めてご案内いたします。 ※分割払いも承ります。 <お申し込みは、こちらから> Eメール:bunya@e-denen.net(木下の個人アドレス) 1.お名前 2.ご住所 〒 3.電話番号 4.かんたんなメッセージ をご記入のうえ、上記のアドレスに送信してください。 ※お申し込みは先着順にて承っておりますが、 定員となり次第、受付を締め切ります。 ※お問い合わせは、メールにてお願いいたします。 ------------------------------------------- 会場であなたとお目にかかれることを、 楽しみにしております! 木下 豊 拝