みなさん、こんにちは。お元気ですか? みなさん、毎日、文屋だよりを、 お受け取りくださいまして、 ありがとうございます。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 信州小布施 美日常の文屋だより vol.309 和合と感謝 百年本を世界へ未来へ。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ このメールマガジン(文屋だより)は、 百年本の文屋代表、小布施人、農士、 「美日常」提唱者として、 ものごとの原点(本来あるべき姿)を 考えつづける筆者が、 日々、交流の場を綾なしながら、 みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと を目的に、お届けしております。 ★文屋・木下豊について http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen ダ・ヴィンチニュース【超本人】 http://ddnavi.com/news/268966/a/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (きょうのテーマ) 世界発売!英語版のラワットさんの絵本 その3 ◎井内由佳さん 『なぜかうまくいく神さまの処方箋』(学研プラス)より 【家族編】 37.なぜかうまくいく人は、 子どもに小言を言わない。 ◎斉藤一人さんの「天国言葉」 愛してます ついてる うれしい 楽しい 感謝してます しあわせ ありがとう ゆるします http://goo.gl/OTQSIj ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ******************* ★ラワットさんの英語版の絵本にあった 一つの論争★ ******************* 前号までに書きましたように、 文屋は8月、 世界的な講演家で「平和の大使」として 知られるプレム・ラワットさんの 初めての絵本を出版しました。 『絵本 あなのあいたおけ』です。 日本語版の出版からひと月あまり、 このたび、 この絵本の英語版が仕上がりました。 絵本の英語の書名は、 『The Pot with the Hole』です。 (意味は、あなのあいたおけ) 前号で、この英語版の誕生を支えた 文屋編集チームのお三方を、 ご紹介しました。 半年間に及ぶ編集過程の大詰め、 2016年8月初旬、 ある「論争」が起こりました。 15ある場面のうち、 最後から2つめの場面にのせる、 英文についてでした。 この場面の日本語は、 つぎの文章になっています。 ************ あなのあいたおけは それまでずっとうつむいていたので こんなにたくさんの花はなが咲いていることに 気がつかなかったのです。 おけたちは うっとりして その景色に見とれていました。 水が入はいったおけは はずかしそうに あなのあいたおけに 「ごめんね」と言いました。 二つのおけは きれいな空気を 「すーっ」と 胸いっぱいに吸いこみました。 ************ ******************* ★深呼吸の文を入れるか、否か?★ ******************* この絵本は、「原書」が日本語版ですから、 英語版は、日本語版をもとに、 それを翻訳するかたちになります。 しかし、 日本語をそのまま英語にしたのでは、 英語圏のみなさんの感性や精神文化に、 なじまないこともあり得ます。 そこんところをうまくやるのが、 ラワットさんが選ばれた「執筆の相棒」である イギリスの3人のプロフェッショナルの お役目でした。 わたしは基本、この3人にお任せしていましたが、 上記の14番目の場面の英訳を見て驚きました。 「二つのおけは きれいな空気を 「すーっ」と 胸いっぱいに吸いこみました。」 の英訳が、無いのです。 わたしは、 ラワットさんがいつも、 「呼吸」の大切さをお話になっていることから、 この一節は、ぜひ英語版でものせてほしいと、 主張しました。 それまで「争い」の関係にあった二つの桶が、 認め合い、謝り、許す場面です。 新鮮な森の空気を、 思わず、「すーっ」と吸い込むことは、 2つの桶の心が、 「争い」から「調和」に変わった 象徴的な表現だと思います。 しかし、 英語版編集チームのお三方の意見は、 何度やりとりしても、 「深呼吸の言い回しは、 ここでは不要」でした。 納得できないわたしは、 最後の手段として、マックスさんに、 「版元の代表」の権限を持ち出して、 「呼吸の表現を入れること」を、 やんわりと命じました。 マックスさんは、 「わかりました」と言って、翌日、 「深呼吸入り」の英文を提案してくれました。 マックスさんは、その提案の最後に、 「それでもやっぱり、英語版では、 呼吸の節は無いほうがいいと思います」と コメントしてくれました。 論争の開始から2週間、 「終結」した瞬間でした。 そしてわたしが、最後にくだした決断は、 「イギリスのプロフェッショナルのお三方の 言われるとおりにしよう」でした。 その決断は、 マックスさんから イギリスに暮らすお二人に伝えられ、 ハッピーエンドとなりました。 ラワットさんの初の絵本は、 日本語版も英語版も、 ご好評をいただいています。 英文には、「論争」の痕跡(こんせき)は、 まったく見当たりません。 それでも、 絵本に並んでいる活字の背後に、 こうした試行錯誤があることは、 読む人たちの心に、 なにかを伝えているように思います。 丁寧に百年本をつくって、 丁寧に百年かけてお伝えしていく。 文屋らしい絵本の誕生です。 ************ 文屋では、 文屋公式サイトにて、英語版の初版を 「500冊限定」にて発売を始めました。 英語版は、書店さん(Amazonさんも)での お取り扱いはなく、 文屋からの★産地直送★のみです(^▽^)。 子どもさんの英語学習には、 日本語版と英語版を 並べて読むのも効果的ですね。 クリスマスシーズンも近づいています。 「一人一人にかけがえのない役割があると 教えてくれる絵本」 ご自分への、 また大切な方への贈り物として、 喜ばれることと思います。 ご用命は、こちらからお願いいたします。 http://premrawat.shop-pro.jp/?pid=108069701 日本語版はこちら: http://premrawat.shop-pro.jp/?pid=105648595 なお文屋では、英語版でも、 一括3冊以上、ご用命の方にもれなく、 発想を豊かにしてくれるイラストブック『壁?』 (本間正人著、文屋)を 進呈いたします。 絵本と『壁?』は、別便にてお届けいたします。 (『壁?』http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=9) 『壁?』は、ラワットさんと親交のある、 京都造形芸術大学の教授・副学長で、 コーチング界の第一人者 本間正人先生の名著です。 *************************** ★きょうの気づき★ ◆絵本に並んでいる活字の背後に、 試行錯誤や論争があった。 読む人たちの心に、 なにかが伝わっているはず。 丁寧に百年本をつくって、 丁寧に百年かけてお伝えしていく。 文屋の百年本。 ◆この絵本の英語は、英国と日本にいる 3人の「文章と言葉のプロ」のイギリス人が、 「文屋編集チーム」を組んで、 ご著者のラワットさんと連携して、 英文を練り上げた作品。 英語版も編集の「条件」は、日本語版と同じく、 「4歳児から大人まで」 お楽しみいただけること。 お子さんへのプレゼントに、 大切な方への贈り物に。 ********************** ◆10月23日(日)午後、東京・御茶ノ水にて、 プレム・ラワットさんと「わもん」薮原秀樹さんの コラボの文屋座セミナー http://premrawat-japan.com/event/ おかげさまで、お申込は300人樣を超えました。 まだお席がございます。 みなさまのお申込を、お待ちしております。 ◆薮原秀樹さんが語る、 ラワットさんとの文屋座セミナーへの想い http://wamon.or.jp/rawat/ ◆ラワットさんの2015年来日記念DVD http://premrawat.shop-pro.jp/?pid=92274738 ◆ラワットさんの写真展in京都造形芸術大学 【開催期間】 2016年10月13日(木)から20日(木)の8日間 (10月16日(日)休館) 【開催時間】 11時から18時(最終日16時) 【会場】 京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス 「ギャルリ・オーブ 吹き抜け」 http://www.kyoto-art.ac.jp/ 【運営形態】 主催:京都造形芸術大学・プレム・ラワット財団 協力:プレム・ラワット日本事務局・合同会社文屋 【お問い合わせ】 文屋 代表 木下豊 bunya@e-denen.net 090-4706-9255 ********************** ◆プレム・ラワットさんのご著書については、 文屋サイトへどうぞ。 http://www.premrawat-japan.com/ 全国の書店でもご注文いただけます。 Amazon:http://goo.gl/hJwOf4 ◆『絵本 あなのあいたおけ』寄付本プロジェクト くわしい内容と、ご参加の方法は、 以下のサイトをご覧ください。 http://premrawat-japan.com/kifubon/ ◆『絵本 あなのあいたおけ』誕生物語 http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=148 http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=149 http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=151 ◆「幸せは、穏やかな心に宿る。」 一つのメッセージを8歳のころから50年間、 世界中から招かれて講演しづつけている ラワットさん。 今年は、「講演活動50周年記念」の ワールドツアーが展開されます。 これからも、 ラワットさんのメッセージを、 世界へ未来へとお伝えしてまいります。 ラワットさんのメッセージを、 世界へ未来へ。 プレム・ラワットさんのご著書や情報は、 文屋(プレム・ラワット日本事務局)が運営する サイトへどうぞ:http://www.premrawat-japan.com/ お近くの書店さん、ネット書店さんでも、 お求めいただけます。 お近くの図書館への「購入リクエスト」も、 お願いいたします。 ********************** 【井内由佳さんの情報】 ★毎週木曜日深夜、FM横浜にて、 「井内由佳のしあわせスパイラル」 http://www.fmyokohama.co.jp/pc/program/ShiawaseSpiral ★井内由佳さんのホームページが リニューアルされました。 http://yuka-i.com ★週刊女性PRIME: http://www.jprime.jp/articles/-/8010 ★最新刊 『なぜかうまくいく神さまの処方箋』(学研プラス) https://goo.gl/PMJv5Z ★井内さんの最初のご著書(文屋刊) 『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』 http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=12 *********************