過去メルマガ

2016年07月23日

vol.235 公共私。小布施の「クロ作戦」その5(完)

みなさん、こんにちは。お元気ですか? 8月5日(金)18時から、 「おぶせミュージアム・中島千波館」のお庭にて、 「ビアアーベント」(ビアガーデン)が開かれます。 http://www.town.obuse.nagano.jp/soshiki/4/bierabend28.html ドイツ直輸入の生ビール360ℓが 運び込まれ、 「飲み放題」となります。 わたしも会員としてお世話になっている 「小布施まちづくり委員会」が、 実行委員会をつくり、運営します。 どなたさまも、歓迎です。 わたしも参加いたします。お出かけください。 みなさん、毎日、文屋だよりを、 お受け取りくださいまして、 ありがとうございます。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 信州小布施 美日常の文屋だより vol.235 和合と感謝 百年本を世界へ未来へ。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ このメールマガジン(文屋だより)は、 百年本の文屋代表、小布施人、農士、 「美日常」提唱者として、 ものごとの原点(本来あるべき姿)を 考えつづける筆者が、 日々、交流の場を綾なしながら、 みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと を目的に、お届けしております。 ★文屋・木下豊について http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen ダ・ヴィンチニュース【超本人】 http://ddnavi.com/news/268966/a/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (きょうのテーマ) 公共私。小布施の「クロ作戦」その5(完) (斉藤一人さん きょうの天国言葉) 「ついてる」 http://goo.gl/OTQSIj ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ******************* ★掃除をする範囲の広さ、大きさ、深さは★ ******************* 田畑の畔(あぜ、くろ)の草を刈ったり、 畔に花を育てたりする 小布施町の「クロ作戦」は、 私有地の中で、 私(所有者)にも、 共(道行く人たち)にも、 快適で心地よい 美観を提供する試みです。 それは、 小布施の町並み修景(しゅうけい)事業から 生まれた理念 「内は自分のもの、外はみんなのもの」 の田畑版ということもできます。 自分や自社の所有地と公道との境や、 近隣の公道や歩道をきれいにする 「心の姿勢」を、 わたしは、鍵山秀三郎さんから、 直々にお教えいただく機会に恵まれました。 かんてんぱぱ・伊那食品工業株式会社の会長 塚越寛さんと、 株式会社イエローハットの創業者で 日本を美しくする会相談役の 鍵山秀三郎さん。 このお二方に、「経営と人生」をテーマに、 3回、合わせて十数時間にわたり 語り合っていただいた書物 『幸福への原点回帰』(文屋)の対談で、 鍵山さんは、 つぎのように語られました。 同書:http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=18 本書の 「掃除がもたらすイメージの力」 の節から引用いたします。 ************ ほんとうに、掃除を習慣にしている会社を、 周囲の人々は好意的に見てくださいますね。 思想家で食文化研究家の 桜沢如一(さくらざわ・ゆきかず)先生は 「その人の掃除をする範囲の 広さ、大きさ、深さは、 その人物の大きさに比例する」 と言っておられます。 また曹洞宗の宗教家・ 岡田宜法(ぎほう)翁の言葉には、 「掃除はその会社を語る無言の表現であり、 その人柄を映す無形の鏡である」と あります。 ************ この鍵山さんの「心の姿勢」は、 「内は自分のもの、外はみんなのもの」 のお掃除版だと思います。 ******************* ★お父様の農作業から学ぶ★ ******************* 『幸福への原点回帰』の対談では、 鍵山さんと塚越さんが、それぞれに、 いまは亡きお父様、お母様のことを 思い出して語られ、 ときに、 胸を詰まらせる場面もありました。 そんな中、本書には開催されていませんが、 対談のときに、鍵山さんが語られた お父様の思い出を、よく思い出します。 思い出すのは決まって、 わたしの家の田畑の草刈りをする時です。 鍵山さんは、 こんな趣旨のことをお話しになりました。 ************ わたしの父は、 岐阜県の山村に家族で疎開していたとき、 母といっしょに毎日、畑仕事をしていました。 炎天下、草を刈ります。 農作物を育てているのは畑の中ですから、 作業の目的は、野菜のまわりの草を刈って、 退治することです。 しかし父は必ず、畔(クロ)から草刈りを 始めました。 畑の四辺の公道や隣の畑に接する 「周辺部」をまずきれいにして、 それから、 畑の中の草刈りに取りかかりました。 子ども心にわたしは、 「暑いのだから、早く野菜の草を刈って、 家に帰ればいいのに」と気をもんだものです。 しかし、父も母も、いつもかならず、 最初に、畔の草をきれいにしていました。 *****以上、文責:木下******* 鍵山さんは、お父様のこのお姿から、 「「公共」を意識して優先することの 大切さを学びました」と、 お話しくださいました。 「公・共・私」のおおらかな関係性は、 まちの心地よい 「交・響・詩」をもたらしているのだと思います。 みなさん、小布施の「クロ作戦」の連載5回を お読みくださって、ありがとうございます。 「内は自分のもの、外はみんなのもの」 の考え方は、 庭や畑の草刈りや花育て 掃除 さらには、企業経営にも生かせるのではないかと 考えております。いかがでしょうか? *************************** ★きょうの気づき★ ◆「その人の掃除をする範囲の 広さ、大きさ、深さは、 その人物の大きさに比例する」 ◆「掃除はその会社を語る無言の表現であり、 その人柄を映す無形の鏡である」 ◆「公・共・私」のおおらかな関係性は、 まちの心地よい 「交・響・詩」をもたらす。 ◆近隣一帯までも清掃し、 地域の人たちからますます喜んでもらいましょう。 「この町にいてくれてよかった」と感謝され、 自慢されるような存在をめざそうではありませんか。 (CoCo壱番屋の創業者 宗次徳二さんの日めくりカレンダーより) ********************** ★平安堂長野店 「高野登選書フェア」 会場:平安堂長野店 2階 特設会場    JR長野駅善光寺口前    電話:026-224-4545 期間:7月9日(土)から8月31日(水) サイト:http://www.heiando.co.jp/store/nagano.php 特典:期間中、フェア対象書籍を お買い上げいただいたお客様に、 もれなく、 『おもてなし日和』特製ポストカード(3枚1セット)を プレゼントいたします。 本書に写真が掲載されている写真家  清水かほりさんの写真と、 高野さんのショートメッセージが コラボした、絵はがきです。 ★8月13日(土)午後はトーク&サイン会 高野さんが16冊を肉声で推薦! ◆トークショー 13時から14時30分 ◆サイン会 14時30分から (サインは、フェア対象書籍に限ります) ◆お申込・お問い合わせ  同店3階のカフェ「ぺえじ」  電話:026-228-8462 ★高野登さんの最新刊 『おもてなし日和』のページ: http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=31 全国の書店さんにてお求めください。 アマゾン:http://my-tiny.com/doxx お近くの図書館に、「購入リクエスト」を お願いいたします。 ********************** ◆ラワットさんと「わもん」薮原秀樹さんの コラボの文屋座セミナー http://www.e-denen.net/index.php/bunyaza19 ◆ラワットさんの2015年来日記念DVD http://premrawat.shop-pro.jp/?pid=92274738 ********************** ◆プレム・ラワットさんのご著書については、 文屋サイトへどうぞ。 http://www.premrawat-japan.com/ 全国の書店でもご注文いただけます。 Amazon:http://goo.gl/hJwOf4 幸せは、穏やかな心に宿る。 一つのメッセージを8歳のころから50年間、 世界中から招かれて講演しづつけている ラワットさん。 今年は、「講演活動50周年記念」の ワールドツアーが展開されます。 これからも、 ラワットさんのメッセージを、 世界へ未来へとお伝えしてまいります。 ラワットさんのメッセージを、 世界へ未来へ。 プレム・ラワットさんのご著書や情報は、 文屋(プレム・ラワット日本事務局)が運営する サイトへどうぞ:http://www.premrawat-japan.com/ お近くの書店さん、ネット書店さんでも、 お求めいただけます。 お近くの図書館への「購入リクエスト」も、 お願いいたします。 ********************** ★井内由佳さんのホームページが リニューアルされました。 http://yuka-i.com ★最新刊 『なぜかうまくいく神さまの処方箋』(学研プラス) https://goo.gl/PMJv5Z ★井内さんの最初のご著書(文屋刊) 『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』 http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=12 ********************

文屋だより 登録はこちら
PAGE TOP