みなさん、こんにちは。お元気ですか? 信州小布施の里はいま、 特産の小布施栗の花が、 満開です。 栗園を抜けるいつもの散歩道を歩いていたら、 桑の実を見つけました。 黒い実を口に含んだら、 甘い味が広がりました。 野原を駆けめぐって遊んだ小学生のころ (半世紀前!)の記憶に、 一気にフラッシュバックしました。 みなさん、毎日、文屋だよりを、 お受け取りくださいまして、 ありがとうございます。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 信州小布施 美日常の文屋だより vol.192 和合と感謝 百年本を世界へ未来へ。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ このメールマガジン(文屋だより)は、 百年本の文屋代表、小布施人、農士、 「美日常」提唱者として、 ものごとの原点(本来あるべき姿)を 考えつづける筆者が、 日々、交流の場を綾なしながら、 みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと を目的に、お届けしております。 ★文屋・木下豊について http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (きょうのテーマ) 左右両極の「中間」という 不安定な安定感 その2(完) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ******************* ★出版業と農業。左右両極端のバランス★ ******************* 文屋の栗園で秋の収穫期に働くのは、 栗拾いが妻で、 栗の選果は母で、 わたしは、美味しくいただくお役目です。 ですが、 冬の間はせん定作業、 春から秋までは草刈りや、 自家製「菌ちゃん溶液」の散布などで、 栗園で汗を流しております。 出版業:文字、静的、室内、対人、集中 農業:栗園、動的、屋外、対自然、発散 この左右、 両極端を行ったり来たりの毎日です。 出版業と農業、 どちらが左でも右でもかまわないのですが、 出版業は左脳系で、 農業は右脳系というイメージがあるので、 出版業=左と、農業=右の両極といっても、 不自然ではないでしょう。 もちろん、 理論と直観が、どちらのお仕事にも、 それぞれに必要なことは、 申すまでもありません。 わたしの気持ちのバランスは、 この「両極端の中間」で、 均衡(きんこう)しているように思います。 これは、 都会に暮らす人たちが、 休日に大自然ですごすことを求めたり、 オフィスでの事務仕事に専念している人が、 広大なゴルフ場でのプレーを欲したり、 いつもの散歩道をぶらぶらしたりするのと、 同じことだと思います。 では、このバランスは、安定なのか? 無風の湖面のような、 どっしりとした山塊(さんかい)のような、 「安定」なのでしょうか? バランスとは、中間とは、安定とは? ******************* ★動的な均衡による不安定な安定感★ ******************* 高い位置の2点の間を渡したロープを、 ヤジロベエのようにバランスを取りながら渡る。 自転車が真っ直ぐ進むように、 両腕やからだ全体でバランスを取りながら、 ペダルをこぎつづける。 どちらも、安定はしていますが、 当の本人は、身体感覚をフルに使いながら、 まわりに意識を配りながら、 左右の均衡を取っています。 これは、動的な均衡であり、 一歩間違えばロープを踏み外したり、 自転車を倒したりしかねない、 不安定な危うさを伴う安定感です。 一点に固定されて真っ直ぐに立つ棒は、 安定はしていますが、 静的で動くことはなく、 右に左に柔軟に動く広がりもありません。 左右、両極端を行ったり来たりする毎日は、 不安定ゆえのスリルに満ちており、 リスクもありますが、 そのぶん、リターンも豊かな気がいたします。 いつも引用させていただく、 文芸評論家・亀井勝一郎さんの 『思想の花びら もの思う人のために』 (大和書房)より。 ************ 心の中につねに「対話」を もっていなければならぬ。 矛盾が生命を豊かにするのだ。 或(あ)るものの中間とは、 安定性を意味するのではなく、 矛盾を大胆に生きるということを意味する。 中間を安定勢力と考えるのは まちがいであろう。 ************ 極端な両極を行きつ戻りつしながら、 ありたい姿(理想・高き目標)に向かって 歩みを進める。 この矛盾の深奥(しんおう)から、 みなぎる力は生まれてくるのかもしれません。 みなさんにとっての、 「左右両極」はどんなことがらですか? ************************ ★きょうの気づき★ ◆左右、両極端を行ったり来たりする毎日は、 不安定ゆえのスリルに満ちている。 リスクもあるが、 そのぶん、 リターンも豊かなのでは? ◆矛盾が生命を豊かにする。 或(あ)るものの中間とは、 安定性を意味するのではなく、 矛盾を大胆に生きるということを 意味する。 ********************** ★父の日は小布施の「栗花市」へお出かけください★ 栗の花が満開のこの季節、 信州小布施では、栗花市(くりはないち)が 開かれます。 父の日の6月19日(日)に開かれる 飲み歩き・食べ歩きイベントです。 酒蔵、栗菓子店、飲食店、カフェなど、 町内29のお店が参加して開かれ、 ミニイベントも行われます。 くわしくは、公式サイトをご覧ください。 http://obusekanko.jp/event/2016/05/619.php ********************** ★高野登さんの最新刊 『おもてなし日和』お申し込みページ: http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=31 アマゾン:http://my-tiny.com/doxx ********************** ★プレム・ラワットさんと薮原秀樹さんによる 文屋座セミナー 10月23日(日)14時30分から17時30分 東京・御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター 参加者募集中: http://www.e-denen.net/index.php/bunyaza19 ラワットさんのご著書 『Pot with the Hole 穴のあいた桶』 http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=27 幸せは、穏やかな心に宿る。 一つのメッセージを8歳のころから50年間、 世界中から招かれて講演しづつけている ラワットさん。 今年は、「講演活動50周年記念」の ワールドツアーが展開されます。 これからも、 ラワットさんのメッセージを、 世界へ未来へとお伝えしてまいります。 ラワットさんのメッセージを、 世界へ未来へ。 プレム・ラワットさんのご著書や情報は、 文屋(プレム・ラワット日本事務局)が運営する サイトへどうぞ:http://www.premrawat-japan.com/ お近くの書店さん、ネット書店さんでも、 お求めいただけます。 お近くの図書館への「購入リクエスト」も、 お願いいたします。 ********************** このメルマガのアーカイブページが、 仕上がりました。 キーワードで検索することも できるようになりました。 どうぞご覧くさい。 http://www.e-denen.net/index.php/mailmag ********************** ★7月16日(土)16時半ころから19時半ころ 文屋座BBQパーティーin文屋のお庭★ ********************** 真夏の夕刻、 信州小布施、文屋のお庭で文屋座を開きます。 BBQのパーティーです。 ◆とき:7月16日(土)16時半ころより19時半ころ (受付開始は16時ころより) 15時から準備を始めます。 お手伝い、うれしいです。 ◆ところ:文屋のお庭(電話:026-242-6512) http://www.mapion.co.jp/address/20541/1::4/ ◆内容:飲み放題、食べ放題、語り放題。 ◆参加料:参加費は2,000円(税込)+一品持ち寄り (食べ物・飲み物/手作り・既製品・・・自由です)。 お支払いは当日、お庭入り口の受付にて。 引き替えに、名札ケースをお渡しいたします。 18歳以下は無料です(保護者の同伴を条件に)。 ◆持ち物:わくわく気分。あれば名刺。 どなたさまも歓迎します。 駐車場はありません。 長野電鉄小布施駅から徒歩10分か、 タクシーにて、お出かけください (飲酒運転は厳禁)。 昨年夏につづいて3回目の開催です。 前回は60人樣以上にご参加いただきました。 (キャパは80人樣です) 5月下旬に、文屋サイトに特設ページを開き、 お申込受付を始めます。 ★翌7月17日(日)は、 「小布施見にマラソン」が開かれ、 全国から集まるランナー8,000人が、 小布施の土手や野道や路地を駆け抜けます。 http://www.obusemarathon.jp/ ********************** ★井内由佳さんのホームページが リニューアルされました。 http://yuka-i.com ★最新刊『ハズレくじばかりのボクでも 「強運な人」になれた! 神さまからの秘密の教え ?たった7日間で人生が変わる方法、 聞いてきました!』 http://www.amazon.co.jp/dp/4040680693 ★『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』 http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=12 **********************