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2016年06月07日

vol.189  旅人は詩人 「観光」の主役は誰なのか? その5

みなさん、こんにちは。お元気ですか? みなさん、毎日、文屋だよりを、 お受け取りくださいまして、 ありがとうございます。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 信州小布施 美日常の文屋だより vol.189 和合と感謝 百年本を世界へ未来へ。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ このメールマガジン(文屋だより)は、 百年本の文屋代表、小布施人、農士、 「美日常」提唱者として、 ものごとの原点(本来あるべき姿)を 考えつづける筆者が、 日々、交流の場を綾なしながら、 みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと を目的に、お届けしております。 ★文屋・木下豊について http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (きょうのテーマ) 旅人は詩人 「観光」の主役は誰なのか? その5 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ******************* ★人生という旅の詩人★ ******************* 前号で、 「旅人は詩人」と書きました。 ************ 旅人はみな、詩人になる。 感性が露(あら)わに、 むき出しになった詩人としての来訪者は、 とても敏感。 旅先の生活者(暮らす人、働く人)の、 言葉やしぐさ、 旅先のまちや建物の雰囲気やしつらえ、 まちを抜ける風にさえも、 詩人的な感性でうけとめます。 感性の受信アンテナが、 ピカピカに磨かれている状態です。 いわゆる観光地、旅先とは、 訪れ(音連れ)の詩人=来訪者と、 その場に生きる詩人=生活者との、 感性と感性の出会いの場です。 だからこそ、 「海面」のとりつくろいは、 たとえば、 本心とは違うつくり笑いなどは、 すぐに旅人に感じ取られ、 見抜かれてしまいます。 小布施のリーダーたちが、 「結果観光」を唱え、 「小布施の唯一の資源は暮らしぶり。 暮らしぶりを豊かに磨こう」 と言いつづけている、 真の理由は、 ここにあるのだと思います。 ************ こう書いたところ、 北海道の読者樣から、 こんなメッセージをいただきました。 「木下さん、ありがとうございます。 小説家の吉川英治さんが、 人生を旅になぞらえて語ったメッセージを、 わたしはときおり、思い出しています。 「この人生は旅である。 その旅は片道切符の旅である。 往きはあるが帰りはない。」 まさに、人生は旅なのですね。」 ありがとうございます。 このお便りを読んで、松尾芭蕉さんが、 『奥の細道』の冒頭に記した一文を 思い出しました。 「月日は百代の過客にして 行きかふ年もまた旅人なり」 人生は旅。 旅人は詩人。 人はみな、詩人。 詩人の三好達治さんは、 詩人の視座から、つぎのように語っています。 「詩を読み詩を愛する者は既に彼が詩人である」 (『詩を読む人のために』) この連載(その1から)は、 大勢の来訪者をお迎えする土地 (いわゆる観光地)における 来訪者と生活者の交流をテーマに 書いてきました。 しかし、 「人はみな、詩人」であるならば、 自分自身との対話 夫婦や子どもとの対話 職場の仲間との対話 お客様との対話 など、人とのすべての交流は、 「詩人の自分として、 詩人に相手に正対(せいたい)する」 覚悟を定めることが、 大事なのだと思い至りました。 みなさんは、どのようにお感じになりましたか? つづく ************************ ★きょうの気づき★ ◆人生は旅。 旅人は詩人。 人はみな、詩人。 ◆来訪者が生活者という「光」を「観る」。 と同時に、 生活者が来訪者という「光」を「観る」。 と「観光」の意味をとらえて、 土地の主役である生活者の、 暮らしの豊かさを最優先に追い求めれば、 結果観光になっていく。 結果観光のまちであってはじめて、 リピーターは信者客に、 さらには伝道師が生まれ、 好循環のスパイラルが動き始める。 ********************** ★高野登さんの最新刊 『おもてなし日和』お申し込みページ: http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=31 アマゾン:http://my-tiny.com/doxx ********************** ★プレム・ラワットさんと薮原秀樹さんによる 文屋座セミナー 10月23日(日)14時30分から17時30分 東京・御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター 参加者募集中: http://www.e-denen.net/index.php/bunyaza19 ラワットさんのご著書 『Pot with the Hole 穴のあいた桶』 http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=27 幸せは、穏やかな心に宿る。 一つのメッセージを8歳のころから50年間、 世界中から招かれて講演しづつけている ラワットさん。 今年は、「講演活動50周年記念」の ワールドツアーが展開されます。 これからも、 ラワットさんのメッセージを、 世界へ未来へとお伝えしてまいります。 ラワットさんのメッセージを、 世界へ未来へ。 プレム・ラワットさんのご著書や情報は、 文屋(プレム・ラワット日本事務局)が運営する サイトへどうぞ:http://www.premrawat-japan.com/ お近くの書店さん、ネット書店さんでも、 お求めいただけます。 お近くの図書館への「購入リクエスト」も、 お願いいたします。 ********************** このメルマガのアーカイブページが、 仕上がりました。 キーワードで検索することも できるようになりました。 どうぞご覧くさい。 http://www.e-denen.net/index.php/mailmag ********************** ★7月16日(土)16時半ころから19時半ころ   文屋座BBQパーティーin文屋のお庭★ ********************** 真夏の夕刻、 信州小布施、文屋のお庭で文屋座を開きます。 BBQのパーティーです。 ◆とき:7月16日(土)16時半ころより19時半ころ    (受付開始は16時ころより)    15時から準備を始めます。    お手伝い、うれしいです。 ◆ところ:文屋のお庭(電話:026-242-6512)  http://www.mapion.co.jp/address/20541/1::4/ ◆内容:飲み放題、食べ放題、語り放題。 ◆参加料:参加費は2,000円(税込)+一品持ち寄り (食べ物・飲み物/手作り・既製品・・・自由です)。 お支払いは当日、お庭入り口の受付にて。 引き替えに、名札ケースをお渡しいたします。 18歳以下は無料です(保護者の同伴を条件に)。 ◆持ち物:わくわく気分。あれば名刺。 どなたさまも歓迎します。 駐車場はありません。 長野電鉄小布施駅から徒歩10分か、 タクシーにて、お出かけください (飲酒運転は厳禁)。 昨年夏につづいて3回目の開催です。 前回は60人樣以上にご参加いただきました。 (キャパは80人樣です) 5月下旬に、文屋サイトに特設ページを開き、 お申込受付を始めます。 ★翌7月17日(日)は、 「小布施見にマラソン」が開かれ、 全国から集まるランナー8,000人が、 小布施の土手や野道や路地を駆け抜けます。 http://www.obusemarathon.jp/ ********************** ★井内由佳さんのホームページが リニューアルされました。 http://yuka-i.com ★最新刊『ハズレくじばかりのボクでも 「強運な人」になれた! 神さまからの秘密の教え ?たった7日間で人生が変わる方法、 聞いてきました!』 http://www.amazon.co.jp/dp/4040680693 ★『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』 http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=12 **********************

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