━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (きょうのテーマ) 「生年月日を捨てましょう。」その2 高野登さんからのメッセージ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ******************* ★61歳・歌手・郷ひろみさんの「これから」★ ******************* きのう、宝島社が13年前に、 美輪明宏さんを起用して、 全国紙の2ページ見開き広告で発信したメッセージ 「生年月日を捨てましょう。」 「そろそろ、 「年齢」に縛(しば)られない世の中へ」 をご紹介しました。 あえて 「年齢は呪縛(じゅばく)である」と考えて、 自らの年齢に縛られない意識 人を年齢で縛らない意識 で、 自分らしくポジティブに、 豊かに魅力的な日々を送っていきましょう! というメッセージです。 「幸せ生きるための考え方」を、 実在する神さまのメッセージとして伝えつづける 井内由佳さんは、すこし前のメルマガで、 61歳になった歌手・郷ひろみさんの 生きざまを紹介されていました。 郷さんは2015年10月に還暦60歳になりました。 郷さんは年齢について、 「60代は、1番楽しみにしていた年代。 光輝かないといけない年代が始まりました。 期待、願望、責任が沸々(ふつふつ)と 湧いてきました」と 笑顔で心境を語られました。 報道陣に「若さ」の秘けつを聞かれると、 「あんまり気にしてないんですけど。 若くいるためじゃないけど、 筋トレは落ち着くからやっています。 700〜800回とか、30分ノンストップでやったり」と 明かしたそうです。 それを読みながらわたしは、 郷さんより3歳下、57歳の自分はまだ、 「飛躍前の助走期間なのだ」と、 すなおに、うれしくなりました。 郷ひろみさんには、さらに GO! GO!! で、 進化と飛躍をしつづけていきたいと思います。 ******************* ★高野登さんの「進化」をつづける「青春」★ ******************* 文屋の最新刊『おもてなし日和』のご著者 高野登さんは、 全国14カ所で、「百年塾」という 小規模(数十人)の学びあいの場を 定期開催されています。 年間60回に迫る回数です。 そのたびに、 高野さんは1時間ほどの講話をなさり、 その後、 参加者との質疑応答など 語り合いの時間をもたれます。 こうした「進化」「相互進化」の場を、 情け容赦なく連打される「舞台」に、 自身を置きつづける。 この緊張感によって高野さんは、ご自身に、 「必死」のインプットと、 「深化」(深い思索)を、 課していらっしゃるのだと思います。 では高野さんは、 ご自身の「進化」について、 どのような 「心の姿勢」を お持ちなのでしょうか? わたしのこの問いに、 高野さんは、 次のようにお答えくださいました。 *********** 「サミエル・ウルマンの 「青春(Youth)」の 詩が、とても好きです。 年を重ねる ごとに、 この詩の真意が 少し理解できるようになりました。 「青春とは人生のある期間を言うのではなく 心の様相を言うのだ。 優れた創造力、 逞(たくま)しき意志、 炎ゆる情熱、 怯懦(きょうだ)を却(しりぞ)ける勇猛心、 安易を振り捨てる冒険心。 こう言う様相を青春と言うのだ」 (木下注:怯懦「臆病で気が弱いこと。 いくじのないこと」) この出だしの部分は、 時に弱気になりそうな自分のこころを 鼓舞するエールのように響いてきます。 進化すること、 進化し続けること。 それはウルマンの詩のように、 常に若々しい視点を 持ち続けることではないかと思います。 若々しい視点とは、 目の前の景色を違う観点で捉える感性、 これまで自分のなかに無かった視座を持つこと、 ではないでしょうか。 そのために人は、師匠と出会い、 良本を読み、旅に出る。 そして学び得た視点・感性を アウトプットする場を持つこと。 そうした習慣を身に着けることが、 進化に繋(つな)がるのだと思います。」 高野登さん、ありがとうございます。 進化 出力 深化 入力 この好循環スパイラル(らせん状の向上) 高野さんが、お目にかかるたびに、 新鮮な「進化」を 遂げられていると感じていた、 その「秘密」を 明かしていただきました。 人は「進化」をしつづけるかぎり、 「青春」なのだと受け止めました。 ご紹介した美輪明宏の お写真が載った宝島社の広告は、 「きょうの気づき」の最下部に、 URLをご紹介しますね。 ************************ ★きょうの気づき★ ◆60歳までは飛躍の前の助走期間。 60代は、1番楽しみな年代。 光輝かないといけない年代。 ◆ 青春とは心の様相。 人は心が「進化」をしつづけるかぎり、 「青春」なのだ。 ◆自分の生涯だけでは叶わないほどの 高い「理想」を掲げ、 「理想」に向けた当面数年間の 「目標」を掲げ、 日々の暮らしと働きの 「目的」に落とし込み、 粛々(しゅくしゅく)と歩みを進める。 それができれば、 「アッという間」の人生で、 死ぬ直前の自分が、 「アッと驚くなにか」を、 成し遂げることができる。きっと。 ◆美日常のまちでは、 主役幸福・顧客感動・感動波及・結果利益 となり、 さらにスパイラルアップした 主役幸福・顧客感動・・・と 好循環がつづいていく。 これは、 企業経営でも、 まちづくりでも、 家族経営でも、 自分経営にも通じる、 「王道」。 ◆宝島社の広告 「生年月日を捨てましょう。」 美輪明宏さんをご覧ください。 http://tkj.jp/koukoku/nenrei/index.html **********************