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2020年02月23日

Vol.754 死と隣合せに生活している人には、○○よりも、一輪の花の微笑が身に沁みる。

みなさん、こんにちは。お元気ですか? 信州小布施の里は、 霧の立ちこめる朝でした。 いまは、 少し大粒の春の雪が舞っています。 薪ストーブの炎のぬくみが恋しい日々は、 GW前まで、まだ50日ほどつづきます。 みなさん、 いつもこのメールマガジンをお受け取りいただき、 ありがとうございます。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 信州小布施 美日常の文屋だより vol.754 和合と感謝 百年本を世界へ未来へ。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 【きょうのテーマ】 死と隣合せに生活している人には、 ○○よりも、一輪の花の微笑が身に沁みる。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ******************* ★映画み「みとりし」★ ******************* きのう、 わたしが暮らす小布施町の栗が丘クリニックで、 話題の映画「みとりし」(監督・脚本 白羽弥仁)を 観ました。 余命わずかな人が、 最期を迎えるまで寄り添う「看取り士」を題材にした ヒューマンドラマです。 看取り士の女性が、 余命宣告を受けた若い母親との出会いを通じて 成長するさまが描かれています。 原案は、 一般社団法人日本看取り士会の会長を務める 柴田久美子さんの 著書『私は、看取り士』(佼成出版社)。 柴田さんは、「看取り」の意味を、 こう説明しています。 「亡くなるまでの間の介護を行い、 最期を見送ること」。 そして、看取り士の役割は、 「患者にとって住み慣れた我が家、 あるいは患者本人が希望する形に添って 温かい死を迎えられるように、 患者の親族をサポートしながら 心に寄り添いつつ見届けること」。 かねてより柴田さんと親交のあった、 俳優の榎木孝明(えのき・たかあき)さんは、 「柴田さんがガン告知を受け、 27年間の看取り士としての集大成をしようと 決意したことが映画製作のきっかけになった」 と語っています。 榎木さんはまた、 「看取り士は、 生から死への命の引継ぎのサポーターです。 いわば終着点ではない通過点としての死を 次の場所へと橋渡しをする大切な役目を 担っているといえます」と説明します。 (以上、ウィキペディアより引用・編集) この映画の詳細は、 公式サイトをご覧ください。 http://is-field.com/mitori-movie/index.html あまり涙もろくはないわたしですが、 幾人かの臨終の場面では自然に、 胸から込み上げるものを 止めることができませんでした。 あらためて、 「三つの真実」を、そして、 「一期一会」の真の意味を考える機会となりました。 【三つの真実】 1.人は必ず死ぬ。 2.この人生は一度きり。 3.人はいつ死ぬかわからない。 だからこそ、 「一期(この一生に)一会(一度きりの邂逅)」 なのですね。 この気持ちで今を生き、 人と出会い、語り合うことをやり通せたなら、 それはそれは充ち足りた人生といえることでしょう。 そして水輪の原点はいつも、 身近にいてくれる 自分と家族と仲間たちなのですね。 主役の、熟達した榎木孝明さん(64歳)はもとより、 もう一人の主役 村上穂乃佳さん(24歳)の うちに秘めた何かを感じさせる演技も、 すばらしいと思いました。 上映会を開いてくださった 栗が丘クリニックの院長 荒井恵子さんとご主人の忠幸さん、 ありがとうございました。 また、 開催に尽力された長野県初の 一般社団法人日本看取り士会の看取り士 山口朋子さん(小諸市)と お仲間のみなさんにも感謝いたします。 涙で、命と心のお洗濯ができました(^0^) ******************* ★死と隣合せに生活している人には、   ○○よりも、    一輪の花の微笑が身に沁みる。★ ******************* 映画「みとりし」の冒頭に、 上記の文字が映されます。 小説家の太宰治が 『パンドラの箱(正式には、くにがまえの部首に「甲」)』 で書いたメッセージです。 ○○は何だと思いますか? 「生死」です。 「死と隣合せに 生活している人には、 生死の問題よりも、 一輪の花の微笑が身に沁みる。」 わたしはいま、 この文を書きながら、 いつもパソコンの横に飾っている 一輪挿し(いまはピンクのカーネーション)を 眺めています。 このメッセージは、 映画のおしまいに映されるマザーテレサのメッセージと 呼応しています。 「人生の99%が不幸だとしても、 最期の1%が幸せならば、 その人の人生は幸せなものに変わる。」 最後の1%を安らかで和やかな気持ちで迎えられたなら、 それはきっと、幸せな人生になるのでしょう。 みなさん、 「看取り士」というお仕事と、 映画「みとりし」に、 心のアンテナを向けてみませんか? お勧めいたします。 **************** 近刊 2020年初夏発売! 『呼吸 ~ 心の平和への旅』(仮題) 「平和の大使」 プレム・ラワットさん集大成の著書 全国の子どもたちへの寄付本を 受付中です。(特典付き) 新刊と寄付本プロジェクトの詳細はこちら → http://premrawat.shop-pro.jp/?pid=148653715 **************** ようやく春ですね。 みなさん、すてきな日々をおすごしください。 感謝、いっぱい、込めまして! 文屋 木下豊より 【写真説明】​http://www.e-denen.net/index.php/mailmag​? 1.映画「みとりし」のポスター   ©2019「みとりし」製作委員会 2.「誰もが幸せな最期を迎えられる社会に」と願い   岡山市を拠点に全国で活動をつづける柴田久美子さん。   「この人は現代のマザー・テレサ」という想いが、   映画を観ながら自然に浮かんできました。   いつも笑顔で語りかける柴田さんの天命の尊さを   感じずにはいられません。   (写真出典:https://www.nippon.com/ja/japan-topics/c03050/ ) ************************ このメールマガジン(美日常の文屋だより)は、 百年本の文屋代表、小布施人、農士、 「美日常」提唱者として、 ものごとの原点(本来あるべき姿)を 考えつづける筆者が、 日々、交流の場を綾なしながら、 みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと を目的に、お届けしております。 ★文屋・木下豊について http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen http://www.e-denen.net/index.php/about_kino ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 2019年1月20日に八重洲ブックセンターで開いた かんてんぱぱ・伊那食品工業株式会社会長 塚越寛さんの講演音声データ。 語り手と聞き手の意識が高いレベルで一体になった 「奇跡の講演会」の90分間の全容を、 ぜひお手元で何回も聞いてお役立てください。 http://www.e-denen.net/index.php/movies?_id=42 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎わたしのこころの師匠・戸村和男先生  富士和教会の公式サイト:http://fujiwa-k.com/ 師匠のお弟子さん・井内由佳さんのご著書 『もっと美しく、もっと幸せに ~リッチに輝いて愛される33の理由』 (廣済堂出版。2018年)より 【第3章 しあわせは肌にあらわれる】 バスルームでは全身のお肉をねぎらい、 ときに正しい場所に導くことを続けると、 思いどおりにの身体が作られていきます。 ★井内由佳さんの公式サイト:http://yuka-i.com ★井内由佳さんが社長をつとめる 株式会社フィールド オブ ドリームスの公式サイト: https://f-o-dreams.com/ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎文屋では、平和の大使プレム・ラワットさんの 集大成となるご著書を、世界出版するため、 制作中です! 日本語版は5月に出版する予定です。 テーマは、「呼吸としあわせ」です。 お楽しみに。 ◎ラワットさんの講演動画 2011年、欧州議会にて「平和と幸福の実現」をテーマに講演。 講演後に提案された「平和の誓約書」に 37の政府、団体の代表が署名。 「歴史的な講演」と評価され、 「平和の大使」の任命を受けました。 https://youtu.be/owcmZ4ymmS0 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎わたしのイチオシ。斉藤一人さんの「覚悟の話」 goo.gl/hJbwWd ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎

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