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2019年12月27日

Vol.724 敬弔。「きっとみんな同じ想いなんだろうな~」と磯輪英之さん。

みなさん、こんにちは。お元気ですか? 信州小布施の里、夜半からの雨が、 薄日の中で、小雪に変わろうとしています。 文屋のある小布施町から車で一時間あまり。 白馬村をおととい、訪れました。 平年ならホワイトクリスマスになるのですが、 スキー場はまだ、全面滑走できない状態です。 お世話になっている白馬や志賀高原のお仲間たちが、 本格的な雪を待っています。 みなさん、 いつもこのメールマガジンをお受け取りいただき、 ありがとうございます。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 信州小布施 美日常の文屋だより vol.741 和合と感謝 百年本を世界へ未来へ。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 【きょうのテーマ】 敬弔。 「きっとみんな同じ想いなんだろうな~」と磯輪英之さん。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ******************* ★喪中ハガキに想う★ ******************* ことしもあと4日で幕を閉じますね。 ということは、 新年2020年は、あと4日で幕を開ける!という ことでもあります。 先般も書きましたが、 11月も半ばになると、 喪中(もちゅう)ハガキが届き始めます。 「喪中・年賀欠礼状」と呼ばれるもので、 「欠礼ハガキ」ともいわれます。 その年に近親者が亡くなった場合に、 新年のご挨拶(年賀状)を遠慮させていただくことを お知らせする挨拶状です。 文屋は今年、 12通の喪中ハガキをいただきました。 直近では、 12月にお父様を亡くされた伊藤さんと、 同じく最近になってお母様を亡くされた須磨さんから、 いただきました。感謝いたします。 みなさんは、喪中ハガキに、 お返事を書かれますか? わたしは、数年前までは、 喪中ハガキへのお返事を出すのが、 なぜか気が引けて、 そのままにしておりました。 しかし、あるとき、思い直しました。 そうでなくてもおいそがしい年の瀬に、 身近の大事な御方を亡くされて、 お力を落とされている方が 送ってくださったお便りです。 ふつうの境遇の方からいただいたお便り以上に、 丁重に、気持ちを込めて、 お返事を差し上げたい、と。 ******************* ★「敬弔(けいちょう)」という    言葉のある、     この国に生まれたしあわせ★ ******************* そんな気持ちになると、 その気持ちを応援してくれるような 贈り物をいただけるものなのですね。 ある日、どこかで、 すばらしい日本語に出会いました。 「敬弔」 けいちょう、と読みます。 その意味は、 亡き人を敬(うやま)い、 謹んで弔(とむら)うこと。 辞書には使用例として、 「半旗(はんき)を掲げて敬弔の意を表す」が、 紹介されています。 1.亡き人を敬う。 2.謹んで弔う。 この深い想いを凝縮した二文字の熟語がある 日本という国に生まれて、良かったと、 その時からずっと感謝しています。 それ以来、喪中ハガキへのお返事の冒頭に、 「敬弔」の二文字を 筆字で大きめに書くようにしています。 たとえば、こんな感じです。 (ここから) ************ 宛名の方のお名前 敬 弔(大き目に筆ペンで) ご尊父のご逝去を悼(いた)み、 謹んでご冥福をお祈りいたします。 さぞ、お力を落とされていることと お察しいたします。 貴家のみなさまの お健やかなご多幸をお祈りいたします。 向寒の候、ご自愛ください。 これからもどうぞよろしくお願いいたします。             年月日             木下 豊 拝 ************ (ここまで) 弔意のほかにも、 ちょっとしたメッセージを、 書き添えることがあります。 11月にこのメルマガを配信したところ、 幾人かの読者の方々から、 共感のメッセージをいただきました。 そのお一人、 愛知県春日井市の株式会社ISOWA(いそわ)社長・ 磯輪 英之さんからのお便りをご紹介しますね。 磯輪さんの営むISOWAは、 「世界一社風のいい会社」を目指す 段ボール機械の世界トップメーカーです。 モットーは、 「世界一社風のいい会社になり、 段ボールを通じて世界中に夢を提供しよう!」 たいせつなこころとものを包んで運ぶ段ボール それを製造する機械・・・ わたしたち全員が、 ISOWAさんのお世話になっているのです (すごい!)。 (ここから) **************** こんばんは。 今日のメルマガにあった 喪中はがきへの対応についてです。 父や母が亡くなった時、 喪中のはがきを出すと、 その年のお正月はとうぜん年賀状が来ないので、 余計に寂しい想いをしました。 「きっとみんな同じ想いなんだろうな~」 と思い、以来、頂いた喪中のはがきには、 必ず寒中見舞いを出すようにしています。 自分が歳を取るにつれ、 年々頂く喪中のはがきの枚数も増え、 今では毎年60枚くらいの寒中見舞いを出します。 そうすると面白いことに、かなりの確率で、   「ご丁寧にありがとうございます。 うれしかったです。」 と、 普段年賀状を頂かない方からもお返事が届きます。 年賀状はたくさん届くけど、 時期がちょっとずれた寒中見舞いは ほとんど届かないので、 余計に心にとまるのでしょうね。 誰でもやってることをやることも大事ですが、 誰もやらないことをやることの意義って、 こういうところにあるんだと思っています。 来年から、『敬弔』という言葉、 使わせてもらいます (笑) ありがとうございました。 **************** (ここまで) 磯輪英之社長、全文の転載と、 「実名報道」をご快諾いただき、 ありがとうございました。 「「きっとみんな同じ想いなんだろうな~」 と思い、以来、頂いた喪中のはがきには、 必ず寒中見舞いを出すようにしています。」 あたたかくて前向きなISOWAさんの社風に通じる 磯輪社長のお人柄を感じます。 みなさん、 磯輪さんにご興味をお持ちになりましたら、 ホームページを訪れてみてください。 株式会社ISOWA : http://www.isowa.co.jp/     磯輪さんのブログ「磯輪日記」 : http://blog.goo.ne.jp/h_isowa/ ではみなさん、 佳き年末年始の日々をお健やかにおすごしください。 木下 豊より 【写真説明】​http://www.e-denen.net/index.php/mailmag​? 12月20日の「磯輪日記」に、 「永年ISOWAに貢献してくれたISOWAビトに 感謝の気持ちを社員みんなで伝える日がやって来ました。」 と磯輪英之社長。 株式会社ISOWAの創業は1920年。 2020年は100周年を迎えます。 ************************ このメールマガジン(文屋だより)は、 百年本の文屋代表、小布施人、農士、 「美日常」提唱者として、 ものごとの原点(本来あるべき姿)を 考えつづける筆者が、 日々、交流の場を綾なしながら、 みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと を目的に、お届けしております。 ★文屋・木下豊について http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen http://www.e-denen.net/index.php/about_kino ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 2019年1月20日に八重洲ブックセンターで開いた かんてんぱぱ・伊那食品工業株式会社会長 塚越寛さんの講演音声データ。 語り手と聞き手の意識が高いレベルで一体になった 「奇跡の講演会」の90分間の全容を、 ぜひお手元で何回も聞いてお役立てください。 http://www.e-denen.net/index.php/movies?_id=42 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎わたしのこころの師匠・戸村和男先生  富士和教会の公式サイト:http://fujiwa-k.com/ 師匠のお弟子さん・井内由佳さんのご著書 『もっと美しく、もっと幸せに ~リッチに輝いて愛される33の理由』 (廣済堂出版。2018年)より 【第2章 こころと身体をしあわせにする食事】 食事の際は、まず初めに野菜や海藻を、 食べるようにこころがけ、 身体の声に耳を傾ける。 そのちょっとした習慣で、 体調が少しずつ変わり始めます。 ★井内由佳さんの公式サイト:http://yuka-i.com ★井内由佳さんが社長をつとめる 株式会社フィールド オブ ドリームスの公式サイト: https://f-o-dreams.com/ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎文屋では、平和の大使プレム・ラワットさんの 集大成となるご著書を、世界出版するため、 制作中です! テーマは、「呼吸としあわせ」です。 お楽しみに。 ◎ラワットさんの講演動画 2011年、欧州議会にて「平和と幸福の実現」をテーマに講演。 講演後に提案された「平和の誓約書」に 37の政府、団体の代表が署名。 「歴史的な講演」と評価され、 「平和の大使」の任命を受けました。 https://youtu.be/owcmZ4ymmS0 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎わたしのイチオシ。斉藤一人さんの「覚悟の話」 goo.gl/hJbwWd ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎

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