2024年7月13日

「火と水の結」
大鼓 大倉正之助・舞 那須シズノ
令和6年(2024年)10月11日(金・旧暦9月9日・重陽の節句)
多賀大社 能舞殿 奉納式

           

   

多賀大社 能舞殿において、主祭神 伊邪那岐大神と伊邪那美大神に、能楽師 囃子方大倉流大鼓の大倉正之助さん(重要無形文化財総合指定保持者)と現代舞踊家で螺旋舞の創始者 那須シズノさん(ハワイ在住)が、大鼓の演奏と舞による「火と水の結(ゆい)」を奉納いたします。

当日は、正式参拝、奉納に続いて、参集殿に場を移して直会を催します。

時は菊花が咲き、紅葉が青空に映える重陽の節句、大安吉日。古くから「お多賀さん」の名で親しまれる近江の国第一の大社で神と人とが祭り合うお祝いの場に、ご参集いただくことを、一同、心よりお待ち申しております。

大倉さんと那須さんのお二人は、令和7年(2025年)5月10日(土)午後、滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホールにおいて「リサイタルセミナー 火と水の結」を開催いたします(主催:文屋)。このたびの多賀大社における奉納は、このリサイタルセミナーの幕開けの祝祭でもあります。

        

1.と き 令和6年(2024年)10月11日(金・旧暦9月9日・重陽の節句)

11時 受付開始(参集殿ロビー)

12時 正式参拝(本殿)

12時30分 奉納式(能舞殿)

13時 直会(参集殿)

15時30分 直会御開き

2.ところ 多賀大社(滋賀県犬上郡多賀町多賀604番地)

多賀大社

古くから「お多賀さん」の名で親しまれる滋賀県第一の大社です。日本最古の書物「古事記」によると、この両神は神代の昔に、初めて夫婦の道を始められ、我国の国土、続い…


3.会費(税込。玉串料、直会会費を含みます一般参加費と特別賛助会費のいずれかをお選びください)

一般参加費 15,000円(正式参拝の際、本殿の定員の関係により、おそれいりますが、拝殿でのお詣りをお願いする可能性がございます。あらかじめご了承ください)。

特別賛助参加費 30,000円(正式参拝で本殿に優先してお上がりいただき、能舞殿の正面に椅子席をご用意いたします)。

お申し込み・お支払いは、下記にお願いいたします。

一般参加の方はこちらをクリックしてお申込みください。

特別賛助参加の方はこちらをクリックしてお申込みください。

4.撮影 

静止画および動画にて撮影いたします。プライバシーには十分に配慮して撮影・編集いたしますが、差しさわりのある方は、事前に事務局にお知らせください。

5.主催事務局 文屋(ぶんや)

〒381-0204 長野県上高井郡小布施町飯田45

電話:026-242-6512、FAX:026-242-6513

メール:bunya@e-denen.net

振込先:八十二銀行 小布施支店 普通 217149 名義人:ブンヤ

【多賀大社のご案内】

御祭神 伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ) 伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)                       

古くから「お多賀さん」の名で親しまれている滋賀県第一の大社です。

日本最古の書物「古事記」によると、この二柱の大神は神代の昔に、初めて夫婦の道を始められ、日本の国土、続いて天照大神をはじめとする八百万(やおよろず)の神々をお産みになられました。

生命(いのち)の親神様であることから、古く「延命長寿・縁結び・厄除け」の神様として信仰を集め、鎌倉時代から江戸時代にかけては、武家や民衆にも信仰が広まり、多賀大社の分祀社は全国239社を数えます。

春のしだれ桜、秋の奥書院の紅葉なども見事で、近辺には彦根城や湖東三山、琵琶湖などの名所にも恵まれ、年間約170万人の参拝者を迎えています。

「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる」という俗謡があります。

「お伊勢お多賀の子でござる」とは、多賀神社の御祭神が伊邪那岐大神・伊邪那美大神で、この二神は成婚して伊勢神宮の祭神である天照大神を生んだという神話が『古事記』などに伝わっています。伊勢神宮や多賀神社への参詣が多くなるにつれて、こんな俗謡ができたようです。


【大倉 正之助(おおくら・しょうのすけ)】

重要無形文化財総合指定保持者

能楽師 囃子方大倉流大鼓

1955年(昭和30年)2月15日、兵庫県神戸市生まれ。

大倉流小鼓十三世祖父・故大倉長右衛門、大倉流小鼓十五世父・故大倉長十郎より小鼓の稽古を受け九歳で能舞台 独鼓『難波』初舞台。その後、大倉流大鼓長老、故吉田太一郎師より大鼓の稽古を受け十七歳で舞囃子『小袖曽我』大鼓に転向する。葛野流大鼓 故瀬尾乃武師(人間国宝)に師事。伝統的な能舞台での活動と1979年より継続する能楽普及活動の一環として鼓や能楽囃子を中心とする体験授業を各教育機関に於いて展開。また大鼓独奏及び 大鼓連調様式を編み出し、各国の式典、大会のオープニングセレモニーで大鼓独奏および連調を披露する。 大鼓連調に於いては第六十二回伊勢神宮式年遷宮記念式典にて大鼓三十六連調、鶴見總持寺、東日本大震災一周忌法要では大鼓百三十六連調を披露した。

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  【那須 シズノ(なす・しずの)】

現代舞踊家・ハワイ島在住

1953年4月13日、大阪市生まれ。

3歳でクラシックバレエを始める。7歳でボリショイバレエの交換留学生に選ばれ、19歳より舞踊家としての活動を始める。25歳、ダンスカンパニーを設立し、地域社会の様々なダンス教育に貢献する。

30代より日本はもとより世界を行脚し、東洋と西洋を超えた舞踊宇宙観と祈りの精神、独自の旋回の技を極め、螺旋舞「SHIZUNO NASU スパイラルビジョン」を醸成する。

2024年春、長野県小布施町にて、葛飾北斎の肉筆画である岩松院の大天井画「鳳凰図」を拝観。その鮮やかな筆致と色彩から、時を超え伝えられる芸術家の魂の真髄に心打たれ、葛飾北斎に捧げる『鳳凰の舞 無限の光』の舞を創作して奉納。それを契機に、さらに芸能の民が成す業への深み、自らの純粋芸術に新たに目覚め、舞踊家人生の集大成ヘと歩み始める。

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令和6年(2024年)5月23日、打ち合わせで多賀大社を訪れた
左から、木下豊(文屋代表)、那須シズノさん、大倉正之助さん、井上悟さん(ヘルスアート代表)

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