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文屋だより

Vol.880 子どもも外国人も楽しめる 美しい大人たちの絵本 『ちよにやちよに』そうだったのか!君が代!その2

2021年08月20日

みなさん、こんにちは。お元気ですか?

信州小布施の里

抜けるような初秋の青空です(^0^)

特産の小布施栗の緑色のイガが、
大人のにぎりこぶしくらいの大きさに
育ってきました。

息子たちが営む小布施牧場の栗園は、
今年も豊作のようです。

まもなく、秋の恒例、
「小布施栗」のご購入のお申込受付を始めます。

10月初旬には、

収穫したての栗としぼりたてのジャージーミルクの
コラボによる人気ジェラート「小布施栗ミルク」が
直営店のmilgreen(ミルグリーン)に並びます。

ご期待ください。

さっそく本日のテーマをお伝えいたします。

【本日のテーマ】

子どもも外国人も読める美しい大人たちの絵本
『ちよにやちよに』そうだったのか!君が代!
その2

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個人的なラブレターであった和歌を
千年つづくラブソングに仕立てた
藤原公任さんの驚くべき編集力!

****************


文屋が7月に出版した書物
『ちよにやちよに』は、
大勢のみなさまのご賛同と共感、ご支持をいただき、

おかげさまで、
発売からひと月あまりでこのたび、
増刷を決めることができました。

年内に30,000部の第一次目標への一里塚です。
ひきつづき、広報普及に努めてまいります。

みなさま、ありがとうございます。

力のある書物には、
その秘めた力に応じて、比例するかのように、
さまざまな反響、たくさんのご感想をいただきます。

Amazonの書評欄に「Love books」さんが
寄せてくださった文章を引用いたします。

(タイトル)

君が代がラブレター!知ったら絶対話したくなる!

(書評の本文)

「君が代が
こんなにも素敵なものだと初めてしり
あたたかく、やさしい気持ちになる本でした。

バイリンガルの本なので
海外にいる友人にも送りたいです!

ストーリーも、絵も、読み聞かせの動画も素敵!
何回でも読み返したい本です。(原文のまま)」

Love booksさん、ありがとうございます。

「読み聞かせの動画」というのは、
本の巻末にあるQRコードから視聴することのできる
読者限定サービスのことです。

白駒妃登美さんによる日本語の朗読映像と音声

英訳者山本ミッシェールさんによる
日本語と英語の交互の朗読映像と音声

などをお楽しみいただくことができます(無料)。


白駒妃登美さんは、
『ちよにやちよに』のあとがきで、
次のように解説しています。


(引用、ここから)
****************

古今和歌集の成立からおよそ100年が経った
1013 年ごろ、

藤原公任(ふじわらのきんとう)という人が、
みんなが楽しく朗詠(ろうえい)できる名歌を
編纂した

『和漢朗詠集(わかんろうえいしゅう)』に、
「わが君は」が「君が代は」と手を加えられて、
登場します。

「君が代は
千代に八千代に

さざれ石の
いはわほおとなりて
こけのむすまで」

「君」は、
恋人や親しい人だけでなく、
一族の長老や主人など、
目上の人に対し敬意を込めて呼ぶ時にも使われます。

そして「代」は、
寿命や命のことであり、
時代を表す場合にも用いられます。

****************
(引用、ここまで)


個人的なラブレターとして誕生したこの歌が、
千年の長きにわたってわたしたちの先人たち愛され、
歌い継がれてきたこと。

その背景には、
『和漢朗詠集』をつくった藤原公任による
「わがきみ」から「君が代」への手直しがありました。

編集者であるわたし(木下)から見ますと、
これはお見事な「編集力」だと感嘆してしまいます。

「君が代」と言い換えられたことで、

ただの一通の個人的なラブレターが、

だれもがそれぞれに「君」を想像して、
思い思いに口ずさむことのできるラブソングに
変身をとげたのです。

恋愛対象としての「わがきみ」から、
よりおおきな愛の対象としての「君」へ。

もともとの歌に秘められていた可能性が、
一気に解き放たれた!ともいえます。

これが、
この歌が千年以上も愛唱されてきた
決定的な理由なのではないでしょうか?

この和歌の「変身」による永続性をながめるとき、

わたしは、

ある商品にほんのわずかの手を加えるだけで、

あるいは、
伝え方、広報や広告の仕方をちょっと工夫するだけで、

思わぬベストセラーやロングセラーに生まかわれる、
ビジネスの世界にも通じる
「編集の醍醐味」を感じてしまいます。


次号では、
「君が代と想像力」をテーマに
この歌の魅力と可能性を書かせてください。

****************

いま、わたし(木下)は、毎朝、
この歌を朗唱しています。

「君」として思い浮かべるのは、

家族であり、
仲間たちであり、

草木や山や海であり、
宇宙でもあります。

やすらやで、すずやかで、
おおらかで、たおやかな気分になります。

パワーソングです。

***********

子どもたちは幼稚園や学校で、
はじめて国歌「君が代」を覚えます。

詠み人知らず(作者不明)のラブレターを、
先人たちが千年以上にわたって
愛唱しつづけてきたこと。

この歌の本来の意味を、
先生方にも子どもたちにも、
伝えていきたいと思います。


文屋ではいま、
絵本『ちよにやちよに』を、

全国・世界の子どもたちに贈る
「寄付本プロジェクト」を実施中です。

おかげさまで、

福島県内の小学校と公共図書館、
全国の児童養護施設、
そして小児医療の病院に贈る

第一次目標の250万円・1,250冊分を
達成いたしました。

応援してくださっているみなさん、
ありがとうございます。

第二次目標は、
世界各国の駐日の外国公館約230館と、
世界中の日本人学校役100校に、
数冊ずつ贈ることです。

金額は250万円、1,250冊です。

みなさまのご理解とご参画をお待ちしております。

https://www.e-denen.net/cms_kifubon.php

****************

ではみなさん、お健やかに、
夏の佳き日々を楽しみましょう。

どうぞよろしくお願いいたします。

文屋 木下 豊より


【写真説明】https://www.e-denen.net/cms_mailmag.php?_id=870

朝日新聞全国版の朝刊1面に掲載していただく
『ちよにやちよに』の広告です。

掲載日はあさって8月22日(日)

全国版は480万部だそうです。
みなさん、ご覧くださいね!

本文より「夜空の祈り」

白駒さんがこの絵本に込めた想いを、
わかりやすく語る映像が出来上がりました。
どうぞご覧ください。↓

以下の「寄付本プロジェクト」のページ中ほどの
「ご挨拶動画」です。
文屋へのご注文もこちらからどうぞ!
https://www.e-denen.net/cms_kifubon.php

Amazonでもお求めいただくことができます。
https://amzn.to/2UYJJBs

中西進先生は、この御方です:
https://www.youtube.com/watch?v=D4h2vaLcCEU

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★文屋・木下豊について
https://www.e-denen.net/cms_about.php

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