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文屋だより

Vol.879 子どもも外国人も楽しめる 美しい大人たちの絵本 『ちよにやちよに』そうだったのか!君が代!その1

2021年08月19日

みなさん、こんにちは。お元気ですか?

信州小布施の里

特産の小布施栗の緑色のイガが、
大人のにぎりこぶしくらいの大きさに
育ってきました。

息子たちが営む小布施牧場の栗園は、
今年も豊作のようです。

まもなく、秋の恒例、
「栗のご購入」のお申込受付を始めます。

ご期待ください。

さっそく本日のテーマをお伝えいたします。

【本日のテーマ】

子どもも外国人も読める美しい大人たちの絵本
『ちよにやちよに』
そうだったのか!君が代!その1

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子どもも外国人も楽しめる
美しい大人たちの絵本

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文屋が7月に出版した書物
『ちよにやちよに』は、
大勢のみなさまのご賛同と共感、ご支持をいただき、

おかげさまで、
発売からひと月あまりでこのたび、
増刷を決めることができました。

年内に30,000部の第一次目標への一里塚です。
ひきつづき、広報普及に努めてまいります。

みなさま、ありがとうございます。

力のある書物には、
その秘めた力に応じて、比例するかのように、
さまざまな反響、たくさんのご感想をいただきます。


THS経営組織研究所代表で、
慶應義塾大学などでも教えていらっしゃる
小杉俊哉先生は、

きのう、Facebookに、
次のように投稿してくださいました。

(引用ここから)
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お恥ずかしいことに、
君が代の歌の成り立ちよく知りませんでした。

知らずにどれだけ唄っていた
(唄わされていた?)ことでしょうか。

これ、
本当に小学校の時に知りたかったです!

日本人として。

もともとラブレターだったと。

だから子ども達に知って欲しい!

寄付本プロジェクト、
既に250万円、1250冊が1250カ所の図書館や施設に
寄贈されています。素晴らしいですね。

微力ながら参加させていただきました。
https://www.e-denen.net/cms_kifubon.php

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(引用ここまで)

小杉先生、たいへんありがとうございます。

いちばん多いご感想は、

「えっ、そうだったの? 初めて聞いた」

「小学生の時に教えてほしかった」

という、驚きをふくむ感謝のご感想です。

そこで今号から数回にわたり、

「そうだったのか!君が代!」

と題して、
この書物でご紹介している「事実」を
あらためてくわしく、お伝えしたいと思います。

前号では、
本書を

「子どもも外国人も楽しめる
 美しい大人たちの絵本」

として制作したことをお伝えしました。


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ルーツは千年以上も前のラブレター?
しかも誰の作か不明
それなのに国歌とは!?

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この歌の元になる歌は、
いまから1100年以上前につくられた和歌です。

昨年12月22日

このことを白駒妃登美さんに
初めて教えていただきました。

それまでは、

「君が代」は、昭和の初期の作か、
古くても明治時代くらいに
ばくぜんと思っていました。

そもそも、
「君が代」の出自(しゅつじ)などに、
関心をもったことがありませんでした。

『ちよにやちよに』のあとがきで、
白駒さんは、次のように解説しています。

(引用、ここから)
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私たちの国歌『君が代』の本歌(ほんか) は、
平安時代に生きた、
ある人物の詠(よ)んだ「愛の歌」です。

このことを知った時、
梅の花に太陽の光が差し込み
キラキラと輝き始めたような、

美しいあたたかさが、
胸いっぱいに広がっていきました。

それは、

今から1100年以上前の平安時代前期に
編纂(へんさん)された
『古 今和歌集(こきんわかしゅう)』にありました。

『君が代』の本歌は、
「題しらず、よみ人しらず」で、

わがきみは
ちよにやちよに

さざれいしの
いはわほおとなりて
こけのむすまで

(古今和歌集三四三)と、あります。

もとの歌は、
「君が代」ではなく「わが君」です。

当時、主に女性が、
愛する男性を呼ぶ時に
「わが君」と言ったのです

(一方、男性が愛する女性を「わが君」と
呼ぶこともありました。

つまり夫婦や恋人など、
親愛の情を持つ相手に向けた呼び名が
「わが君」なのですね)。

この歌は、
名前はわかりませんが、
平安時代に生きた、ある人物が、

恋しい人に
「いつまでも、長生きしてくださいね」と
歌いあげたものだったのです。

歌の音の流れが、
春の小川がサラサラ音を立てているようで、
こころが安らかになごみますね。

この歌は、
「賀歌(がのうた)」といって、
おめでたい時に歌われる

「言祝(ことほぎ。お祝い)の歌」に分類されます。

おそらく作られた当初からたくさんの人に愛され、
さまざまなお祝いの席で歌われる、
大人気の歌だったのでしょう。

その証(あか)しに、
古今和歌集の成立からおよそ100年が経った
1013 年ごろ、

藤原公任(ふじわらのきんとう)という人が、
みんなが楽しく朗詠(ろうえい)できる名歌を
編纂した

『和漢朗詠集(わかんろうえいしゅう)』に、
「わが君は」が「君が代は」と手を加えられて、
登場します。

君が代は
千代に八千代に

さざれ石の
いはわほおとなりて
こけのむすまで

****************
(引用、ここまで)


「君が代」は、
1100年以上の歴史がある
「世界最古の国歌」であること。

そのころから、
大人気の歌として
わたしたちの先人たちが歌い継いできたこと。

詠み人知らず(誰が詠んだのかわからない)
でありながら、「国歌」であること。

白駒さんのお話は、
いくつもの驚きの連続であり、

日本人として、
すなおにうれしくなる内容でした。

その最初のお話を伺って、
わたしは即座に、
この絵本の出版を決めたのでした。

驚きと喜びはさらにつづきます。

次号をお楽しみにどうぞ。


いま、わたし(木下)は、毎朝、
この歌を朗唱しています。

「君」として思い浮かべるのは、

家族であり、
仲間たちであり、

草木や山や海であり、
宇宙でもあります。

やすらやで、すずやかで、
おおらかで、たおやかな気分になります。

「君が代」は
パワーソングです。

***********

子どもたちは幼稚園や学校で、
はじめて国歌「君が代」を覚えます。

詠み人知らず(作者不明)のラブレターを、
先人たちが千年以上にわたって
愛唱しつづけてきたこと。

この歌の本来の意味を、
先生方にも子どもたちにも、
伝えていきたいと思います。


文屋ではいま、
絵本『ちよにやちよに』を、

全国・世界の子どもたちに贈る
「寄付本プロジェクト」を実施中です。

おかげさまで、

福島県内の小学校と公共図書館、
全国の児童養護施設、
そして小児医療の病院に贈る

第一次目標の250万円・1,250冊分を
達成いたしました。

応援してくださっているみなさん、
ありがとうございます。

第二次目標は、
世界各国の駐日の外国公館約230館と、
世界中の日本人学校役100校に、
数冊ずつ贈ることです。

金額は250万円、1,250冊です。

みなさまのご理解とご参画をお待ちしております。

https://www.e-denen.net/cms_kifubon.php

****************

ではみなさん、お健やかに、
夏の佳き日々を楽しみましょう。

どうぞよろしくお願いいたします。

文屋 木下 豊より


【写真説明】https://www.e-denen.net/cms_mailmag.php?_id=869

朝日新聞全国版の朝刊1面に掲載していただく
『ちよにやちよに』の広告です。

掲載日は8月22日(日)

全国版は480万部だそうです。
みなさん、ご覧くださいね!

白駒さんがこの絵本に込めた想いを、
わかりやすく語る映像が出来上がりました。
どうぞご覧ください。↓

以下の「寄付本プロジェクト」のページ中ほどの
「ご挨拶動画」です。
文屋へのご注文もこちらからどうぞ!
https://www.e-denen.net/cms_kifubon.php

Amazonでもお求めいただくことができます。
https://amzn.to/2UYJJBs

中西進先生は、この御方です:
https://www.youtube.com/watch?v=D4h2vaLcCEU

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★文屋・木下豊について
https://www.e-denen.net/cms_about.php

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