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文屋だより

メールマガジン「文屋だより」は、
百年本の文屋代表、小布施人、農士、「美日常」提唱者として、
ものごとの原点(本来あるべき姿)を考えつづける筆者が、日々、交流の場を綾なしながら、
みなさまの人生とビジネスのお役に立つことを目的に、お届けしております。

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Vol.802 一つの新聞広告が導いた一人の青年の人生。小布施牧場緑談 モ~2

2020年07月24日

みなさん、こんにちは。お元気ですか?

九州・熊本をはじめ、
大きな被害を受けられたみなさまに、
心よりお見舞い申し上げます。

台風19号に、コロナに、大雨に・・・

何か偉大なる存在(大自然、神さま、仏さま・・・)が、
わたしたちに「いい加減にわかりなさい!」と
おっしゃりたいことは、何なのでしょうか? 

自問しております。

いま、すぐに思い浮かぶのは、

自然を敬い、自然に感謝して、自然にならう
生き方と経営の仕方(自然体経営)です。

きょうの信州小布施は、
長梅雨の晴れ間です。


みなさん、
いつもこのメールマガジンをお受け取りいただき、
ありがとうございます。


◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎
信州小布施 美日常の文屋だより vol.802
和合と感謝
百年本を世界の未来へ。
◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎
【きょうのテーマ】
一つの新聞広告が導いた一人の青年の人生。
小布施牧場緑談 モ~2

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★経営理念は、
 「社員が幸せにはたらく楽農経営で、
       美しい里山を増やします」★
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前号では、

小布施牧場縁談 モ~1として、
「伊那食品工業さんをTTPする牧場を始めました。」
をお伝えしました。

ご覧いただきましたでしょうか?
https://www.e-denen.net/index.php/mailmag?_id=792


小布施牧場株式会社は、
2017年3月に、二人の息子夫婦が営んでおります。

小布施牧場が育てているジャージー牛は、
日本で飼われている乳牛のわずか1%しかいない
希少種です。

特長は、高タンパクで、
乳脂肪分、無脂乳固形分、
ビタミンやミネラルなどの栄養価が高く、

優れた「コク」と「うまみ」を味わえることです。


2018年4月に開店した直営店舗
milgreen(ミルグリーン)では、

奥の工房で日々つくられる
ジェラートとモッツァレラチーズを、
お客様に直接、ご提供しています。

会社のキーワードは、「楽農」です。

経営理念は、
「社員が幸せにはたらく楽農経営で、
       美しい里山を増やします」。

小規模・放牧型・地域内循環型酪農の
高品質の六次産業によって、

荒れた里山を美しくてたくましい、
味わいの里に再生させていくことが目的です。

そして、社是は、

「いい会社をつくりましょう 
     ―たくましく そして やさしく―」。


そうです、塚越寛さんの伊那食品工業株式会社が
掲げる社是、そのまんまなのです。

内部のミーティングでの荒野社長(31歳、次男)の口癖は、
「小布施に伊那食品工業さんの”楽農版”を
つくりましょう」です。

どんな世界でも、

その真髄をつかみ、奥義に迫って、
体現しようとするなら、
まずは真似ること。

茶道やお能・柔道などの「道」の世界では、
守破離(しゅはり)の「守」に徹することが
すべての入口ですね。

守は、エイゴでいうとTTP。

徹底(T・T)的にパクる(P)ことです。

わたしたちは、
「社是」をそのまんまいただくことで、
TTPの一歩を踏み出しました。


台風19号に、
コロナさんの災禍に、
このたびの大雨に・・・

いろいろな波風を受けながらも、

おかげさま開業3年目のいま、
末広がりの明るい見通しを
語り合えるようになりました。

感謝の言葉しかございません。


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★経営理念は、
 「社員が幸せにはたらく楽農経営で、
       美しい里山を増やします」★
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「小規模・放牧型・地域内循環型酪農の
高品質の六次産業によって、

荒れた里山を美しくてたくましい、
味わいの里に再生させていくこと」

小布施牧場のこの「目的」を聞いて、
みなさんはどんな光景を想像されますか?

わたしは、
15歳の頃に毎週テレビで楽しみに観ていたアニメ番組
「アルプスの少女ハイジ」を思い出します。

原作は、スイスの作家ヨハンナ・スピリの
同名小説だそうです。


荒野社長のビジョンは、

「アルプスの少女ハイジの友だち、
ヤギ飼いのペーターたちが、

世界中の里山を美しくしながら、
家族や仲間と幸せに暮らす地球」です。

こんな「夢」を抱くようになったきっかけを問われると、
荒野社長はいつも、
20歳の時の衝撃的な”出会い”を語り始めます。

あるすごい新聞広告との衝撃的な出会いによって、
「ふるさと小布施に牧場を」という夢を
いだくようになったのだそうです。

いま、わたしたちが、
「塚越さんの伊那食品工業さんをTTP!」と
語り合っている原点に迫るエピソードです。


こう回想します。

「北海道の酪農学園大学2年生のお正月、
帰省していたときのことです。

元旦に配達された地元紙「信濃毎日新聞」を、
何気なくみていたとき、
とても美しい写真のページが目に入りました。

1ページ全面広告。

「かんてんぱぱ」ブランドで知られる
伊那食品工業株式会社の会長(当時)・塚越寛さんが、

旅先で撮影したスイスの山岳地帯の
美しい田園風景でした。

雄大なアルプスを背景に、
一面に緑の牧草が茂る牧場で、
茶色い牛たちが草を食(は)んでいます。

全面広告の下のほうに、
「日本の農業のあり方を考える」と題した
塚越さんのメッセージが添えられていました。

将来の道を思い悩んでいたわたしは、
その後、
このメッセージをいつも念頭に置いて模索をつづけ、

国内外の牧場での体験を経て、
小布施牧場の開業に至りました。

まさに、あの広告が、
わたしの人生を導いてくれる決定打になりました」。


くしくも、父親のわたしは、
その6年前、2004年に塚越さんの最初のご著書
『いい会社をつくりましょう』(のちに新訂版)を出版。

親子で、塚越さんに大きな影響を受け、
ご恩をいただくことになりました。


荒野社長が、
「小布施に伊那食品工業さんの”楽農版”を」と
静かな情熱を燃やすのは、
ごく自然なことなのです。

以下に、塚越さんのそのメッセージを、
ご紹介いたしますね。

****************

「日本の農業のあり方を考える」
  
山間部の農地が荒れつつあります。

高齢化に伴う農業就農者の減少も
その原因のひとつと言われています。

よく手入れされた農地は観光立国には欠かせません。

ゴルフ場と見間違うようなスイスの景観。

スイスには荒れた農地や見苦しい薮はありません。

家畜がきれいにしているのです。

将来の観光立国を見据えて、
私たちは20年、30年後の日本の農業のあり方を
考えるべきだと思っています。

「農業生産法人ぱぱな農園」も
その為の小さな努力のひとつです。」

****************


御年82歳になられてなお「最高顧問」として、
現役で後進たちを導かれている塚越さんと、

50年、半世紀も年少の31歳の荒野社長。

熱い思いは、
世代、業種、地域を軽々と超えて、
伝わり、継がれ、息づいています。


次号では、
塚越さんから荒野社長が直接お教えをいただいた
メッセージを、ご紹介しますね。

あなたの人生と経営にも、
何らかのご参考になれば、うれしく存じます。

ご期待ください!

****************

小布施牧場の
直営店舗milgreen(ミルグリーン)は、

ジェラートとモッツァレラチーズの工房がある
カフェです。

朝、しぼりたての濃厚なジャージー牛乳を
低温殺菌したミルクを使い、

工房でジェラートとモッツァレラチーズに仕上げて、
お客様にご提供しています。

近ごろは、
絶品のプ○ンも登場いたしました。

お店は、
「小布施千年の森」という
広大な広葉樹の森にあります。

お客様には、

信州小布施に旅をしていただき、
森で生まれたての清冽な空気を吸いながら、
味わっていただきたいと願っております。

直売をしながらも、
ネットによる通信販売も行っています。

通販のメニューは、

1.カップアイスクリーム6個入り
2.モッツァレラチーズ3個入り
が基本です。

お中元向けなど、ご進物としても、
ご好評をいただいております。

いつもの夏とはちょっと新味のあるお品として、
ご検討いただけると幸いです。

小布施牧場の公式サイト:
https://obusedairyfarm.co.jp/

****************


文屋はいま、
オンラインスクール
「塚越寛さんに学ぶ年輪経営の極意」を制作しています。

ナビゲーター、講師を、
高野登さんがご快諾くださいました。

いまは在庫切れになっている
上記の『映像本いい会社をつくりましょう』の
対話映像を観ながら、

高野さんとわたしが語らい、
議論を深める構成です。

毎月1回の配信で、12回、1年間をかけて、
受講されるお一人お一人が、

それぞれの人生とお仕事、経営のありようを見つ直し、
成長・進化させることを目標にしています。

8月3日(月)の開講予定です(7月1日の開講が遅れ、
申し訳ございません)。

どうぞご期待ください。

****************

ではみなさん、お健やかに、
夏の佳き日々を楽しみましょう。

どうぞよろしくお願いいたします。

文屋 木下 豊より


【写真説明】http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?

荒野社長に大きな影響を与え、
小布施牧場株式会社誕生の原点になった
伊那食品工業さんの元旦号広告

(2010年1月1日、信濃毎日新聞より)

◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎

このメールマガジン(美日常の文屋だより)は、
百年本の文屋代表、小布施人、農士、
「美日常」提唱者として、

ものごとの原点(本来あるべき姿)を
考えつづける筆者が、
日々、交流の場を綾なしながら、
みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと
を目的に、お届けしております。

★文屋・木下豊について
http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen
http://www.e-denen.net/index.php/about_kino

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★プレム・ラワットさんの「心の平和」のメッセージを、

これから100年の未来を生きる、
無限の可能性を秘めた子どもたちに贈りたい!

寄付本プロジェクトにご一緒しませんか?★

ラワットさんのこのご著書を、
より多くのみなさんにお伝えしていきましょう!

新刊と寄付本プロジェクトの詳細はこちら →
http://premrawat.shop-pro.jp/?pid=148653715

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小布施牧場の
しぼりたてジャージー牛乳を使った
ジェラートとモッツァレラチーズの工房&カフェ
milgreen(ミルグリーン)
https://obusedairyfarm.co.jp/milgreen/

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2019年1月20日に八重洲ブックセンターで開いた
かんてんぱぱ・伊那食品工業株式会社会長
塚越寛さんの講演音声データ。

語り手と聞き手の意識が高いレベルで一体になった
「奇跡の講演会」の90分間の全容を、
ぜひお手元で何回も聞いてお役立てください。
http://www.e-denen.net/index.php/movies?_id=42

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◎わたしのこころの師匠・戸村和男先生
 富士和教会の公式サイト:http://fujiwa-k.com/

師匠のお弟子さん・井内由佳さんのご著書

『もっと美しく、もっと幸せに
~リッチに輝いて愛される33の理由』
(廣済堂出版。2018年)より

【第4章 愛の中にいる】

自分の本当の望みや、
足かせとなっている過去のできごと、
悲しみ・・・。

そんな自分の真意を知り、
明るい方向に整理するには、
自分に手紙を書いてみるのがおすすめです。

★井内由佳さんの公式サイト:http://yuka-i.com

★井内由佳さんが社長をつとめる
株式会社フィールド オブ ドリームスの公式サイト:
命を受けました。
https://youtu.be/owcmZ4ymmS0

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◎わたしのイチオシ。斉藤一人さんの「覚悟の話」
goo.gl/hJbwWd
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