2019年12月27日
みなさん、こんにちは。お元気ですか?
信州小布施の里、夜半からの雨が、
薄日の中で、小雪に変わろうとしています。
文屋のある小布施町から車で一時間あまり。
白馬村をおととい、訪れました。
平年ならホワイトクリスマスになるのですが、
スキー場はまだ、全面滑走できない状態です。
お世話になっている白馬や志賀高原のお仲間たちが、
本格的な雪を待っています。
みなさん、
いつもこのメールマガジンをお受け取りいただき、
ありがとうございます。
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信州小布施 美日常の文屋だより vol.741
和合と感謝
百年本を世界へ未来へ。
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【きょうのテーマ】
敬弔。
「きっとみんな同じ想いなんだろうな~」と磯輪英之さん。
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★喪中ハガキに想う★
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ことしもあと4日で幕を閉じますね。
ということは、
新年2020年は、あと4日で幕を開ける!という
ことでもあります。
先般も書きましたが、
11月も半ばになると、
喪中(もちゅう)ハガキが届き始めます。
「喪中・年賀欠礼状」と呼ばれるもので、
「欠礼ハガキ」ともいわれます。
その年に近親者が亡くなった場合に、
新年のご挨拶(年賀状)を遠慮させていただくことを
お知らせする挨拶状です。
文屋は今年、
12通の喪中ハガキをいただきました。
直近では、
12月にお父様を亡くされた伊藤さんと、
同じく最近になってお母様を亡くされた須磨さんから、
いただきました。感謝いたします。
みなさんは、喪中ハガキに、
お返事を書かれますか?
わたしは、数年前までは、
喪中ハガキへのお返事を出すのが、
なぜか気が引けて、
そのままにしておりました。
しかし、あるとき、思い直しました。
そうでなくてもおいそがしい年の瀬に、
身近の大事な御方を亡くされて、
お力を落とされている方が
送ってくださったお便りです。
ふつうの境遇の方からいただいたお便り以上に、
丁重に、気持ちを込めて、
お返事を差し上げたい、と。
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★「敬弔(けいちょう)」という
言葉のある、
この国に生まれたしあわせ★
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そんな気持ちになると、
その気持ちを応援してくれるような
贈り物をいただけるものなのですね。
ある日、どこかで、
すばらしい日本語に出会いました。
「敬弔」
けいちょう、と読みます。
その意味は、
亡き人を敬(うやま)い、
謹んで弔(とむら)うこと。
辞書には使用例として、
「半旗(はんき)を掲げて敬弔の意を表す」が、
紹介されています。
1.亡き人を敬う。
2.謹んで弔う。
この深い想いを凝縮した二文字の熟語がある
日本という国に生まれて、良かったと、
その時からずっと感謝しています。
それ以来、喪中ハガキへのお返事の冒頭に、
「敬弔」の二文字を
筆字で大きめに書くようにしています。
たとえば、こんな感じです。
(ここから)
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宛名の方のお名前
敬 弔(大き目に筆ペンで)
ご尊父のご逝去を悼(いた)み、
謹んでご冥福をお祈りいたします。
さぞ、お力を落とされていることと
お察しいたします。
貴家のみなさまの
お健やかなご多幸をお祈りいたします。
向寒の候、ご自愛ください。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
年月日
木下 豊 拝
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(ここまで)
弔意のほかにも、
ちょっとしたメッセージを、
書き添えることがあります。
11月にこのメルマガを配信したところ、
幾人かの読者の方々から、
共感のメッセージをいただきました。
そのお一人、
愛知県春日井市の株式会社ISOWA(いそわ)社長・
磯輪 英之さんからのお便りをご紹介しますね。
磯輪さんの営むISOWAは、
「世界一社風のいい会社」を目指す
段ボール機械の世界トップメーカーです。
モットーは、
「世界一社風のいい会社になり、
段ボールを通じて世界中に夢を提供しよう!」
たいせつなこころとものを包んで運ぶ段ボール
それを製造する機械・・・
わたしたち全員が、
ISOWAさんのお世話になっているのです
(すごい!)。
(ここから)
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こんばんは。
今日のメルマガにあった
喪中はがきへの対応についてです。
父や母が亡くなった時、
喪中のはがきを出すと、
その年のお正月はとうぜん年賀状が来ないので、
余計に寂しい想いをしました。
「きっとみんな同じ想いなんだろうな~」
と思い、以来、頂いた喪中のはがきには、
必ず寒中見舞いを出すようにしています。
自分が歳を取るにつれ、
年々頂く喪中のはがきの枚数も増え、
今では毎年60枚くらいの寒中見舞いを出します。
そうすると面白いことに、かなりの確率で、
「ご丁寧にありがとうございます。
うれしかったです。」
と、
普段年賀状を頂かない方からもお返事が届きます。
年賀状はたくさん届くけど、
時期がちょっとずれた寒中見舞いは
ほとんど届かないので、
余計に心にとまるのでしょうね。
誰でもやってることをやることも大事ですが、
誰もやらないことをやることの意義って、
こういうところにあるんだと思っています。
来年から、『敬弔』という言葉、
使わせてもらいます (笑)
ありがとうございました。
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(ここまで)
磯輪英之社長、全文の転載と、
「実名報道」をご快諾いただき、
ありがとうございました。
「「きっとみんな同じ想いなんだろうな~」
と思い、以来、頂いた喪中のはがきには、
必ず寒中見舞いを出すようにしています。」
あたたかくて前向きなISOWAさんの社風に通じる
磯輪社長のお人柄を感じます。
みなさん、
磯輪さんにご興味をお持ちになりましたら、
ホームページを訪れてみてください。
株式会社ISOWA : http://www.isowa.co.jp/
磯輪さんのブログ「磯輪日記」 :
http://blog.goo.ne.jp/h_isowa/
ではみなさん、
佳き年末年始の日々をお健やかにおすごしください。
木下 豊より
【写真説明】http://www.e-denen.net/index.php/mailmag?
12月20日の「磯輪日記」に、
「永年ISOWAに貢献してくれたISOWAビトに
感謝の気持ちを社員みんなで伝える日がやって来ました。」
と磯輪英之社長。
株式会社ISOWAの創業は1920年。
2020年は100周年を迎えます。
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このメールマガジン(文屋だより)は、
百年本の文屋代表、小布施人、農士、
「美日常」提唱者として、
ものごとの原点(本来あるべき姿)を
考えつづける筆者が、
日々、交流の場を綾なしながら、
みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと
を目的に、お届けしております。
★文屋・木下豊について
http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen
http://www.e-denen.net/index.php/about_kino
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2019年1月20日に八重洲ブックセンターで開いた
かんてんぱぱ・伊那食品工業株式会社会長
塚越寛さんの講演音声データ。
語り手と聞き手の意識が高いレベルで一体になった
「奇跡の講演会」の90分間の全容を、
ぜひお手元で何回も聞いてお役立てください。
http://www.e-denen.net/index.php/movies?_id=42
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◎わたしのこころの師匠・戸村和男先生
富士和教会の公式サイト:http://fujiwa-k.com/
師匠のお弟子さん・井内由佳さんのご著書
『もっと美しく、もっと幸せに
~リッチに輝いて愛される33の理由』
(廣済堂出版。2018年)より
【第2章 こころと身体をしあわせにする食事】
食事の際は、まず初めに野菜や海藻を、
食べるようにこころがけ、
身体の声に耳を傾ける。
そのちょっとした習慣で、
体調が少しずつ変わり始めます。
★井内由佳さんの公式サイト:http://yuka-i.com
★井内由佳さんが社長をつとめる
株式会社フィールド オブ ドリームスの公式サイト:
https://f-o-dreams.com/
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◎文屋では、平和の大使プレム・ラワットさんの
集大成となるご著書を、世界出版するため、
制作中です!
テーマは、「呼吸としあわせ」です。
お楽しみに。
◎ラワットさんの講演動画
2011年、欧州議会にて「平和と幸福の実現」をテーマに講演。
講演後に提案された「平和の誓約書」に
37の政府、団体の代表が署名。
「歴史的な講演」と評価され、
「平和の大使」の任命を受けました。
https://youtu.be/owcmZ4ymmS0
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◎わたしのイチオシ。斉藤一人さんの「覚悟の話」
goo.gl/hJbwWd
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