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2018年05月26日

Vol.599 愛するまちはありますか? この土地さえ良くなれば!と思える幸せ。

みなさん、こんにちは。お元気ですか? きょうは、小布施牧場・木下家の田んぼの田植えです。 あさ5時半、 200ヘクタールの延徳田んぼには人影がありません。 わが家の田んぼで、 家族、親戚、仲間の25人の一年分のお米が出来ます。 秋、稲刈りされたワラは、 牛さんたちの飼料になります。 いのちの循環です。  田の神さま、今年もよろしくお願いいたします。 みなさん、信州小布施に遊びにお出かけください! 小布施牧場の公式サイト:https://obusedairyfarm.co.jp/ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 信州小布施 美日常の文屋だより vol.599 和合と感謝 百年本を世界へ未来へ。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 【きょうのテーマ】 愛するまちはありますか? この土地さえ良くなれば!と思える幸せ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ******************* ★九州しか興味ないんです。      他はどうでもいいんです★ ******************* おととい5月25日(金)夜、 文屋は東京・赤坂のボンダイカフェ (Salty Sunny Bondi Café)にて、 最新刊・ 村岡浩司さんの初のご著書『九州バカ』出版を祝う 文屋座セミナー(トーク&パーティー)を開きました。 開放感のあるカフェの, 奥行き感のあるソファ 総勢21人という規模感 いずれも初めてづくしの試みでした。 親近感、あたたかさ、気安さ たぶん、参加した人たち全員が、 ほかの全員とお話できたのではないでしょうか? 参加してくださったみなさん、ありがとうございます。 今回の開催要項は、こちら。 www.e-denen.net/index.php/bunyaza24 文屋座セミナーは、 書き手と読み手と作り手の 出会いと学びと語り合いの文化サロンです。 これからも、 大小、国内外、さまざまな形態を試して参ります。 今回の主役は、村岡浩司さん(48歳。宮崎県宮崎市)。 聞き手は、 『九州バカ』の編集を担当してくれた 文屋チームの中島敏子さん(燕游舎)。 一年間、特に集中しては半年間、 村岡さんと執筆・編集で”バトル!”を展開した 中島さんならではの、 深くて斬新な切り口の問いかけが、 冴えていました。 村岡さんのお話の中で、 とくに印象に残った内容を、 ピックアップしてみます。 まず、「地方創生」という国の施策について。 「地方創生という言葉は大嫌いです。 中央から予算を卸して、知恵を授けて、 豊かにしてあげるよという、 地方を見下した精神性に満ちています。 内閣府の机上の施策である地方創生なんか、 やってもやっても豊かになれません。 そうではなく、 各地に根っこを張った、 そのまちが好きで愛している人たちが、 地元のことを真剣に考えながら、 世界にも目を見開いて、儲けること。 地元で「こと」を起こしてビジネスを展開して、 お金を回していく。 共感の関係性をつくることのできる時代に、 コミュニティを再定義すること。 僕が、宮崎・九州でつかんだ『こと』の一つが、 九州パンケーキ。 まちを元気にしていくプラットホームとしての 九州パンケーキを柱にして、 九州を元気にしながら、 世界とつながっていきたい。 これが、僕がつくった概念「地元創生」です」 20代、30代で体験した事業の失敗。 宮崎県だけで30万頭近い牛が殺処分された 口蹄疫の危機。 村岡さんの明るくて軽妙な語り口の背景にある、 ある種の「暗さ」は、 そのまま、 村岡さんという人物と商品と事業の 奥深い味わいになっているのだと感じました。 そして二つ目は、 「僕は、 九州しか興味ないんです。 他なんか、どうでもいいんです。 ほんとに、九州さえ良くなれば、いいと思っています。 これを聞いて不快や不信を感じるなら、 どうぞ感じてください。 ほかの地域はどうでもいいのか?と。 はい、僕は、どうでもいいと思っている。 ではほかの地域はどうなるのか? そのまちで暮らして働く人たちが考えればいい。 俺の持ち場はここなんだ。 そう確信をもって、そのまちに根を張って、 いのちをかけて暮らし、働く。 そんな幸せなことはない。 僕のように、 「俺の持ち場はここなんだ」と思って生きる 「地元バカ」が、 全国に増えていったなら、 日本はきっと、すごくいい国になります」 村岡さんは『九州バカ』という衝撃的な書名に、 「全国の地元バカに捧げます」という祈りにもにた願いを、 込めていたのだと、 あらあためて、確かめることが出来ました。 とくに、 10代、20代、30代の若い世代に、 『九州バカ』を読んでほしいと思います。 本書の紹介・お申込ページ: http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=38 以上の二つのほか、 わたしのメモから・・・ ・「九州」というエリアの概念で、 ひとつの島、その中の輝く点になる。 ・タリーズコーヒーの全国展開第一号になった 村岡さんが宮崎市で開いたお店は、 「新しい収益の柱。生き残るために」。 ・スティーブ・ジョブズさんのメッセージ 「エレガントでシンプルなソリューション」 「あきらめないで、成功するまで、玉ねぎの皮をむきつづける」  ・九州パンケーキの素材。 一ミリも嘘があってはならない。九州の素材以外は使わない 。 ・公益資本主義 ・町を元気にしていくプラットホームとしての 九州パンケーキの誕生 ・地域活動、事業を背負う覚悟。 面倒くささ、調整、いろんな意見、ぜーんぶ面倒くさい。 やりたいことをやるのは面倒くさい。 仕方ないからちゃんと働いて稼いでお金を回す。 これに気づいちゃったんだから、 しょーがねーだと!という覚悟。  ・・・村岡さんのお話を聴きながらわたしは、 もう30年も前に、 地元の大先輩から聞いた気構えを思い出していました。 次号で書かせてくださいね。 『九州バカ』の紹介・お申込ページ: http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=38 文屋 木下 豊より 【写真説明】http://www.e-denen.net/index.php/mailmag? 5月25日、赤坂のボンダイカフェにて。 ************************ ★きょうの気づき★ ◆俺の持ち場はここなんだ。 そう確信をもって、そのまちに根を張って、 いのちをかけて暮らし、働く。 そんな幸せなことはない。 僕のように、「俺の持ち場はここなんだ」と思って生きる 「地元バカ」が、全国に増えていったなら、 日本はきっと、すごくいい国になります ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ このメールマガジン(文屋だより)は、 百年本の文屋代表、小布施人、農士、 「美日常」提唱者として、 ものごとの原点(本来あるべき姿)を 考えつづける筆者が、 日々、交流の場を綾なしながら、 みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと を目的に、お届けしております。 ★文屋・木下豊について http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen http://www.e-denen.net/index.php/about_kino ★熱血ライターの神山典士(こうやま・のりお)さんの 『成功する里山ビジネス~ダウンシフトという選択』 (角川新書)。 その第一章に、 「長野県小布施~地域DNAをビジネス化する」として、 文屋と小布施町が紹介されます。 帯には、文屋栗園で笑顔の木下夫婦が! 角川新書の公式サイト: http://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321703000362/ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎わたしの師匠・和丸斎先生  富士和教会の公式サイト:http://fujiwa-k.com/ 師匠の一番弟子・井内由佳さんの最新刊 『すべてはあなたの思いどおり ~神さまからの究極の御利益』(主婦と生活社)より 【第2章 怒】 8. 神さまがお願いされても聞き届けないという人の特徴 【『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』(文屋)の   ご著者・井内由佳さんの情報】 ★井内由佳さんの公式サイト:http://yuka-i.com ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎平和の大使プレム・ラワットさんの講演動画 2011年、欧州議会にて「平和と幸福の実現」をテーマに講演。 講演後に提案された「平和の誓約書」に 37の政府、団体の代表が署名。 「歴史的な講演」と評価され、 「平和の大使」の任命を受けました。 https://youtu.be/owcmZ4ymmS0 ◆みなさん、 10月13日(土)午後は、広島平和記念公園内の 広島国際会議場フェニックスホールの現場に、 ごいっしょに身を置いて、 平和の大使プレム・ラワットさんの講演を ライブで聴いて、 新しい人類史の幕開けを体感しませんか?! http://www.e-denen.net/index.php/bunyaza ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎わたしのイチオシ。斉藤一人さんの「覚悟の話」 goo.gl/hJbwWd ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎

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