2006年5月13日

ガンマGTPのおはなし

朝から仕事場にて編集。午後4時、市村良三さん宅を訪ねて、久しぶりにもろもろのお話を伺い、今後のことを打合せさせていただきました。いつものことですが、市村さんとの対話は、心地よい刺激をいただけます。感謝です。
みなさん、ガンマ(γ)GTPをご存知ですか? 知らない人は知らない、知っている人はけっこう気にしているのがこの数値だと思います。血液検査の結果表にあるいくつかの項目の一つに、この数値があります。おもに肝臓の元気度を表わします。「病気ではなくても、長期の飲酒者では上昇することが多く、一ヶ月くらい禁酒するとある程度正常化します」と改札されています。正常化というのは、数値が「10〜65」なのだそうです。
ところが! あたくしの数値は、すこし前までは200を超えていました。250を上回っていたこともあります。とんでもない数字です。この異常に気づいて気にし始めて10年以上になります。この間、お酒を断ったり、控えたりしてきたことはあるのですが、ついつい誘われるままに宴席につき、注がれるままに飲んで、二日酔いということの繰り返しでした。もちろん、数値は150以上のまま。
で、4月初旬に地元の新生病院にて、年に一度の人間ドックへ。やはり170以上ありました。東京から週一で通って診察してくださっている男性のお医者さんに、「ちょっとお酒をやめてみましょうか。3か月。きっと改善されますよ。だめなら、薬とか、考えましょう」と言われました。同じようなことは、以前にも助言されたことはあるのですが、なぜかこの初対面の先生の眼が信じられる気がして、珍しく素直に「はい」と。そういうわけで、それ以来断酒中です。すでに50日近くになりました。7月初旬に検査まであと50日。
このほど、月1回くらいさせていただいている献血のときの検査結果が日赤血液センターから届きました。なんと! 97に下がっております。断酒10日目の4月17日は120。5月3日は97。このところ、下がり傾向なのです。断酒の成果は明らかですね。では次回は?・・・期待半分といったところです。
あたくしとしましては、おいしい日本酒とか、ワインとか、汗をかいた後の1杯のビールとか、たしなむ程度、楽しむくらいの身体にはしたいと思いっています。そのためには、一度、正常値に戻しておきたい。そんな気分で、すごしています。みなさんのカンゾー君は、いかがですか?

【きょうの写真】検査結果です。赤線を引いたとことがガンマGTPです。
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