2022年12月22日
文屋はいま、オンラインセミナー【高野登さんと学ぶ「わたしの人生を変えたホスピタリティライフのすすめ」】を配信中。このブログでは、講座の内容を抜粋して編集したコラムをお届けします。
まもなくクリスマスを迎える街中が、美しく輝いています。
新型コロナ問題はまだ私たち安心させてくれませんが、キラキラと光るクリスマスの飾りを見ていると、来年は良い未来がやってくると想像したくなります。
自分の人生は自分のものですから、状況に振り回されずに自分らしい人生設計をしたいものです。
ただ私たちは知らず知らずのうちに、自分の生き方を他人に委ねるきっかけをつくってしまうことがあります。
たとえば、仕事をしていてつい指示を待ってしまうこと。言われたことは完璧やりこなせるのに、「次は何をすればいいのか」を考えることができないことがありませんか。
そして人生の後半になってくると、「やりたいことが見つからない」「この歳になったら何もできない」と悩むことも多くなります。やはり、自分が何をすべきかを自分で決めることができなくなってしまっているのでしょう。
こうした日々の考え方や行動が積み重なり、自分の人生の設計図を描けなくなってしまうのは、とてももったいないことです。
そこで今日は、自分の考え方や行動に意識的な変化を起こすことで、自分の人生を生きるための一つの方法をご提案しましょう。
それは「潜在意識を味方につける」ということです。
「自分はこうありたい」と思っていても、それが顕在意識にとどまっているうちはなかなか実現できません。「意識を変えること」は、思った以上に難しいのです。でもそれを潜在意識に落とし込めたなら、自然と行動は変わってきます。
まず自分の心と深く向き合い、自分のありたい姿を書き出してみます。ここで大切なのは、挑戦すること。他人や世間の常識にとらわれず、ワクワクするような未来を描くことを意識します。
こうして書かれた言葉を、いつもどこか目につくところに置いておきます。たとえば手帳に書いたり、いまどきであればスマートフォンに入力してみるのもいいかもしれません。
特におすすめなのは、ちょっとした二つ折り、三つ折りのカードをつくって持ち歩いてみることです。
それを食事の後や外出する前など、毎日決まった場面で手に取って読んでみます。いろいろ考えずこの行動を習慣化してみることで、書かれていることが潜在意識に落とし込まれていきます。
この習慣がいったいどのように行動を変えるのか――。そのことを説明するのが、ザ・リッツ・カールトン・ホテルのクレドカードです。
リッツ・カールトンは独自のホスピタリティ・マインドで、他の多くのホテルとは一線を画すおもてなしの価値を築き上げたホテル。施設の充実やマニュアルどおりのサービスを超える感動の物語は、一人ひとりの社員の感性からしか生み出すことはできません。
リッツ・カールトンの社員たちは、最初からこうした感性をもっているのではなく、ここで働くうちに自然と身につけていくといいます。
その一人ひとりが常に手にしているのがクレドカードであり、ここには「信条」が書き込まれています。具体的には、「お客様への心のこもったおもてなしと快適さを提供することをもっとも大切な使命とする」という企業理念を具現化するための行動指針です。
社員たちは仕事のあらゆる場面でこのカードを見て、価値観を共有していくそうです。
このオンライン講座の講師であり、リッツ・カールトンの元日本支社長である高野登さんが語るのは、リッツ・カールトンの社員たちは本当に普通の人たちであるということ。潜在意識に落とし込まれたホスピタリティの価値観が、行動を変えていくということです。
この時期、訪れる人たちを楽しませるリッツ・カールトンのクリスマスオーナメントも、社員たちの工夫によるもの。お客さまを想うおもてなしの心にあふれた空間です。
あなたも自分のクレドカードをつくってみたくなりませんか。
新しい年に、潜在意識を味方につける新しい習慣を実践してみてはいかがでしょう。
このセミナーの講師、「人とホスピタリティ研究所」の高野登さんは、ザ・リッツ・カールトン・ホテルの元日本支社長。同ホテルで学んだ「おもてなし」の心、これをブランド化した「ホスピタリティ」の感性を軸に、みなさまの人生やビジネスの新設計を伴走します。
オンライン講座は、1回60分前後の講義を、映像と音声で月2回(全12回)、学習期間 6か月間で学びます。この期間に、あなたの言葉、思考、そして行動は、驚くほど洗練されていきます。みなさまのご参加を、ぜひお待ちしております。
【末広がりの年輪経営プロジェクト】
ビジネス・オンラインスクール 高野登さんと学ぶ「わたしの人生を変えたホスピタリティライフのすすめ」
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https://www.e-denen.net/cms_bunyaza_school_02.php