2022年7月21日

新たな視点と視座をもち、行動することで道を拓く――オンライン通信講座【高野登さんと学ぶ「わたしの人生を変えたホスピタリティライフのすすめ」】②

今年に入ってから、世界中を震撼させる紛争が起き、つい先日は日本でも政府の要人が凶弾に倒れる事件が発生しました。

さらに新型コロナウイルス感染者はふたたび急増中で、さまざまな恐怖や不安が世の中にうごめいています。

先の見えないなか、身近な悩みや迷いにどう向き合えばいいのか。そうお考えのみなさまに、文屋より発信中の講座で語られたある言葉をおとどけします。

「行動を起こすか起こさないかで、すべてが決まる」

少しでも興味をお持ちの方に、オンラインセミナー【高野登さんと学ぶ「わたしの人生を変えたホスピタリティライフのすすめ」】をご紹介します。

「人とホスピタリティ研究所」の高野登さんが、ホテルマン、そしてザ・リッツ・カールトン・ホテルの元日本支社長としてのマネジメント経験によって体感した働き方、そして生き方。それが「ホスピタリティライフ」であり、高野さんは講座をとおして、私たちに新しい世界観を実感させてくれます。

探究心は、悩む心を考える心に変える――こう語る高野さんは、いま自分自身が抱えている問題に好奇心をもち、新たな気づきを増やしていくことで道が拓けていくと考えています。

考える習慣をつければ、人は自然に行動へと導かれるからです。

「オムレツを食べるには、まず卵を割らなければならない」という言葉によって、行動することの意味を高野さんに納得させたのは、リッツ・カールトンの二代目社長であるサイモン・クーパー氏。

高野さんは、組織を動かす彼のリーダーとしての行動そのものに、真のリーダーシップのあり方を学んだといいます。

人はみずから動きたいときにしか、動きません。人が動くのは、自分が認められ、信頼されて感謝され、そこに自分の役割があり、喜びを実感できたときです。そのことを理解し、つねに働いている人たちに探究心をもち、その能力を磨いて形にしていくこと。それが組織のリーダーシップの本質だと高野さんは語ります。

このリーダーシップのあり方は、自分自身を導くことも同じです。みずからの能力を磨くために、高野さんは3つの「ジャーナル」を習慣化することをすすめています。ここでのジャーナルとは、日記や日誌でするように振り返り、気づきを記録するという意味で使われています。

まずは、感情ジャーナルです。自分の感情に向き合い、なぜこういう気持ちになったのか、あるいは自分の言葉で目の前の人がなぜこういう感情になったのかを考え、文字化します。

次に、妄想ジャーナル。ほら吹きの「ほら」も、実現すればビジョンになると言われます。人を喜ばせるようなことをどんどん妄想して、言語化していきます。

最後が、違和感ジャーナルです。誰かが、もしくはみんなが「当たり前」と思っていること、でも自分のなかに納得しきれないことを文章にしてみるのです。

高野さんはリッツ・カールトンで、こうした活動を日々行い、仲間たちと気づきを共有してきました。こうした習慣によって、一人ひとりが自分にはない視点を持ち、新たな視座でものごとを見ることができるようになります。

その結果、リッツ・カールトンには他のホテルにはない大きな価値、「ホスピタリティ」が生み出されました。

いつ、どこで、誰にでも公平に提供できるサービスを超え、いまだけ、ここだけ、あなただけのために何ができるかを考えるホスピタリティ。リッツ・カールトンで働いている人たちは、お客さまにたいする探究心を高めていくことを原動力として、他にはないホスピタリティ――「おもてなし」を実現したのです。

自分の感情に向き合い、わくわくするようなビジョンを描いて、「当たり前」を疑うこと。一流の組織を創り上げたのは、新たな視点、視座を身につけるための日常の鍛錬の積み重ねでした。このセミナーで、高野さんはこうしたストーリーをより広く、深く、そして楽しく展開させます。

ウィズコロナ、アフターコロナといった環境の変化に振り回されず、自分の軸を持って生きるホスピタリティライフを実践するために、まずは自分の「当たり前」を疑うところから始めてみませんか。

この講座では毎回最後に、高野登さんがみなさまのお悩みに寄り添います。今回お答えいただく質問は、

・学んだ知識を知恵に変える効果的な方法は?
・あるがままに身をゆだねようとするとき、不安になったらどうすれば?


みなさまの学びをぐっと深めるアドバイスに、どうぞご期待ください。

【末広がりの年輪経営プロジェクト】
ビジネス・オンラインスクール 高野登さんと学ぶ「わたしの人生を変えたホスピタリティライフのすすめ」

https://www.e-denen.net/cms_bunyaza_school_02.php

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