2005年4月14日
朝から食事も飲み物も、大好きな緑茶もヌキです。そうきょうは待ちに待った(待ってない!)大腸の検査の日なのですね。なので、朝9時から、「腸管洗浄剤」というすごいお名前の飲み物を飲んでおります。もちろん、お薬です、化け学的な。でも「レモン風味」という文字が、気休めっぽく印刷されていて、好感を持ってしまいました。
午前中、このお薬を2リットル、飲みまして、腸の中のものをすべて、すべて!出しつくして、まっさらになった腸のなかに、内視鏡を入れていただき、のぞかれるんだそうです。午後2時からです。じゃ、行ってきますね♪←(やせがまん、つよがり)。
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行ってまいりました。よかった!異常無しでした!ご心配をおかけいたしました。
午後2時、新生病院の検査室へ。入る前にもう一度、トイレへ。もー出ない。午前中から「ムーベン」を飲みはじめ、飲むたびにトイレへ。10回は行ったと思います。最後にはほとんど色のない液状になっておりました。
検査室では、女性の看護士さんが待っていらして、薄い青の紙のパンツを手渡されました。「穴の開いているほうを後ろにして履いてくださいね。」「はい、ベッドに横になって。左手の甲に点滴をしますからね。」もう言われるままです。
男のお医者さんが声をかけてくださり、いよいよ開始。お尻から直径13ミリの内視鏡が入っていきました。お尻、痛いのかと思いましたが、ぬるぬるした薬を塗られているので、ほとんど痛みはありません。それよりも、チューブが大腸の中に2メートル(?)くらい入っていくときに、腸の曲がっているあたりにチューブの先が触り、痛くはないのですが圧迫される感じが、けっこうつらかったです。
「足とおなかの力を抜いて、深呼吸をして〜!」。10分か、もっと短かったのかな? すべての管が入りおえ、こんどは内視鏡で腸管の内側の様子を確かめながら、抜いていきます。14インチくらいのモニター画面で、自分の内臓を見ることができます(すごい!)。内側は赤ん坊の肌のようなきれいな色でした。毛細血管がはりめぐらされていて、管、筒、竹の節のようなものの連続。(モツ煮のモツ、ですな)
「ハイ、終わり、きれいだね、まったく異常なし。おつかれさまでした」と先生。急に気分が楽になり、大きな声でお礼を申すあたくしでした。
で、あの腹痛の原因は? 不明です。看護士さんによると、「なにか気を使うことが重なったのではないですか? それとも疲れか?」 思い当たることがないではありませんが、正直なところ、あの腹痛(先週土曜日)の前の日とその前の日、あたくしは家でお昼を食べてから中国土産のピーナッツ(大好物)を、しょうしょう多めに食べたのです。そのころから、お腹にもたれ感があったのを覚えています。なんだ、ようするに、食べすぎじゃないの?!
でも、こんかい、自分の大腸の中をはじめて見させていただき、思いました。からだというものの精緻さとやわらかさ、よわさ、健気(けなげ)さ…直接には親からいただき、大きくは神様からいただいた心と体、もっとだいじにしたいと(しおらしく)。暴飲暴食はいけないと頭ではわかっていますが、こんどからは、画面に映ったあの内臓を思い浮かべながら、いたわりの気持ちをもちたいなと、思っておるのでございます。みなさん、ご自愛くださいませ!