2025年6月26日
2025年は、6月21日に夏至を迎えました。
北半球では最も昼の時間が長くなるこの日は、太陽のエネルギーが最高潮に達します。陰陽五行説の視点において、陽の気が最も高まる夏至は陰陽の分岐点であり、気の流れは陽から陰に転じます。
陽から陰へ――こう聞くと多くの人は、運気が悪くなってしまうのではないか、と感じるかもしれません。しかし、陰陽を善悪と考えることはよくある誤解です。
運気とは自然界の現象に現れる人の運勢のことですが、森羅万象には必ず陰陽の両側面があります。片方の存在があるからこそもう片方の存在を知ることができ、この両者が自分のあり方に大きな気づきをもたらします。
文屋は2025年秋、「美日常北斎リトリート」を開催。いまさまざまな悩み、心配、不安を抱えているあなたも、ここで陰陽への向き合い方を変え、生きるエネルギーを高めることができるでしょう。
1日のなかでは陽が昇り明るく活力に満ちた昼、また季節でいうなら暑い夏は、陽の気があふれています。一方、夕日が沈んだあとの静かな夜、そして寒い冬は、陰の気に満ちています。
人が調和のとれた生活ができるのは、1日、もしくは1年を通してこのような循環があるからです。明るい日中、そして暑い夏ばかりが続いたとしても、常に活気を維持することは不可能でしょう。
人の営みにおいても同じことがいえますが、悩みや不安から逃れようとしてしまうことは、人の性かもしれません。ところが、「良いこと」に執着するほど「悪いこと」が際立ち、結局はつねに心配ごとにとらわれてしまいます。
「陰極まれば陽に転じ、陽極まれば陰に転ず」といわれるように、ものごとは常に移り変わります。また同じことでも見る側面によっては真逆の景色が見えるものです。
「良いこと」を求めたり「悪いこと」を否定したりする心を手放し、すべてを受け止める気持ちになったときはじめて、人は心を平穏に保つことができます。
陰陽「どちらもOK」という中庸の精神によって、心の調和は生まれます。過去や未来にこだわらず、「いまここ」に集中し、自分の心の奥底にある潜在意識に働きかけることがその第一歩です。
2025年秋、文屋がイギリスで開催する「美日常北斎リトリート」では、五感を刺激する5つのツールによって、心と身体、そして人が生まれもつ魂が真に三位一体となることを目指します。
1つ目は、パーソナル・ゼロ・ウォーター(PZW)の作成です。PZWは、波動リーディングによって作られるオーダーメイドの情報水。人の身体の70%を占める水の力で、無意識の世界に閉じ込められた本来の自分の記憶を呼び起こします。
2つ目は、日本古代の秘技、八星柱(はっせいちゅう)。あなたの夢の実現のために潜在意識に深くアクセスし、魂の願いと宇宙の流れを一致させます。
3つ目は、ヨガとゴングの瞑想です。惑星の周波数の音と振動による “響きの体験”が身体を調え、光の意識を呼び覚まします。
4つ目は、聖なる大地との融合(ダートムーア体験)。地球創生期にできたといわれる岩たちに包まれる荒野に降り立つことで、あなたの魂と地球の記憶が共鳴します。
5つ目は、マノスベ呼吸です。日本古代の叡智「カタカムナ」第一首に登場する「マノスベ」は、身体が感受したものに従う自然な動き。この姿勢での呼吸を意識することで、思考を超えた光の感覚が得られます。
よく知られる引き寄せの法則においても、幸運が引き寄せられる前兆は「どちらでもいい」という感覚、つまり中庸の精神です。
これは決して投げやりな態度を意味しているものではありません。「いまここ」に集中し、潜在意識のなかにいる自分に向き合うことができると、人はごく自然に結果へのこだわりを手放すことができます。心と身体、そして魂が三位一体となることは、「良い結果」への執着を取り除くほど心地よいものです。
人は本来、生まれもった魂の望みのまま、人生を楽しむために生まれてきました。身の回りの出来事はすべて起こるべきして起こる「どちらでもいい」こと。その気づきさえあれば、あなたにとって最高の結果はおのずと引き寄せられます。
2025年10月19日(日)~24日(金)、イギリス南西部サウスデボンの静寂に包まれた聖地、シャープハム・ハウス(Sharpham House)にて開催の「美日常北斎リトリート」で、新たな人生の扉を開いてみませんか。
※葛飾北斎の傑作『躍涛図:The Cosmic Waves』と向き合い、世界中の仲間たちと語り合う6日間で、魂のままに輝くあなたの人生の扉が開きます。美日常北斎リトリートのお申し込みはこちらから