2025年5月8日

「自己肯定感が低い」と感じているあなたの魂をひっくり返す――舞と講話の祝祭「火と水の結 光」2025/5/10開演!

江戸期に活躍した奇才の絵師 葛飾北斎の肉筆画をモチーフとし、すべての観客のみなさまに魂のままに生きる人生を実感していただく舞と講話の祝祭「火と水の結 光」は、まもなく5月10日に世界初演です。

VIVA小布施 | 北斎の聖地小布施からネオ・ジャポニズムの大波を世界へ

舞台の作・演出・主演を務める現代舞踊家 那須シズノさんは去る4月24日、FMおおつ『こんばんは、おおつ ハッピーハワイアンエナジー Wednesday』にゲスト出演し、意欲を語りました。舞台会場となる滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールと同じ大津市を拠点とする放送局であり、放送を聴いて来場される方も多いことでしょう。

舞台前の講話「魂を生き抜いた北斎を謳歌する」を行う講師 井上悟さんも同番組に出演し、お二人から「火と水の結 光」の魅力が存分に披露されました。多くの要素が詰まった語りのなかで、重要なキーワードの一つは「自己肯定感を上げる」ということです。

北斎光臨――現代社会を生きづらいと感じているすべてのみなさまの魂をひっくり返す舞台です。

なぜ人は自己肯定感を下げてしまうのか

軽快な楽しいトークで番組を進める人気パーソナリティ バークホルダー桂光(けいこ)さんは、今回の舞台でも群舞に出演する予定。井上悟さんの著書『楽しむために生まれてきた~カギは『もともと完璧、いま最高!』(2023年、文屋)も読み込み、舞台の核心を捉えているキーパーソンの一人です。


トークが進むなか、桂光さんはご自身が関わるヒーリングの場で一番多く聞かれるのは「自己肯定感が低い」という悩みであると話します。常に他者との比較によって優劣をつけ、「良い」「悪い」と評価し続けることで、「いまの自分ではダメだ」という気持ちを膨らませる人が増えています。

しかし人がこの世に生を受けたのは、魂が描くシナリオどおりの人生を送るため。誰もが自己肯定感にあふれて生まれていながら、生後の体験によってどんどん自分を否定するようになっているのです。

「こうしなければならない」「ああしなければならない」――。社会のなかで伝承されてきた価値観によって自分を評価することによって、いま人々の自己肯定感はどんどん下がってしまっています。

魂を生き抜いた北斎が描く絵のパワーとは

桂光さんは、自己肯定感が低いと悩むみなさんにこそ、今回の舞台のモチーフとなる北斎画の衝撃的なエネルギーを受けてほしいと語ります。それはこれらの絵が、観る人に自己変容を促すパワーを持っているからです。

ではなぜ、北斎画にこれほどのパワーがあるのでしょうか。井上悟さんは応えます。

北斎の浮世絵、版画の世界はすごくフィーバーしました。いま千円札になっている浪の絵など、みんながたくさん喜ぶ絵を描いてきた北斎ですが、何か違う、と感じます。世間の人たちに言われて、一生懸命売れる絵を描きながら、本当に自分が描きたいのは何かと振り返ってみたら、「70歳までに描いてきた絵は取るに足らない」と気づくのです。100%じゃない、魂が入っていない。その思いが北斎を目覚めさせ、描いた絵がいま小布施の北斎館に所蔵されているのです。(井上悟さん、同番組2025年4月24日放送回より)

北斎ほどの人物であっても、自分の魂が歓喜するほどの絵を描くことは容易ではありませんでした。どれほど世間から評価されても満足できなかった北斎は、江戸から250キロも離れた信州小布施で豪農商 高井鴻山(こうざん)に歓待され、80歳を超えてようやく思うままの絵を描くことができたのです。

本公演で映写される絵は、北斎がこの地に遺した肉筆画です。人生を賭して取り組み、魂のままに生き抜いた絵師としての集大成、その情熱と生き様が詰まっている一点ものの絵だからこそ、観る人に強い力を与えます。

魂のままに輝く人生は「楽しむこと」から始まる

本公演において「火と水の結 光」と題された舞の舞台は、水乃章、火乃章、光乃章という三章で構成されています。これらは男浪/女浪の舞、龍の舞、鳳凰の舞と名づけられ、それぞれに異なる北斎画をモチーフとしています。


この構成を考えるのは大変だったでしょう、という桂光さんの問いかけに対し、那須さんは嬉々としてこう答えました。

――楽しいんですよ。めちゃくちゃ楽しい。(舞台演出のアイデアが)水の如くやってくるんです、向こうから勝手にイメージが。自由な存在の北斎が、さらに自由にと。私の細胞がダンスするんです。あなたの感じたとおりに表現してください、そして見る方も、感じたとおりに見てください、と。(那須シズノさん、同番組2025年4月24日放送回より)

森羅万象への畏敬の念を描いた北斎の魂との共鳴し、そこから自由な発想を得て表現する那須シズノさんの舞。時を超えた芸術家の魂の共演によって発信されるメッセージを受けとれば、みなさんの前に魂のままに輝く人生の扉が開くでしょう。

唯一無二のカギは「楽しむこと」です。観るだけで自己肯定感が上がる舞台に、ぜひお誘い合わせて足をお運びください。

講話と舞の祝祭「火と水の結 光」詳細情報とチケット購入はVIVA小布施の公式サイトで
※残席が少なくなっております。
https://vivaobuse.com

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https://www.instagram.com/vivaobuse/


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