2024年9月19日
深刻な病や悲しみ、失望、不安といったネガティブな経験や感情が、私たちの気持ちを萎えさせることがあります。しかし前に進もうとする勇気は常に内にあります。明晰さも内にあります。充実感も内にあります。喜びも内にあります。平和も内にあります。（2024年10月17日発売『魂に聴く』[プレム・ラワット著／加藤覚一訳]未確定原稿より）
「生きづらい世の中になった」「日々の生活に希望を見出せない」――いま日常には、こうした負の感情があふれています。
しかし実は誰もが、この感情を反転させる内なる強さを持っています。幸せは他者に委ねるものではなく、自分自身の穏やかな心に宿ると実感したとき、その力に気づくことができるのです。
文屋より間もなく出版する新刊『魂に聴く』は、私たちの日常に光を当て、内なる強さへの気づきを促す一冊です。
著者である「心の平和の大使」、プレム・ラワットさんと文屋のご縁が繋がってから10年。今回の新刊『魂に聴く』の発売で、文屋は“2つの初めて”に挑戦します。
1つめの「初めて」は、翻訳出版です。2021年、ラワットさんが著した『Hear Yourself～How to Find Peace in a Noisy World』は、一般書籍出版社として世界第二位を誇る米国のHarpar Collins Publishersより発行されました。
『魂に聴く』は、その日本語版であり、文屋が出版する初の翻訳書となります。
2015年、文屋はラワットさんの処女作『Pot with the Hole～穴のあいた桶』を出版。この本は現在までに、22言語で翻訳されています。世界中から招かれて講演を続けるラワットさんの言葉が、言語や文化を越えて多くの人々の心に届くことの証しでしょう。
また2022年に同じく文屋より出版した『呼吸』もいま、続々と主要言語の翻訳出版契約が進んでいます。
そして今回、文屋が初めて取り組む翻訳が、ラワットさんの英語の著書となりました。
翻訳を担当する加藤覚一さんは大学時代、14歳で初めて来日、講演したラワットさんに心を打たれた人物です。以降、ラワットさんが来日する際に通訳者として、50年以上その言葉を日本人に伝えてきました。
これほど長い期間、ラワットさんの言葉に深く思い入れてきたからこそ、今回の翻訳作業は加藤さんにとって難しいものでした。その想いは本書の完成後にあらためてお伝えしますが、著者の言葉にこれほど長く触れてきた翻訳者は他に類を見ないことはまちがいありません。
ただ訳すだけではない、日本語版として新たな価値をつくることが文屋の挑戦です。
2つ目の「初めて」は、本書が編集時点で400ページに近い大作となっていることです。これほどの長さの本の出版を、文屋はこれまで経験したことがありません。
翻訳はもちろん、編集にも時間やコストがかかりますが、それ以上の価値をお届けできると自信をもてる作品に仕上がっています。
そして、ここには日本語版ならではの工夫も加わっています。原書『Hear Yourself』は、イラストがまったく含まれない文字のみのエッセイです。もちろん、ラワットさんの言葉そのものが何よりの価値にちがいありませんが、日本人の読者には、より優しく癒しのある挿絵を加えたいと考えました。
そこで白羽の矢が立ったのが、絵本作家でありイラストレーターである国栖晶子さんです。これまで多くの作品に携わってきた国栖さんの絵のタッチは、ラワットさんの言葉に心地良く馴染み、読者の自然な理解を促します。
『呼吸』の挿絵も担当した国栖さんは、今回の原稿作成の早い段階から「何かが降りてきた」と語るほど、『魂に聴く』のイラストのイメージをしっかりと創り上げていました。
総頁数の多さを感じさせない挿絵の不思議な力に、読者はきっと魅了されるでしょう。
文屋が“2つの初めて”に挑戦する新刊『魂に聴く』の全国発売は、2024年10月17日（大安）です。
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あなたの一番のファンはあなたです。
（『魂に聴く』本文より、帯にも記載）
自分の内なる強さへの第一歩となる、ラワットさんからの問いです。あなたはどう答えますか。
※2024年10月17日発売！新刊『魂に聴く』（プレム・ラワット著／加藤覚一訳）のご予約はこちらから
→https://bunya.shop-pro.jp/?pid=178962887
※プレム・ラワットさんが来日！10歳以上大学院生以下の学生は200名まで無料でご招待
【出版記念講演会＆祝賀ティーパーティー】
開催日：2024年10月19日（土）
時間：13時（12時15分受付開始）～16時30分
会場：京都パルスプラザ 稲盛ホール
詳細とお申し込みは下記より
→https://e-denen.net/premrawat-kyoto2024/
