2023年7月27日
――自分の思いと異なる現象が起きたとき、あなたはどう思いますか?――
ものごとが期待通りにならない、ということは毎日のように起こります。体調を崩したり、家族と言い争いになったり、仕事相手にイライラしたりすると、「何でこうなるのだろう」と理由を探し、憤りを感じることがあるでしょう。
その一方で、何があっても飄々(ひょうひょう)と自分のペースを崩さない、という人をたまに見かけることがあります。
文屋は2023年3月に『楽しむために生まれてきた カギは「もともと完璧、いま最高!」』(著者・井上悟)を出版しました。
わたしたちは誰もが「もともと完璧」な魂によってこの世に生を受けた、と本書では考えられています。そのことに気づけば、どんな人生であっても思い通りに生きることができるのです。
地球上の人間を含むあらゆる物質は原子によって構成され、固有の振動を発信しています。この振動は原子核のまわりを回っている電子の動きであり、これが「波動」です。
本書の著者である井上悟さんは、波動リーディングオペレーターであり、カウンセラーです。この経験を積み、波動の共鳴によってさまざまな現象が説明できることがわかってきました。
人の肉体は、感情やこころをつかさどる生命体のオーラに包まれています。この生命体と肉体の関係にも、波動の受発信、つまり共鳴があります。生命体から肉体へと送られるエネルギーによって、ヒトの内臓などの肉体細胞が形成されているのです。
ところが生命体の波動にゆがみが生じると、肉体の細胞形成に支障をきたします。
――これが病気と呼ばれるものです。
このゆがみの原因は、エゴや我欲によって感情やこころが影響を受けること。エゴとは先祖から受け継いだ「しがらみ」であり、我欲とは親の教育によって「足りない」と植えつけられてしまった不足感を補おうとする欲です。
「すべては波動の共鳴によって起こっている」と理解すると、期待通りにならない出来事が起こる理由もおのずとわかってきます。
あなたがそう期待しているからです。「期待通りにならない」出来事は、期待があるからこそ存在します。
期待とは、「すべき」「しないといけない」と思うこと。あなたは期待のフィルターを通して現象を見ています。しかし、この期待もまた波動に生じるゆがみです。
試しに「そうだ、すべては自分の内面の世界が映っているだけだ」と思い定めてみましょう。すべてはあなたがつくった幻想だと。
「人というのはわたしが見たいように見えているのだ」と気づけば、他人の言うことや為すことに真剣に向き合ったり、深く関心を持ったりする意味がないことがわかります。
それは、自分の思いがつくった現実を変えるために、「何とかしよう」とがんばっているということですから。変えるのは現実ではなく、自分の思いのほうです。
実は世の中には「すべきこと」や「しないといけないこと」はありません。それぞれの人が個性をもって「したいこと」があるだけです。
にもかかわらず、価値観がぶつかり合う出来事に遭遇するのはなぜか――。
それは忘れ去られたそれぞれの人生のシナリオ、「もともと完璧」な魂が描く思い通りの人生とは何かを思い出させるためです。
「波動の世界から見ると、この世のすべての人たちは魂としてつながっています。ただ肉体が違っているだけで、みんな一緒、一体、ワンネスなのです。どんな人もただ、目に見える肉体の様相を変えているだけです。あなたが、「この世の中に生まれてきたことがよかった」と思える時は、だれを見てもいい人に見える時です。「人は人、ありのままで最高!」と見えた時、あなたの気持ちはそうとうクリアになっています。(『楽しむために生まれてきた』第5章より)
何があっても事実だけを見つめ、評価や判断をせず「いまのありのままでOK」と受け入れることができたなら、あなたの人生は、あなたの思い通りになります。
いまを満足するかどうかは、あなたの「思い」次第。何があっても「もともと完璧だ」「不足しているものは何もない」と思うだけでいいのです。
目の前で起こる出来事をすべて許すこころで受け入れれば、ものごとは愛と感謝につながっていきます。そのことに気づいた瞬間、あなたの現実は変わり始めます。
あなたの思いが変われば、思い通りの世界をつくることができる――。本書を読めばきっと人間とは素晴らしい存在だと実感するに違いありません。
『楽しむために生まれてきた カギは「「もともと完璧、いま最高!」』は下記よりお求めください。
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