2023年7月13日
――あなたはいつも、「自分にとって都合が良いことと悪いことがある」と思いながら生きていませんか?――
「仕事がうまくいかない」「あの人と接するのが苦痛だ」「今日は昨日よりついている」・・・。
毎日の生活のなかで、わたしたちは知らず知らずのうちに「良い、悪い」という判断をしています。しかし、わたしたちの本質である魂は「もともと完璧」なのだから、比較・評価するというとらえ方はありません。
文屋は2023年3月に『楽しむために生まれてきた カギは「もともと完璧、いま最高!」』(著者・井上悟)を出版しました。
本書がすすめるのは、すべてを「ありのままでOK」と受け入れること。「良い、悪い」を決める価値観を手放し、魂の声を聴いてそのままに感じて「いま最高!」と生きてみるということです。
何か特定のことを「良いこと」と判断する背景には、自分なりの価値観があります。
ただし「良い」という判断は同時に「悪い」という判断を生みます。たとえば「勉強のできる子は良い子」と評価すれば、「勉強のできない子は悪い子」という意識が生まれるでしょう。
この「良い、悪い」があなたの人生の悩み、苦しみの根源につながっているのです。
「良い、悪い」の価値観は一時的なものでなく、「選択を間違えるとわたしの人生はたいへんなことになる」という未来への不安を生み出します。
では、世の中は本当にこの二極対立で説明できるのでしょうか。
「禍転じて福となす」「「陰極まって陽生ず」のように、ものごとを単純な「良い、悪い」の二極では表せないということは、古くから言われています。
そもそも、起こっている現象そのものに「良い、悪い」の判断はできません。その判断基準は、時間の経過や見る人それぞれの視点によって変わるあいまいなものだからです。
わたしたちはこの不確かな価値観によって、自分の人生すら混乱させ、ときには病気や不幸などを導いてしまいます。
「良い、悪い」の判断は、社会のなかにも対立を引き起こしています。
たとえばジェンダー(性別に対する考え方)やセクシュアリティ(生物学的な性、性自認、性的指向、性表現の違い)は、「良い」の反対を「悪い」と考えることで問題を複雑化させるわかりやすい例でしょう。
その一方で、こんなふうに考える人もいます。
「どちらも良い」「ありのままでOK」――。
このように自分自身のこと、また自分の経験も「こうすることが良いことだ」「こうしないといけない」という思い込みをはずし、「いまのありのままでOK」と感じてみたらどうでしょう。
「良い、悪い」の比較・判断をせず、自分がなぜそう思うのか、自分はどう生きようとしているのか、心の声に耳を傾けてみます。
このよろこびの体験を魂はまちかまえています。魂の声をよく聴くことで、自分が何にとらわれているのか、それによって何を見失っているのかに気づくことができるでしょう。
――わたしたちは、魂がゆさぶられる感動やよろこびを体験するために、広い宇宙からこの世に肉体を借りて入ってきた――
これが本書の著者である井上悟さんの考えです。
陰陽の体験を積み重ねることにより、意識は無限に高くなります。これは自分を「ありのままでOK」と許し、自分への愛を深めていくということです。
円錐の高さは意識の高さ、底辺の円は経験の数量であり深さ、そして円錐全体の大きさ(体積)は、愛の大きさです。より高い意識、より大きな愛によって、わたしたちは世界中を俯瞰することができるようになります。
三次元の世界では、お金や健康、人間関係でうまくいったからうれしい、しあわせだと感じるよろこびもあります。こうしたこころのよろこびは一時的なものです。一方、魂の「瞬間のよろこび」は無限です。よろこびの瞬間が次のよろこびを呼んでいきます。「もともと完璧、いま最高!」と満足感に満たされていると、あなたの内側からいま、必要な情報がフワーとわいてきます。そしてその情報に身を委ね、まかせてみるのです。しあわせ感に包まれて、あなたがほんとうに「いま、したいこと」がやってきます。(『楽しむために生まれてきた』第三章より)
「良い、悪い」から「ありのままでOK」ヘ――それは三次元の世界での価値観を超えた魂のよろこびです。日々の生活をよろこびの連鎖と感じられたなら、人生の体験はすべて魂を歓喜させるものになるでしょう。
自分を揺るがすさまざまな試練をも、「ああ、これも一つの体験だ」ととらえて、いまやっていることを楽しんでみましょう。川の流れが堰(せき)を超えるように、意識はどんどん高まり、愛はどんどん大きくなっていきます。
うまくいかない仕事、接するのが苦手な人、昨日と今日の運気の違い・・・。
この経験をどうとらえるか、もう一度あなたの心の声を聴いてみてください。
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