2021年11月11日

企業を永続させる経営のキーワードは「幸せ」と「感謝」――「かんてんぱぱ」伊那食品工業の2つのスペシャル対話プログラムのご紹介

来たる11月23日は、勤労感謝の日です。

勤労感謝の日は、米国の感謝祭(Thanksgiving day)とよく比較されます。感謝祭が11月の第4木曜日と時期が近いこともありますが、収穫への感謝という両者の起源が類似していることも、その理由かもしれません。

文化は違っても、「感謝」という言葉は共通なのです。

勤労感謝の日は、現在は「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日」と制定されています。

この機会に、今回は文屋がオンラインでご提供する、2つのスペシャル対話プログラムをご紹介します。

「感謝」をキーワードに、幸せ感をより大きくする経営とはどのようなものか。コロナ問題のなかで会社経営を考えるみなさまに、文屋が贈るまたとない学習の機会です。

【1】塚越寛さんに問う「忘己利他 ~幸せ感をより大きくする経営~」


いまや日本全国から独自の経営哲学が注目されているのは、「かんてんぱぱ」で知られる伊那食品工業の最高顧問、塚越寛さん。社是「いい会社をつくりましょう」を掲げ、企業の本質的なあり方を問う「年輪経営」を説いています。

この「年輪経営」の目的は、利益の向上ではなく人と社会の幸せです。塚越寛さんは60年以上にわたり、「幸せ」を追求する経営方針で伊那食品工業を導いてきました。

ではコロナ禍のいま、幸せ感をより大きくする経営とはどのようなものなのか。塚越寛さんとご縁の深い高野登さん(人とホスピタリティ研究所)が鋭く切り込んでいきます。

幸せって、人から「ありがとう」と感謝されること。最澄の言葉「忘己利他」の精神で、人のために何ができるのかと考える。(中略)貧しさや苦労も、一概に失望するものではない。むしろ得難い経験。貧しさや苦労を経験するほど、その乖離として幸せを感じる。(塚越寛さん)

感謝されることに幸せを感じ、また自分自身がどんな状況にあっても感謝すること。こうした気持ちで経営をしていれば、「幸せ」は年輪のように少しずつ積み重なっていくのです。

こうした生き方を、そのまま会社経営のあり方に反映したのが「年輪経営」です。

高野登さんが日本支社長を務めたザ・リッツカールトン・ホテルでも「感謝」を大切にし、1日に何回「ありがとう」と言ったかを伝えあった、という話も出てきます。

経営とは、あくまで人が行うもの。「人としてあるべき姿」という土台を共有するふたりが、「感謝」の心によってぶれない経営のあり方を語り合う対話は、どう展開していくのでしょうか。

コロナ禍の逆境を乗り越え、企業の永続を目指す経営者のみなさまは必見です。

【2】塚越親子インタビュー「理念経営を受け継ぐ~父・兄・弟、三つの野心とは?~」

塚越寛さんと、2019年2月に伊那食品工業の代表取締役に就任した塚越英弘さん、同じく専務取締役に就任した塚越亮さんの父・兄・弟の3人がそろう史上初のインタビュー。引き続き、高野登さんがナビゲートします。

(尊敬する人は)三国志の項羽(こうう)と劉邦(りゅうほう)の劉邦。漢帝国を興した劉邦は、ちゃらんぽらんで周りが心配して助けてもらった。私も自分が優秀な武将のようにはうまくできないので、優秀な人たちに囲まれて、周りを巻き込んで助けてもらおうと思う。(塚越英弘さん)

英弘社長のことを、父・寛さんは、「自分が偉ぶることなく、部下にどうしたら力を発揮してもらえるかを考える謙虚さがある」と語ります。

一方、弟・亮専務は、「父以上の頑固さをもつ」と言い、英弘社長のぶれない芯の強さを語っています。

そんな亮専務は自身のことを、「現場と経営層との調整や、お客様との調整をブレずに進めていくのが、わたしにできる貢献」と話します。

忌憚なく本音を言い合える、真の意味で「仲の良い」親子の対話に、「伊那食ファミリー」と言われる家族のような組織づくりの神髄を垣間見ることができます。

「同族でもうまくいくということを体現するという野心がある。兄弟で経営しているからこそ強い」

最後に弟・亮専務のこの言葉を引き出した高野登氏が紡ぐ、永続企業を目指す親子インタビューも、どうぞ見逃しなく。

「かんてんぱぱ」伊那食品工業の2つのスペシャル対話プログラム(オンライン)の詳細は、こちらからどうぞ。

https://seminars.jp/school/user/schools/153/courses/213/payment_plans/430/specified_members/new

また本プログラムは、文屋が展開する【末広がりの年輪経営プロジェクト】の下記オンラインセミナーの受講により、無料で視聴することもできます。

「塚越寛さんに学ぶ年輪経営の極意」

◎1年間コース:

https://seminars.jp/seminars/6118

◎速習コース:

https://seminars.jp/school/user/schools/55/courses/319/payment_plans/918/specified_members/new

高野登さんと学ぶ「わたしの人生を変えたホスピタリティライフのすすめ」

https://seminars.jp/seminars/9044

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