2021年4月29日
経営にまつわるお悩みをお持ちの方々は、さまざまな経営セミナーをお探しでしょう。
コロナ禍でオンラインのセミナーも増えました。しかし、こうした場を有効活用するために意識すべきことがあります。
経営セミナーで得られる知識は「答え」ではなく、「問い」だということです。
探すべきは誰もが成功する方法ではなく、自分にしかできない方法。「問い」は、経営者としての生き方や、経営のあり方を考え直すきっかけとなるものです。
「いい会社をつくりたい」「永続企業にしていきたい」。そのために、自分は何を問えばいいのか。そうお悩みの経営者の皆さまに向けて、文屋はオンライン通信講座を立ち上げました。
「問い」を発するのは、かんてんぱぱブランドで知られる伊那食品工業株式会社の塚越寛氏。長年にわたり伊那食品工業の社長・会長を務め、現在は最高顧問を務めています。
人生を賭して永続企業のあり方を追究し、末広がりの年輪経営という独自の哲学を発信してきました。
塚越氏は伊那食品工業会長として、2017年度に「渋沢栄一賞」を受賞しています。「渋沢栄一賞」は、福祉や教育にも尽力した渋沢栄一の精神を受け継ぐ全国の企業経営者を対象に、埼玉県から贈られる賞です。(渋沢栄一は、今年の大河ドラマでも話題ですね。)
そして塚越氏は、トヨタ自動車社長の豊田章男氏が経営の師とあおぐ人物でもあります。
塚越寛氏の集大成の最新刊『末広がりのいい会社をつくる』にて、豊田章男氏は次のような推薦文を寄せています。
この本は本気で社員を愛し、本気で地域に寄り添い、本気でお客様と向き合い、本気で次世代を想い、悩み、決断し続けている経営者のリアルストーリーである。そして、私が憧れる大先輩の物語でもあります。変革の時代に、「ブレない強さ」をおしえていただきました。塚越さん、私もしっかり後を追っていきます。(トヨタ自動車社長・豊田章男)
このように豊田章男氏も推奨する、企業永続のための年輪経営の極意。それは雲の上ではなく、ごくありふれた組織の日常とつながっています。
今回のオンラインセミナーの最大の特徴は、塚越寛氏の経営哲学の重要な「問い」を、多くの経営者の皆さまの学びと成長に変える伴奏者がいることです。
1人目は、「人と経営研究所」所長の大久保寛司氏。相手の立場に立ったわかりやすい言葉が評判の大久保寛司氏が、みずから塚越氏にインタビューし、より深い言葉を引き出します。
2人目は、「人とホスピタリティ研究所」所長の高野登氏。インタビュー映像を見ながら、ザ・リッツ・カールトン・ホテル元日本支社長としての経験を交え、塚越氏の言葉と学ぶ人の思考を結びつけます。
企業活性化や人材育成の分野で、多くの経験と実績を持つお二人。3人目は、この著名な二人との繋がりを活かし、このオンラインセミナーを立ち上げた文屋の木下豊です。
30年にわたるご縁を通して塚越寛氏の生き方を深く理解し、みずからも年輪経営を実践する木下豊が、高野登氏の読み解きをさらに深めます。
かんてんぱぱブランドを築き上げ、永続企業のあり方を追究してきた塚越寛氏の年輪経営に興味を持つ経営者は、近年増えています。オンラインセミナーは、全12回・1年間にわたって年輪経営を学びます。
大久保寛司氏による塚越寛氏へのインタビューと、それを読み解く高野登氏と木下豊の対話。その映像だけでなく音声データが毎月1回配信され、その後はいつでも、どこでも視聴いただけます。
塚越寛氏の年輪経営を、大久保寛司氏、高野登氏、文屋・木下豊とともに学び、「いい会社」をつくるために新たな一歩を踏み出してみませんか。
トヨタの社長・豊田章男氏も学ぶ、かんてんぱぱ・伊那食品工業の塚越寛氏の年輪経営。このブログでは、その極意を少しずつご紹介していきます。
【末広がりの年輪経営プロジェクト】
ビジネス・オンラインスクール「塚越寛さんに学ぶ年輪経営の極意」
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