2023年7月6日

「好きなこと」は本来の自分を取り戻すカギ―子どもたちに学ぶ魂がよろこぶ生き方

――あなたが好きなこと、ほんとうにやりたいことって何なのでしょうか?――

7月に入りました。子どもたちは目をキラキラ輝かせて、思うぞんぶん好きなことができる夏休みを心待ちにしています。

子どもたちには、なぜこんなにもたくさん好きなことがあるのでしょう。逆に大人になって「好きなことは何?」と聞かれても、すぐに答えられないのはなぜでしょう。

光り輝き、よろこびにあふれて生まれてきた魂には、もともと好きなことしかありません。ところが、それはあなたの奥深くに眠ってしまっています。

文屋は2023年3月に『楽しむために生まれてきた カギは「もともと完璧、いま最高!」』(著者・井上悟)を出版しました。

あなたが本来の自分を取り戻す手がかりとなる「好きなこと」。それはどこにあるのか、本書を通して探してみましょう。

本来の魂に戻るために、理性ではなく直感で生きていく

本書の著者である井上悟さんは、波動リーディングオペレーターであり、カウンセラーです。人々の心身の状態を宇宙からの波動として読みとり、生涯を健康でイキイキと楽しく生きていくためのお手伝いをしています。

井上悟さんは見えない波動の世界の研究をしているなかで、「いま最高!」と思いながら好きなことをしていれば、自分のエネルギーは最高にめぐっていくと気づきました。人が本来の自分、光輝く魂に戻れるかどうかは、どれほどやりたいことをして楽しみながら生涯を過ごせるかにかかっています。

波動リーディングで見ると、人間のあり方は「人に迷惑をかけない自己中(じこちゅう)」が最高です。わがままに、あとさき考えず、常識にとらわれることもなく、ほんとうにやりたいことをやる。そんな自分を許している状態が、魂にとっては最高なのです。良い・悪いの判断で動くのではなく、直感的に生きていくことです。(『楽しむために生まれてきた』第2章より)

大人にくらべて子どもに好きなことが多いのは、理性的な判断をせず直感で生きているからです。子どもたちには大人の常識という制約がなく、自由に自分の魂が望むままを表現して生きています。

どう生きたらわたしたちが「好きでしたいこと」を見つけられるのか――。その答えを探すうえで、子どもたちのあり方は大きなヒントになります。

「しなければならない」という意識が「したいこと」を閉じ込める

「いや、子どものようには生きられない」「それではただのわがままで、生活できるはずがない」――。

多くの大人にとって当たり前のこの感覚、義務感で毎日を過ごしている自分はすでに、本来の姿とは違うとりつくろった自分です。

子どものころ、「こうしたい、それがほしい、あそこにいきたい」と魂を解放していたはずの自分は、「それはダメ」「これをしなさい」と言われているうちに、無理をしてどんどん偽の自分をつくっていきます。

そうしているうちに大人になり、いつの間にか「しなければならないこと」で意識がいっぱいになって、気づけば「したいこと」は閉じ込められてしまうのです。

でも、それは仕方がないこと。人は先祖から受け継ぐしがらみを持って生まれているからです。誕生すれば親や学校から教育を受けることで、生まれる前に描いた人生のシナリオを忘れてしまいます。

そう、まずこの「忘れている」いうことを認識してみましょう。しないといけないことばかり追いかけるのでなく、ボーッとしてみてもいいかもしれません。

魂は「もともと完璧」であり、描いたシナリオ通りに生きる知識も技能も知恵も備えています。人生の出来事はすべて、起こるべくして起こっていること。義務感ではなく純粋に興味をもてば、「したいこと」はいくらでも見えてきます。

たとえば掃除を「しなければならない」のではなく、「きれいにしたいからしよう」と考えてみてはどうでしょう。無意識に「しなければならない」と評価してしまう自分を少し斜めから見て、思い切り振り子を逆に振ってみてください。

ゲーム感覚でいいのです。「陰極まって陽となる」ということわざがあるように、極まるとひっくりかえるのは、三次元の現象でおもしろい体験です。ゲームに夢中になっているうちに、隠れていた「したいこと」がひょっこり顔を出してくるでしょう。

ゲームに集中するからこそ見えてくる世界

本書のなかで井上悟さんは、――いま多くの子どもたちは、思いのままに表現することを自然に身につけていて、その背景にはゲームが大きな役割を果たしている――と語っています。

好きなことに打ちこみ、誰にも邪魔されない世界に深く入りこむことは、魂がよろこぶことです。ここでは思いきり「したいこと」を表現できます。

わたしたちの人生も、ものをつくり出すことや楽しさを極めていくゲームと考えてみませんか。比較や評価というものさしも、競争による不足感や欠乏感もない、ありのままの自分の世界をイメージしてみてください。

この究極の解放感へと導くもの――「いま、最高!」と思いながら楽しんで好きなことをする、という状態になること――によって、閉じ込めていたあなたの魂が呼び起こされます。

好きなことに囲まれて自由に生きている子どもたち、ゲームに夢中の子どもたち――。

子どもたちはわたしたちの魂がよろこぶ生き方を教えてくれる、これ以上ないお手本です。

『楽しむために生まれてきた カギは「「もともと完璧、いま最高!」』は下記よりお求めください。

https://bunya.shop-pro.jp/?pid=172534304

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