2012年8月11日

文屋座 第5回セミナーのご案内 2012年夏の文屋座in福島

開催日

平成24年8月11日(土) 13:30(受付13:00)~17:30


2012年夏の文屋座in福島地球を包む「わもん」の輪
~100年後のために、今わたしたちにできること~

吉田昌郎氏(東電福島第一原発前所長)の独占インタビュー
28分間無編集版の世界初上映、決定!

○ 講演《聞くことで支える「福島完全安全宣言」》 薮原秀樹氏
○ 薮原氏による吉田昌郎氏インタビュー上映
○ 語り合い《100年後のために、今わたしたちにできること》 薮原秀樹氏× 花堂純次氏 × 清水慎一氏

共同通信社全国配信記事(信濃毎日新聞平成24年7月25日号・社会面)が掲載されました。
共同通信社から全世界向けの英文記事(ジャパンタイムス紙)が掲載されました。
共同通信社から全世界向けの英文記事(The Mainichi紙)が掲載されました。


ご案内

みなさまにおかれましては、ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素よりたいへんお世話になりまして、有り難うございます。

「2012年夏の文屋座in福島」のご案内を申し上げます。

原発事故の終息なしに、福島の復興も日本の未来もありません。

2011年3月12日、福島第一原子力発電所で発生した、深刻な事故。その被害の拡大を何とか最小限に抑えようと、約50人の所員が、身の危険を承知のうえで、原発に留まりました。過酷な環境下における連日の作業。目に見えない放射線への恐怖。周囲から注がれる厳しい視線……。それらに耐えて、安全確保のために奔走した彼らの胸には、どんな思いがあったのでしょうか。

「命がけで闘う彼らに、日本人として感謝を伝えたい」「彼らの心を支えたい」。この思いに駆られた薮原秀樹さんは、事故発生から7カ月後、単身、免震棟へ飛び込みました。細い縁の糸をたぐり寄せ、ようやくつかんだチャンスでした。

できることは、たった一つ――「わもん」。自ら確立した精神修養法であり、あらゆる人と心の奥深くでつながりあうコミュニケーションの方法です。話し手の思いをありのままに聞き、否定も肯定もせずに、ただただ受けとめる「わもん」。

この方法で聞きつづけてきた、所員たちの心の奥底にある声なき声、そして自らの体験と今後への思い。満身の力を込めて、ついに薮原さんが公の場で語ります。

この事故は、電力会社や福島だけの問題ではありません。高度な文明社会を生きる私たち日本人はもちろん、地球上のすべての人たちに、生き方、考え方の問い直しを迫る出来事です。薮原さんをはじめ、さまざまなかたちで被災地の復興支援に取り組む方々とともに、語り、聞き、学びあい、私たち一人ひとりがすべきこと、できることを、真剣に考えたいと思います。

ふるさとの大地から根こぎにされ、絶望の極みにある人々にしかわからない現実が、あります。しかし、恐怖と不安のただ中にいる人には直視できない現実も、あります。福島、日本、世界・・・現場から距離を置いて暮らす人間にできるのは、他者への想像力を研ぎ澄ますこと。そして、他者に思いをいたしながら、指を自身に向けて「何ができるか」を問い、小さくてもいい「何か」を始め、続けること。

「世界から福島へ」のエネルギーの凝縮はいずれ、「福島から世界へ」の逆照射となって地球を包むことでしょう。

講師

薮原 秀樹さん
吉田 昌郎さん
花堂 純次さん
清水 慎一さん

会場

福島テルサ
http://www.f-shinkoukousha.or.jp/terrsa/
〒960-8010 福島県福島市上町4番25号
TEL 024-521-1500

参加費・定員

お一人 5,000円(税込)
定員 500名様

お申込方法

下記のお申込フォーマットが便利です。メール、ファクスの場合、文屋宛に下記の項目をご連絡ください。

お振込の確認をもって、ご参加の登録を完了いたします。定員に達し次第、締め切らせていただきます。ご容赦ください。

TEL: 026-242-6512 FAX: 026-242-6513  E-mail: bunya@e-denen.net

お振込口座

1)ゆうちょ銀行:店名「〇五九(ゼロ・ゴ・キュウ)店」
当座 0062446 受取人名 ブンヤ

2)郵便振替:00520-0-62446
加入者名 文屋

3)八十二銀行 小布施支店
普通 148894 名義人 文屋

※恐れ入りますが、振込手数料はご負担ください。

入場券

ご参加の登録完了後、文屋よりメール添付(メールのない方は郵送)にて、入場券をお送りいたします。お手数ですが印刷して、当日ご持参いただき、会場受付にてご提示ください。


日程

※終了時刻を延長することがあります。お許しください。
【8月11日(土)】
13:00 受付
13:30~13:35 司会者挨拶 藤田 学
13:35~13:40 主催者挨拶 木下 豊
13:40~14:00 「やぶちゃんとわもんを語る」 藤田 学+小西 勝
14:00~15:30 基調講演「聞くことで支える『福島完全安全宣言』」薮原 秀樹
薮原氏による吉田昌郎氏インタビュー上映
15:30~15:50 休憩
15:50~17:30 語り合い「100年後のために、今わたしたちにできること」
薮原 秀樹+清水 慎一+花堂 純次

課題図書

つぎの書籍を、事前にお読みいただきますと、当日の理解がいっそう深まることでしょう。書店・ネット書店、また文屋の直接のご購入も可能です。

1.『わもん~聞けば叶う』薮原秀樹・著、1,575円
2.『世界夢ケーキ宣言! ~幸せは家族だんらん』清水慎一・著、1,470円

注意・お願い事項

1.すべての日程にご参加ください。遅刻、中座、早退が見込まれる方のお申込は、ご遠慮ください。

2.参加費は、主催者の都合による開催中止の場合のほかは、お返しいたしません。参加を取りやめる方は、主催者に報告して、参加資格(入場券)を他の方に譲ることができます。

3.会場の様子は、主催者の許可のもと、映像カメラ、スチールカメラ、録音機材で収録いたします。ご不便をおかけすることが予想されますが、お許しください。収録した映像、写真、音声の著作権は文屋に帰属します。

4.会場内での撮影、録音は厳禁とさせていただきます。携帯電話の電源は必ずOFFにしてください。講演・語り合いの時間は、着座を心がけ、ホール内の移動や退出はお控えください。


講師紹介

薮原 秀樹(やぶはら ひでき)さん(株式会社わもん代表取締役、人材育成コンサルタント。『わもん~聞けば叶う』(文屋)著者)

1963年1月、徳島県生まれ。大阪府在住。20代で西洋哲学を、30代で東洋哲学を学び、40代で東洋哲学と西洋哲学を融合させた「わもん(聞くことによる自己修養法)」を完成させる。人の能力を最大限に引き出す「わもんコンサルティング」が反響を呼び、現在は行政・企業のコンサルティング、人材育成研修、講演等を行っている。聞き方教室「わもん塾」を全国で展開中。趣味はマラソン。故郷の阿波踊りには毎年参加している。幕末の志士中岡慎太郎をこよなく愛し、高知県に行くたびに中岡慎太郎館を訪れている。長野県小布施町の行政コンサルタントで、同町の親善大使でもある。
【ホームページ】http://www.wamon.co.jp/
【ブログ・ヤブログ】http://www.yablog.jp/
【メールマガジン・やぶプレス】http://www.mag2.com/m/0000277522.html

吉田 昌郎(よしだ まさお)さん(東京電力福島第一原発前所長。ビデオ出演)

1955年2月、大阪府生まれ。東京電力福島第一原子力発電所前所長(執行役員)。所長在任中の2011年3月に東日本大震災とそれに伴う福島第一原子力発電所事故が起こり、現場で対応に当たった。現在、病気療養中。

花堂 純次(はなどう じゅんじ)さん(映画監督)

1955年12月、宮崎県生まれ。東京都昭島市在住。代表作・TVは「失楽園」「永遠の仔」、映画では「夢追いかけて」「あなたを忘れない」など。3.11の震災後、宮崎や九州各地のボランティアリーダーとして宮城県気仙沼市に3ヶ月常駐した。キャンドルアートを通じて各地と被災地を結ぶ「命の灯火プロジェクト」を立ち上げ現在も活動中。古武術をこよなく愛す。

清水 慎一(しみず しんいち)さん(株式会社菓匠Shimizuシェフパティシエ、『世界夢ケーキ宣言!~幸せは家族だんらん』(文屋)著者

1975年1月、長野県伊那市生まれ。東京、パリ、熊本での修業を経て、菓匠Shimizuシェフパティシエに。NPO法人Dream Cake Project理事長。モットーは「菓子創りは夢創り」。2006年より、子どもたちの描いた夢の絵をケーキにしてプレゼントする「夢ケーキの日」を開始。菓子業界のみならず各界から注目を集める。3.11後、被災地に出向いて子どもたちに夢ケーキを贈りつづけている。
【ホームページ】http://www.kasho-shimizu.com/


総合司会

藤田 学(ふじた がく)さん(東京都・町田市議会副議長)

1969年6月、青森県弘前市生まれ。高校卒業後に上京。桜美林大学大学院を修了。国会議員秘書から、東京都町田市議会議員となり、災害対策委員長などを歴任。3.11後、市と協力し、ロータリークラブで被災地に消防自動車、ごみ収集車を贈る事業に関わる。放射能対策、がれき受入れ等、市民と行政の間に積極的に入り、できることを継続的に取り組んでいる。
【ブログ】http://ameblo.jp/gakutv/

コメンテーター


小西 勝(こにし まさる)さん(長野県・小布施町副町長)

1963年8月、大阪府豊中市生まれ。高校時代は上方古典落語研究部部長。中央大学法学部法律学科卒。東京都大田区役所、長野県庁を経て2009年4月より現職。住民の町政参加組織「まちづくり委員会」を創設。人材育成コンサルタントとして薮原秀樹氏を招聘。町老人会で年間数回、落語を披露。3.11後、福島県では最大の600人以上の死者、行方不明者を出すなど甚大な被害を受けた南相馬市への直接支援を決定。重要無形文化財・相馬野馬追執行委員長の櫻井市長に義援金を届けるなど、親交を続けている。
【小布施町ホームページ】http://www.town.obuse.nagano.jp/


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