2021年1月11日
2021年(令和2年)1月11日(月・成人の日) 13時00分~17時15分(延長最大30分間)
市村良三さん(72)は、現在に至る小布施のまちづくりを構想し、実践し、主導してこられました。小布施堂副社長として30代前半から取り組んだ「小布施町並み修景事業」は、国内外から高い評価を受け、住民の景観意識を向上させました。町長としては、「協働と交流のまちづくり」を旗印に、「4つの協働(町民、地場企業、大学や研究機関、町外の志ある企業)」と、「小布施若者会議」などの「交流事業」を推進されました。
28ある自治会に心を配り、足を運び、一人ひとりとの対話を続ける地道な姿は、多くの住民の共感を呼びました。
市村さんは、2005年の就任から16年、4期目の任期を1月21日に満了します。退任の直前に開かれる、町長としては最後の講演会となります。
時節柄、講演会場における聴講は非公開とします。聴講は、オンライン(zoomシステムを使用)で行います。
市村さんのお話を聞きながら、人とまちの幸せなありかたを考え、語り合います。ほかの地方都市でも応用することのできる「まちづくりの本質」を学びます。
小布施のまちづくりの経過と成功要因はもとより、明らかになっている改善点や課題もお話いただきます。全国のまちづくり、地域の産業振興に取り組むみなさんに、ご参考になることと思います
オンライン講演会(zoomシステムを使用)
長野県小布施町長 市村良三さん
主催:文屋 協力:小布施町
文屋座オンラインセミナーとして開催
【講演1】13時~15時30分(講演2時間、質疑応答30分間)
演題 「小布施のまちづくりから考える、人とまちの幸せなありかた」
《休憩》15分間
【講演2】15時45分~17時15分(講演1時間、質疑応答30分間)
演題 「国道403号整備事業から考えるまちづくり」
無料
市村 良三(いちむら・りょうぞう)
1948年5月31日、長野県小布施町上町生まれ。長野県小布施町長(4期)。観光カリスマ百選に認定(観光庁)。
長野県長野高等学校卒業。1973年(昭和48年)3月、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。同年、ソニーに就職。27歳で帰郷。
1979年(昭和54年)12月30日、おじで小布施町長の市村郁夫氏が任期途中で死去。1980年(昭和55年)、郁夫氏の息子の次夫氏と共に、栗菓子会社「小布施堂」の経営を引き継ぐ。1982年(昭和57年)から町並み修景事業を主導する。桝一市村酒造場の副社長も務めた。
1993年(平成5年)、第三セクターのまちづくり会社「ア・ラ小布施」を設立し、代表取締役社長に就任。2004年(平成16年)12月、小布施町長選挙に立候補し初当選。2005年(平成17年)1月22日に町長就任。2016年(平成28年)、4期目の当選を果たす。
多喜子夫人と長男夫婦、孫2人と暮らす。