2024年1月15日
~さわがしいこの世界で平和を見つけるために~
これから100年の未来を生きる
無限の可能性を秘めた子どもたちへ
ラワットさんの本を贈りませんか?
DETAIL 著者:プレム・ラワット(Prem Rawat) 編集:ティム・リッチ(Tim Rich) 原書:Hear Yourself ~How to Find Peace in a Noisy World (2021年 Harpar Collins Publishers) 翻訳:加藤 覚一(Kakuichi Kato) 発行:文屋 定価:2,200円(本体2,000円+税200円) 判型:A5判(148×210mm) 項数:272ページ 製本:上製本 発売予定日:2024年11月2日(大安) ISBN:未定
ニューヨークタイムズのベストセラーリストにも取り上げられた プレム・ラワットさんの最新の著作、待望の日本語版です。 文屋は、ラワットさんの最初のご著書『Pot with the Hole 穴のあいた桶』を出版。 ラワットさんの最初の絵本『あなのあいたおけ』と『なりたいなぁ』を出版し、 2022年には、『呼吸~こころの平和への旅』を上梓いたしました。 本書『自分の中の声を聞く』(仮題)は、ラワットさんから日本語版の出版を依頼され、 文屋が2024年秋に出版いたします。
序章より(未確定原稿)
あなたの旅の一部として、私と一緒に旅をしてみてください。
行き着いた場所にあなたは驚くかもしれません。
私たちは理論や信じることの領域を離れ、
「知る」というユニークな場所へと向かいます。
あなたの日々の煩わしさから自由でいられる場所です。
あなたがクリアーさや満足、喜びを実際に体験できる場所、
自分の中の平和がある場所へと旅をします。
自分の内面に注意を払い、心を感じるという道を辿って、
平和に到達することができます。
あなたが誰であれ、平和はあなたの中にあります。
1957 年にヒマラヤ山麓に生まれたプレム・ラワットさんは、多くの人々の尊敬を集める師である父親から学びました。彼は10 代の頃から平和のメッセージを世界中に伝え始め、すでに100か国以上の何億人もの人々に届けてきました。
彼は、すべての人にとってシンプルで親しみやすい物語によって読者を旅に導きます。こころの声に耳を傾け、自分自身とつながり、自分の人生をコントロールするよう促します。この本の読者は、存在の意味とそれが提供する計り知れない可能性について考えながら、自分のこころの奥深くに歩んでいくことでしょう。
マイケル・ボルトン氏(グラミー賞受賞者、シンガー/ソングライター)
「プレム・ラワットの人生に対する洞察は、私が何十年も探し求めてきた答えを与えてくれます。 この本は、この狂った世界で平和を求めるのではなく、こころの中に平和を見つけるための知恵と実践的なアプローチで読者を鼓舞し、高めてくれます。」
序章より
これから私と一緒に旅に出てみませんか?
そうすれば行く先々であなたがびっくりするようなものに出会えるかもしれません。この旅では理屈でものを考えるのをやめ、何かを信じることからも離れ、そうではない他では得られない知識の習得を目指します。日常の雑念から解放され、明瞭さ、充実感、喜びを本当に体験できる場所、内なる平和の地へと向かいます。マインドフルネスやハートフルネスを通り越え、平和に満ちたピースフルネスへと向かいます。あなたが誰であれ、平和はあなたの中にあります。「知識」(self-knowledge)がそれを体験するための手段です。本書はその道標となります。
「知識」については、これからの第1章以降の本文で順次お伝えしていきます。
さて、自分を理解したいと思っても、世間はこのテーマを取り巻く知的な雑音に満ちています。でも「知識」の目的は極めて単純です。それは私たちが内なる平和の宇宙と一体になることで、目の前がパッと明るくなり、深い充実感、そして計り知れない喜びや未知との遭遇を体験することです。この平和の感覚こそが私たちの本質なのです。
もくじ
序章
第1章 脳裏を駆け巡るノイズからの脱却
第2章 自分の中に流れるリズムの発見
第3章 無限の平和の礎を築く
第4章 知ることと信じることの違い
第5章 初めの一歩 まずは自分自身から
第6章 何よりも感謝を選ぼう
第7章 つらいときは肩の荷を下ろす
第8章 許すことで自由になる
第9章 愛は刹那に宿る
第10章 自分の中に神を見つける
第11章 普遍的自己との一体化 それは優しくなること
第12章 ひたすら励め 練習あるのみ
本文より
次にやって来るものに心を奪われ、人間らしさを失い始めたとき、何かに依存しすぎて自分自身とのつながりを見失ったとき、そのときこそ、外の世界に開く扉を一時的に閉じて、内側に再接続する必要があります。そこに私たちの真の自由があります。
このようにして自分自身を取り戻すことができれば、大いなる解放感を味わうことができます。たった今呼吸して生きている自分を再発見し、ありがたいと思い、ありのままに生きることができるようになります。この世の雑音はそのままにして、自分の内側に注意を向けるという選択肢を、私たちは持っています。それができるのは自分だけです。あなたにしかできません。音量をあげるのもあなた、下げるのもあなたです。そのスイッチをいじることができるのはあなただけです。他人にはその権限がありません。
雑音は雑音を生みます。人は雑音を覆い隠そうとしてより大きな雑音を立てます。そうして雑音はどんどん大きくなります。しかし、雑音を制覇できるものが1つあります。あなたの内なる静けさです。13世紀の詩人ルーミーの言葉を紹介しましょう。
あなたは歌、待たれていた歌、
耳から入り、深部に届く歌、
そこに空があり、風がある、
そこで知る、静けさを
心の雑音が静まると、魂が聴こえてきます。すると甘くささやく優しい声に出会います。そのささやきは言葉にならない、フィーリングです。そのフィーリングは何と言っているのでしょうか?
「私はいる、私はいる、私はいる」と言っています。この内なる叫び、魂の歌があなたに呼びかけます。
「かけがえのないこの生を、余すことなく思う存分に味わってほしい」と。(第1章 脳裏を駆け巡るノイズからの脱却の一節「盗賊団」より)
これから100年の未来を生きる
無限の可能性を秘めた子どもたちへ
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