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2019年06月27日

Vol.677 家族ってなに? 絵本『おじいちゃんのまきストーブ』誕生物語 その2

みなさん、こんにちは。お元気ですか? きょうの信州小布施の里は、 梅雨らしい雨が、しとしとと降りつづいています。 盛夏に向けて、 栗の葉の、緑の深みが増しています。 今朝はお隣の泰幸さん・清美さんご夫妻から、 採れたてのズッキーニを、 畑からお届けいただきました。 前号につづいて、 ひょんなことから制作することになった ご縁の不思議を描く絵本のお話を書かせてください。 みなさん、 いつもこのメールマガジンをお受け取りいただき、 ありがとうございます。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 信州小布施 美日常の文屋だより vol.677 和合と感謝 百年本を世界へ未来へ。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 【きょうのテーマ】 ご縁の不思議・・・家族ってなに? 絵本『おじいちゃんのまきストーブ』誕生物語 その2 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ********************** ★ひょんなことから、絵本をつくることに★ ********************** 前号のつづきです。 2019年早春のある日、 山梨県北杜(ほくと)市に暮らすエッセイストの さわもりりささんが、 ご主人の細川英雄さんと訪ねてこられました。 絵本『おじいちゃんのまきストーブ』の出版への夢を、 静かに、熱く、語られました。 八ヶ岳のふもと、同じ北杜市に暮らすアーティスト もとすぎりゅう(本杉琉)さんが、 絵を担当されることが決まっていて、 「あとは出版社を探すだけ」とのことでした。 (ふつうはここが最難関なのです(^0^)) 「どうして文屋に?」との問いに、 りささんは、 「文屋さんなら、 この物語の魅力を感じてくださると思いました」。 「どうして文屋をご存じなのですか?」 りささんは、 『一度は読んでほしい小さな出版社のおもしろい本2019』の 名前を挙げて、 「大阪の友人が、この雑誌に載っている出版社から、 いい感じの会社を選んで連絡してみたら、 と勧めてくれました。 文屋さんなら、 この物語の良さを感じ取ってくださると思いました」 と話されました。 文屋は年に2冊、多くても3冊しかつくりません。 点数は少ないのですが、 1年、2年と時間をかけてつくり、 10年、20年と時間をかけてロングセラーとして お伝えしています。 モットーは、 「百年後まで読み継がれる本をつくり、伝える」です。 文屋の本づくりは、すべてご縁の結晶です。 売れ筋の著者を求めてつくるのではなく、 自然の成り行き、ご縁の結果として巡り会う、 心の波が共鳴し合う人とだけ、 書物を生みだしてきました。 上記の 『一度は読んでほしい小さな出版社のおもしろい本2019』 (三栄書籍)は、 『男の隠れ家』という有名な雑誌の別冊で、 昨年出版されました。 文屋には、制作担当の(株)プラネットライツの編集者・ 中川梓さんからご連絡をいただき、 「編集と畑仕事。そのリズムが、自分が実践する”美日常”」 というタイトルを付けて、 見開き2ページという特別待遇で紹介していただきました (広告ではなく、掲載は無料でした)。 わたしも、20年ほど前に自宅兼仕事場を新築したとき、 居間の中心に薪ストーブを据えました。 そして毎年夏には、家族で薪をつくり、 冬に備えてきました。 そんなわたしが、 薪ストーブの絵本を出版しようとしています。 これも自然の成り行き、ご縁の結果なのでしょう。 この絵本に登場するひとり暮らしのおじいちゃんも、 ある日、道に迷って突然目の前に現れたカップルと 同居をはじめ、 人生の終わりの日々を「家族」のように、 幸せに暮らしていました。 ご縁って不思議ですね。 「つながり家族」。 どこにでもありそうで、 あまりお目にかかれない不思議なお話です。 各人が自主的に選んで、支え合うネットワークのことを、 社会学者の上野千鶴子さんは「選択縁」と呼んでいます。 この物語は、 これからの「家族」や「地域社会」のありようの一端を 表現しているのかもしれません。 ********************** ★森に還(かえ)ろう。本当の火に暖まろう★ ********************** 太古の昔、 わたしたちの祖先は森に暮らしていました。 森へ還(かえ)りたい。森に還ろう。 この絵本はわたしたちに、 何万年も前の昔からの記憶を 呼び覚ましてくれるようです。 この絵本には、人と自然が醸し出す美しい日常、 「美日常(びにちじょう)」の幸せ感が 込められています。 家族みんなが、それぞれのお役目を果たしながら、 感謝の気持ちをもって、 丁寧に生きていくことの尊さを、 より多くの人たちに伝えていきたいと思います。 絵本ですが、 読者の対象は子どもだけではありません。 青年期、壮年期、老年期、 人生のどのステージに生きる人にも、 その立場なりに、 感じていただける何かを秘めた物語です。 そして、絵の舞台は、 日本でもあり、どこか他の国かもしれません。 薪ストーブの文化は、 日本よりも北米やヨーロッパ、 ロシアのほうがずっと盛んです。 アーティストのもとすぎりゅうさんが描く絵は、 ”超 国籍”の魅力があります。 そこで、この絵本では、 日本語と英訳を併記したバイリンガルに することにしました。 そうすることで、 世界中の出版社から、 そのお国の言葉で翻訳出版されることを願っています。 美しくてわかりやすい英語ですから、 日本人の英語学習や、 在留外国人の幼児教育にもお役立ていただけます。 ********************** ★きょう、クラウドファンディングを始めます★ ********************** より多くのみなさんにこの物語を知ってほしい、 この絵本づくりに参加していただいて、 その誕生(出版)をお祝いしていただきたい! と思い、 久しぶりにクラウドファンディングに挑みます。 返礼品の一部は、 東日本大震災の被災地や、 全国の児童養護施設で暮らす子どもたちに、 プレゼントいたします。 今回のクラウドファンディングの幹事会社は、 CAMPFIRE(キャンプファイヤー)社(東京・渋谷)です。 資金提供の募集が始まるのは、 きょう6月28日(金)朝8時です。 URLは、https://camp-fire.jp/projects/view/161866 です。 このホームページに入ると、 スケッチの段階ですが、紙芝居形式で、 物語の朗読を観ることができます。 わたしたち制作チームがこの絵本に込める思いが、 文章と写真と、3人のごあいさつの動画で、 ご覧いただけます。 支援金は、3,000円から100,000万円まで、 8コースからお選びください。 みなさん、 わたしたち制作チームのお仲間になりませんか?  そして、お一人でも多くのみなさまに、 この絵本を読んでいただきたいと思います。 ★次号につづきます★ 【写真説明】http://www.e-denen.net/index.php/mailmag? 絵本『おじいちゃんのまきストーブ』誕生のきっかけになった 『小さな出版社のおもしろい本』の表紙です。 山梨県北杜市の、 エッセイストのさわもりりささんのご自宅で。 アーティストのもとすぎりゅう(本杉琉)さんと。 「この物語は、このお部屋での語らいから生まれました」と お二人は語ります。 ************************ このメールマガジン(文屋だより)は、 百年本の文屋代表、小布施人、農士、 「美日常」提唱者として、 ものごとの原点(本来あるべき姿)を 考えつづける筆者が、 日々、交流の場を綾なしながら、 みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと を目的に、お届けしております。 ★文屋・木下豊について http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen http://www.e-denen.net/index.php/about_kino ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 2019年1月20日に八重洲ブックセンターで開いた かんてんぱぱ・伊那食品工業株式会社会長 塚越寛さんの講演音声データ。 語り手と聞き手の意識が高いレベルで一体になった 「奇跡の講演会」の90分間の全容を、 ぜひお手元で何回も聞いてお役立てください。 http://www.e-denen.net/index.php/movies?_id=42 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎わたしのこころの師匠・戸村和男先生  富士和教会の公式サイト:http://fujiwa-k.com/ 師匠のお弟子さん・井内由佳さんのご著書 『もっと美しく、もっと幸せに ~リッチに輝いて愛される33の理由』 (廣済堂出版。2018年)より 【第4章 愛の中にいる】 1.自分が人に与えたいなら、 まず自分が持つべき。 だから、愛を与えたいなら、 自分を褒めることから始めて、 自分自身を愛で満たしましょう。 ★井内由佳さんの公式サイト:http://yuka-i.com ★井内由佳さんが社長をつとめる 株式会社フィールド オブ ドリームスの公式サイト: https://f-o-dreams.com/ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎文屋では、平和の大使プレム・ラワットさんの 集大成となるご著書を、世界出版するため、 制作中です! テーマは、「呼吸としあわせ」です。 お楽しみに。 ◎ラワットさんの講演動画 2011年、欧州議会にて「平和と幸福の実現」をテーマに講演。 講演後に提案された「平和の誓約書」に 37の政府、団体の代表が署名。 「歴史的な講演」と評価され、 「平和の大使」の任命を受けました。 https://youtu.be/owcmZ4ymmS0 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎わたしのイチオシ。斉藤一人さんの「覚悟の話」 goo.gl/hJbwWd ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ************

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