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2016年07月16日

vol.228 人件費を「人財投資」と考える その2

みなさん、こんにちは。お元気ですか? 7月18日(月・祝)、北海道旭川市民文化会館 で開かれたベニシア・スタンリー・スミスさんの 講演会で、 ベニシアさんが20歳のことから「心の師」と慕う プレム・ラワットさんのご著書 『Pot with the Hole 穴の空いた桶』15冊を 完売しました!との喜びのご報告をいただきました。 受付でお客様に、熱心にすすめてくださった 書店「こども富貴堂」の土井美千代さん、 ありがとうございます。 http://homepage3.nifty.com/fufufunet/main.html ベニシアさん: http://www.venetia-international.com/m51_blog.php みなさん、毎日、文屋だよりを、 お受け取りくださいまして、 ありがとうございます。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 信州小布施 美日常の文屋だより vol.228 和合と感謝 百年本を世界へ未来へ。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ このメールマガジン(文屋だより)は、 百年本の文屋代表、小布施人、農士、 「美日常」提唱者として、 ものごとの原点(本来あるべき姿)を 考えつづける筆者が、 日々、交流の場を綾なしながら、 みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと を目的に、お届けしております。 ★文屋・木下豊について http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen ダ・ヴィンチニュース【超本人】 http://ddnavi.com/news/268966/a/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (きょうのテーマ) 人件費を「人財投資」と考える その2 (斉藤一人さん きょうの天国言葉) うれしい http://goo.gl/OTQSIj ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ******************* ★利益は経費。人件費は経費ではない★ ******************* 前号にて、 ダンボール機械の世界的なメーカー 株式会社ISOWA(愛知県春日井市)の 社長・磯輪英之さんによる 「人件費」についてのお考えを ご紹介しました。 ************ 人件費は費用か? 機械設備を購入する時は 『設備投資』と言うのに、 機械以上に大切な、 いや私にとって最も大切な社員は 『費用』『コスト』とは! これではまるで 設備>社員 という位置付けではありませんか? 『人件費』ではなく 『人財投資』と呼ぶべきです。 私はそう位置付け、 そう社員にも伝えています。 ************ 磯輪さんのように、 「人件費=人財投資」と明言する表現は、 わたしにはとても新鮮です。 文屋ではいま、 「経営計画」づくりに取り組んでいます。 以前も、取り組んだのですが、 今度こそは仕上げたいと、 7月末を目標に、進めております。 参考にしているのは、 東京都江戸川区の 古田土公認会計士・税理士事務所 所長・古田土(こだと)満さんのご著書 『CD-ROM付 ドロくさいけど必ず結果が出る! 経営計画のつくり方』(あさ出版)です。 https://goo.gl/s2ME5l 古田土さんは、 かんてんぱぱ・伊那食品工業株式会社会長 塚越寛さんのご著書 『新訂 いい会社をつくりましょう』を愛読され、 多くの顧問先の経営者などに、 ご推薦くださっています。 この本を読み進めるなかで、 「全従業員で、「利益への考え方」を統一しよう」 の節に出会いました。 そこには、 「人件費は経費ではありません。」と明言され、 しかも、太字で強調されています。 しかも、「経常利益こそ経費です」とも。 くわしくは、本書をご覧いただきたいのですが、 主な部分だけ、引用させてください。 ************ まず人件費は経費ではありません。 「何をおかしなことを」と笑う方も多いでしょうが、 わたしはそう考えています。 税務申告などの制度会計では、 人件費は確かに固定費として扱われます。 つまり経費ですから、 会社がうまくいかなくなると、 これをカットして楽になろうと 考える社長が出てきます。 でも本当はそうじゃない。 人件費を稼ぐことそのものが、 そもそも会社の目的です。 むしと利益のほうが経費なのです。 ************ 人件費は経費ではなく、 利益こそ経費。 現役の公認会計士・税理士の古田土さんが ご著書に明言されていることに、 感激に近い驚きを感じております。 古田土さんは、つづけて、 「「利益を稼ぐことは美しい」と書く」との 節をもうけ、こう書いていらっしゃいます。 ************ 売上から仕入れや原価、諸経費を引くなどした後に 残ったのが利益(経常利益)ですね。 残ったものなら、税金をそこから払い終えた後は 自由に使えそうな気がしますが、 でももし利益を蓄積しておかなかったら、 どうなるでしょうか。 まず借入金を返すことがとても大変になります。 それにもし会社の経営がうまくいかなくなったら、 たちまち資金が不足するでしょう。 だから利益は事業の存続に欠かせない経費なのです。 最後に残ったものではなく、 会社にとっては経費のうちの一つなのです。 そして利益とは、 全社員が創造性を発揮していることの総和であり、 全社員で達成すべきものなのです。 社員の安心のため、 社員が希望を持てるようにするため、 社会貢献の原資として頂戴するものと考えてください。 ************ 古田土さんは、 「利益を稼ぐ理由とは」のコラムで、 こう記されています。 ************ 利益とは、社員を守るためのコストです。 利益を蓄積することによって、 災害、事故などから社員と家族を守ります。 利益の蓄積は純資産と現預金です。 一人当たり1000万円の純資産と1年分の固定費を 預金として持つ会社にします。 人件費とは、幸せを求めて働く社員たちの 労働の対価です。 この支払いは当社の経営理念であり、 目的です。 私たちは、社員の数が増え、人件費が大きくなることに 喜びを感じ、 社員とその家族のために働きます。約束します。 (古田土会計事務所の第28期経営計画書より抜粋) ************ 古田土さんの文章から学びながら、 先日ご紹介した株式会社ISOWA社長 磯輪英之さんのお考えを 思い出しております。 「会社のためでなく、 自分と自分の愛する家族の幸せのために働く。」 「自分は会社の一部だから、 自分のために働けば、 それは結果として会社のために つながっていく。」 「会社が、自分が』という考えは 対立構造。 自分と会社も二心の楕円。 表裏一体、不可分と考えたいですよね」 (自他非分離) 人件費は人財投資、 会社の目的そのもの。 この理念を、 日々の経営に生かしていきたいと思います。 みなさまのご意見、 ご感想をお聞かせください。 *************************** ★きょうの気づき★ ◆利益とは、社員を守るためのコストです。 利益を稼ぐことは美しい。 ◆人件費とは、幸せを求めて働く社員たちの 労働の対価。 人件費は人財投資、 会社の目的そのもの。 ********************** ◆ラワットさんと「わもん」薮原秀樹さんの コラボの文屋座セミナー http://www.e-denen.net/index.php/bunyaza19 ◆ラワットさんの2015年来日記念DVD http://premrawat.shop-pro.jp/?pid=92274738 ********************** ◆プレム・ラワットさんのご著書については、 文屋サイトへどうぞ。 http://www.premrawat-japan.com/ 全国の書店でもご注文いただけます。 Amazon:http://goo.gl/hJwOf4 幸せは、穏やかな心に宿る。 一つのメッセージを8歳のころから50年間、 世界中から招かれて講演しづつけている ラワットさん。 今年は、「講演活動50周年記念」の ワールドツアーが展開されます。 これからも、 ラワットさんのメッセージを、 世界へ未来へとお伝えしてまいります。 ラワットさんのメッセージを、 世界へ未来へ。 プレム・ラワットさんのご著書や情報は、 文屋(プレム・ラワット日本事務局)が運営する サイトへどうぞ:http://www.premrawat-japan.com/ お近くの書店さん、ネット書店さんでも、 お求めいただけます。 お近くの図書館への「購入リクエスト」も、 お願いいたします。 ********************** ★高野登さんの最新刊 \x{00a0}『おもてなし日和』お申し込みページ: http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=31 アマゾン:http://my-tiny.com/doxx ********************** ★井内由佳さんのホームページが リニューアルされました。 http://yuka-i.com ★最新刊 『なぜかうまくいく神さま尾処方箋』(学研プラス) https://goo.gl/PMJv5Z ★井内さんの最初のご著書(文屋刊) 『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』 http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=12 *********************

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