過去メルマガ

2016年07月15日

vol.227 人件費を「人財投資」と考える その1

みなさん、こんにちは。お元気ですか? みなさん、毎日、文屋だよりを、 お受け取りくださいまして、 ありがとうございます。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 信州小布施 美日常の文屋だより vol.227 和合と感謝 百年本を世界へ未来へ。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ このメールマガジン(文屋だより)は、 百年本の文屋代表、小布施人、農士、 「美日常」提唱者として、 ものごとの原点(本来あるべき姿)を 考えつづける筆者が、 日々、交流の場を綾なしながら、 みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと を目的に、お届けしております。 ★文屋・木下豊について http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen ダ・ヴィンチニュース【超本人】 http://ddnavi.com/news/268966/a/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (きょうのテーマ) 人件費を「人財投資」と考える (斉藤一人さん きょうの天国言葉) ついてる http://goo.gl/OTQSIj ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ******************* ★人件費は「費用」か?★ ******************* 前号で、 かんてんぱぱ・伊那食品工業株式会社の会長 塚越寛さんの「人件費」についてのお考えを、 最初のご著書『新訂 いい会社をつくりましょう』 http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=10 から、ご紹介しました。 塚越さんは、 「人件費は「費用」か」の節で、 「人件費の削減をやみくもに考えるのは、 経営者として「本来あるべき姿」 ではないと思います。」と、 理念を述べていらっしゃいます。 このメルマガを読まれた ダンボール機械の世界的なメーカー 株式会社ISOWA(読み:いそわ。愛知県春日井市)の 社長・磯輪英之さんは、 つぎのようなご感想をくださいました。 ************ 私も、いつも社員に、 「少しでもたくさん給料を払いたい」 と言ってきました。 給与を抑えれば、利益は上げられる。 でもそんなことまでして 利益を増やしたいとは思わない。 ただ赤字になってはいけない。 給与を払った後に残る 利益を目標にすると、 何だか自分自身しっくり来ない。 だから利益目標を設定することに 違和感がありました。 近年、ISOWAでは、 みんなに給与を支払う前の減資である 『付加価値』を目標とすることにしました。 これなら自分自身とても納得して、 社員と一緒に追求できるからです。 ************ 総体としての付加価値を 社長も社員も全社一丸となって追求する。 磯輪さんのご感想を読みながら、 塚越会長のつぎの文章を思い出しました。 ************ 人件費や福利厚生費は、 経理上では「費用」として扱われます。 「コスト削減」の名目のもと、 利益を計上するために 費用としての人件費を削り、 人件費を削っておきながら 売上の向上を社員に求める経営が、 当然のことのように行われています。 しかし、人件費ははたして、 ほかの諸科目と同じような 「費用」なのでしょうか。疑問です。 人件費は、幸せを求めて働く社員たちの 労働への対価であり、 この支払いは企業活動の目的そのものです。 当社では、「ファミリー」としての意識から、 人件費の総額が多いことはいいことであると 思っております。 削減の対象とすべき「費用」ではない という考え方です。 家族で事業を始めると、 家族全員の給料を増やそうと努力します。 ファミリーというのは、 小さな家業のときと同じように、 会社を構成する社員全員の幸福を願う 意識のことです。 「家族が大きくなった」という感覚。 人件費は少ないほどいい、 という考えには賛同できません。 企業は社会の公器です。 雇用機会をつくりだすことに 誇りを感じる経営者が増えてこそ、 世の中は良くなっていくのではないでしょうか。 ただし、会社の経営状態から人件費の適正規模を 判断することは当然です。 常識を越えてまで、 高額な人件費を認めるつもりもありません。 人件費の削減をやみくもに考えるのは、 経営者として「本来あるべき姿」ではないと 思います。 ************ 塚越さん: 「人件費は、幸せを求めて働く社員たちの 労働への対価であり、 この支払いは企業活動の目的そのもの」 磯輪さん: 「みんなに給与を支払う前の減資である 『付加価値』」 この二つは同じことを指しているように思います。 ******************* ★人件費は「人財投資」と考える★ ******************* 磯輪英之さんにいただいたご感想を読みながら、 わたしはつぎの一節に、 爽やかな衝撃を受けました。 ************ 人件費は費用か? 機械設備を購入する時は 『設備投資』と言うのに、 機械以上に大切な、 いや私にとって最も大切な社員は 『費用』『コスト』とは! これではまるで 設備>社員 という位置付けではありませんか? 『人件費』ではなく 『人財投資』と呼ぶべきです。 私はそう位置付け、 そう社員にも伝えています。 ************ わたし(木下)は、 「人財投資」という言葉を、 初めて見ました。 中小企業庁は数年前まで、 人材投資促進税制をつくり、 「従業員研修の費用」について、優遇していました。 また、企業評価のものさしとして、 「設備・人材投資指数」というものもあるようです。 しかし、磯輪さんのように、 「人件費=人財投資」と明言する表現は、 わたしにはとても新鮮です。 みなさんは、いかがですか? つづく *************************** ★きょうの気づき★ ◆塚越さん: 「人件費は、幸せを求めて働く社員たちの 労働への対価であり、 この支払いは企業活動の目的そのもの」 磯輪さん: 「みんなに給与を支払う前の減資である 『付加価値』」 ◆人件費を「人財投資」と位置づける。 ◆株式会社ISOWAさんと社長の磯輪英之さん 公式サイト: http://www.isowa.co.jp/ 磯輪さんのブログ『磯輪日記」:http://blog.goo.ne.jp/h_isowa/ をご参照ください。 ********************** ◆ラワットさんと「わもん」薮原秀樹さんの コラボの文屋座セミナー http://www.e-denen.net/index.php/bunyaza19 ◆ラワットさんの2015年来日記念DVD http://premrawat.shop-pro.jp/?pid=92274738 ********************** ◆プレム・ラワットさんのご著書については、 文屋サイトへどうぞ。 http://www.premrawat-japan.com/ 全国の書店でもご注文いただけます。 Amazon:http://goo.gl/hJwOf4 幸せは、穏やかな心に宿る。 一つのメッセージを8歳のころから50年間、 世界中から招かれて講演しづつけている ラワットさん。 今年は、「講演活動50周年記念」の ワールドツアーが展開されます。 これからも、 ラワットさんのメッセージを、 世界へ未来へとお伝えしてまいります。 ラワットさんのメッセージを、 世界へ未来へ。 プレム・ラワットさんのご著書や情報は、 文屋(プレム・ラワット日本事務局)が運営する サイトへどうぞ:http://www.premrawat-japan.com/ お近くの書店さん、ネット書店さんでも、 お求めいただけます。 お近くの図書館への「購入リクエスト」も、 お願いいたします。 ********************** ★高野登さんの最新刊 \x{00a0}『おもてなし日和』お申し込みページ: http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=31 アマゾン:http://my-tiny.com/doxx ********************** ★井内由佳さんのホームページが リニューアルされました。 http://yuka-i.com ★最新刊『ハズレくじばかりのボクでも 「強運な人」になれた! 神さまからの秘密の教え たった7日間で人生が変わる方法、 聞いてきました!』 http://www.amazon.co.jp/dp/4040680693 ★井内さんの最初のご著書(文屋刊) 『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』 http://www.e-denen.net/index.php/books?_id=12 *********************

文屋だより 登録はこちら
PAGE TOP