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2021年10月05日

Vol.893 『ちよにやちよに』全国の児童養護施設からお礼状が毎日届いています。

みなさん、こんにちは。お元気ですか? 信州小布施の里は、 さわやかな秋晴れの一日です。 2人の息子たちが営む小布施牧場の栗は、 収穫が終わりました。 例年より10日も早い完了で、 収穫量も思いのほか、少なかったです。 ご注文の受付も、早々に終えました。 ご用命くださった大勢のみなさま、 ありがとうございます! ジェラートとモッツァレラチーズのカフェ ミルグリーンでは、 新栗としぼりたてのジャージーミルクを ふんだんに使った 「小布施栗ミルク」のジェラートが好評です。 お出かけください! https://obusedairyfarm.co.jp/milgreen/ さっそく本日のテーマをお伝えいたします。 【本日のテーマ】 『ちよにやちよに』全国の児童養護施設から お礼状が毎日届いています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ **************** 和歌「君が代」は 国歌である前に愛の歌 **************** 子どもも外国人も楽しめる、 気づきが満載の絵本『ちよにやちよに』。 ご著者 白駒妃登美さんは、 出版に至るいきさつを、 つぎのように語ります。 「この本の内容を講演で話すと、 子どもたちは真剣に聞いてくれます。 そして多くの子が、 「今日から誇りを持って『君が代』を歌います」 と言ってくれるのです。 さらに、 講演を聴いた保護者の方々から 「今日聞いた『君が代』の話を、 もっと幼い子どもたちに聞かせたいです。 絵本を書いてくださいませんか」というお声を いただくようになりました。」 白駒さんのこのお話は、 多くの読者のみなさんからすでに 文屋に寄せられている代表的なご感想と重なります。 1.「もっと早くに、小学生の時に教えてほしかった。    孫たちに読んであげます」 2.「君が代アレルギーが治りました。    これでスッキリした気分で歌えます!」 千年以上にわたって この和歌が愛唱されてきたこと 「君が代」の「君」は、 歌う人や場合によって、 人でも虫でも動物でも、 他国の人びとでもいいこと 「国歌」であることをはるかに超えて 人類愛、地球愛、宇宙愛の歌にもなること。 これほどの壮大な世界観をもつ愛の歌を、 わたしたちの先人たちは、 千年以上にわたって愛唱してきたのですね。 **************** 「君が代」の意味とあたたかさ **************** 文屋ではいま、 絵本『ちよにやちよに』を、 全国・世界の子どもたちに贈る 「寄付本プロジェクト」を実施中です。 おかげさまで、 福島県内の小学校と公共図書館、 全国の児童養護施設、 そして小児医療の病院に贈る 第一次目標の250万円・1,250冊分を 達成いたしました。 10月10日には、 上記の施設への1,250冊の寄贈が完了いたします。 この数日、文屋の郵便受けには毎日、 全国の児童養護施設からお礼状が届いています。 定型の文書が多い中、 受け取る側としては 手書きのお便りはうれしいものですね。 おこころのこもったお便りの中から、 きょうは2通をご紹介いたします。 まず、福島県福島市の児童養護施設 青葉学園の施設長 黒沢俊之助さんからの葉書です。 「この度は『ちよにやちよに』の図書を お送りくださって、 ありがとうございました。 私達 日本人の愛する国歌の深い意味と あたたかさが 子ども達の心に響く素晴らしい図書です。 早速 子ども達に見せたいと思います。」 青葉学園は、 ローマ字研究者である三尾砂(みお・いさご)さんが、 寿美子夫人と共に、75年前に創立しました。 公式サイトには、 「良き家族として子ども達と共に歩むという 三尾夫妻の願いが、 今も青葉学園に生きつづけていることは すばらしいことです。」と記されています。 文屋に届いた葉書には、 学園にお勤めの保育士 神戸(こうべ)まり子さんが描いた 男の子と女の子の笑顔のイラストに、 施設長である黒沢さんのお気持ちが、 ペン字が書かれています。 **************** もう一通。 千葉県酒々井町(しすいまち)の児童養護施設 蛍雪(けいせつ)学園の理事長 越川和哉さんからの封書のお手紙です。 「特に近年、想定外の災害やコロナウイルス感染が 日野の生活に大きな影響を及ぼし 困難を来たしている方々が大勢居られる中、 いつも子ども達の事をお気に掛けて下さり、 重ねて厚く御礼申し上げます。 頂戴した絵本は皆で 大切に読ませていただきたいと思います。」 越川さん、 ありがとうございます! **************** あなたは、 「児童養護施設」と聞いて、 どんなことを思い浮かべますか? わたし(木下)はご縁があって3回ほど、 長野県と長崎県にある施設を 視察したことがありました。 訪問する数日前から、こころがざわつき、 当日、一歩中に踏み入れたとたんに、 胸が締めつけられるような切ない気分になり、 そこで暮らす子どもたちを 見つめることができませんでした。 「自分は前世で、 児童養護施設に暮らしていたのかもしれない」 と思ったくらいです。 全国には約600の児童養護施設があります。 親の経済的な理由、健康上の理由、 離婚や家庭内暴力、大震災や事故による死別・・・ 理由はさまざまですが、 実の親、生みの親と共に暮らせない 18歳までの子どもたちが、 共同生活を送っています。 ある施設長の方は、わたしに、 にこにこしながら、 次のように語ってくれました。 「こうして絵本をいただけることで、 「社会から見捨てられていないんだ、 見守られているんだ」と子どもたちが感じて、 勇気づけられるんです。 それは子どもたちだけではありません。 わたしたち施設で働く職員も、 ほんとうにうれしく、励まされるのです」 ・いちいみかさんと中島敏子さん絵本  『世界一のパン』 ・プレム・ラワットさんの  『穴のあいた桶』と絵本『あなのあいたおけ』 ・新妻耕太さん・ルーシーさんの絵本  『おやすみルーシー』を、 全国の児童養護施設などに、 寄付本プロジェクトや クラウドファンディングによって 寄贈しています。 ひとえに、 共感してご支援くださっている 読者のみなさまのおかげさまです。 子どもたちに代わって、 御礼を申し上げます。 ありがとうございます! **************** 子どもたちは幼稚園や学校で、 はじめて国歌「君が代」を覚えます。 詠み人知らず(作者不明)のラブレターを、 先人たちが千年以上にわたって 愛唱しつづけてきたこと。 この歌の本来の意味を、 先生方にも子どもたちにも、 伝えていきたいと思います。 第二次目標は、 世界各国の駐日の外国公館約230館と、 世界中の日本人学校役100校に、 数冊ずつ贈ることです。 金額は250万円、1,250冊です。 現在、達成率は65%を超えました。 そしてこのたび、 第三次目標を新たに設けました。 目標とする金額を3億2千万円です。 このことについては、 次号でお伝えいたします。 みなさまのご理解とご参画をお待ちしております。 ↓ https://www.e-denen.net/cms_kifubon.php **************** ではみなさん、お健やかに、 秋の佳き日々を楽しみましょう。 どうぞよろしくお願いいたします。 文屋 木下 豊より 【写真説明】https://www.e-denen.net/cms_mailmag.php?_id=883 青葉学園と蛍雪学園からいただいた お礼状です。 白駒さんがこの絵本に込めた想いを、 わかりやすく語る映像が出来上がりました。 どうぞご覧ください。↓ 以下の「寄付本プロジェクト」のページ中ほどの 「ご挨拶動画」です。 文屋へのご注文もこちらからどうぞ! https://www.e-denen.net/cms_kifubon.php Amazonでもお求めいただくことができます。 https://amzn.to/2UYJJBs 推薦者の中西進先生は、この御方です: https://www.youtube.com/watch?v=D4h2vaLcCEU ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 文屋 代表 木下豊が オンラインサロンで学んでいる 井内由佳さんのご著書 『不思議なくらい運がよくなる  神さまの処方箋(しょほうせん)』 (三笠書房 王様文庫)1章 「神さまは、 人のこころをよく見ていらっしゃいます --面白いくらい「お金回り」を よくするための処方箋」より 1 神さまもお金も「ケチな人」が嫌いです。   ・「お金の使い方」にはルールがあります   ・お金が嫌うのは「感謝の気持ちが薄い人」 ★井内由佳 オフィシャルサイト http://yuka-i.com/ ★井内由佳のオンラインサロン  https://yuka-i.com/kamisalo.html **************** ★文屋・木下豊について https://www.e-denen.net/cms_about.php

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