過去メルマガ

2019年10月26日

Vol.722 トヨタの豊田章男社長が塚越寛さんを「年輪経営を教えてくださった」。「塚越寛フェア」11月1日開始。

みなさん、こんにちは。お元気ですか? 信州小布施の里、きょうはうすぐもり。 これからだんだんに晴れてくるようです。 台風19号による大きな被害が、 発生しました。 「善玉菌で育った「小布施牧場の小布施栗」が 熟しています。 ふるさと納税で小布施町の緊急災害支援を」 と書いたところ、 たくさんのお便りとご用命をいただいております。 ありがとうございます。 まだ、上質な完熟した小布施栗の在庫がございます。 以下よりご用命ください。 1.小布施町のふるさと納税による「緊急災害支援フォーム」 https://www.furusato-tax.jp/saigai/detail/737 2.小布施の農家でつくる仲間 「おぶせファーマーズ」が育てた小布施栗を、 ふるさと納税で!(この栗は小布施牧場の小布施栗です) https://www.furusato-tax.jp/product/detail/20541/4647255 3.小布施牧場の公式サイトからも、 小布施栗をご購入いただくことができます。 https://obusedairyfarm.co.jp/products-post/obusekuri/ みなさん、 いつもこのメールマガジンをお受け取りいただき、 ありがとうございます。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 信州小布施 美日常の文屋だより vol.722 和合と感謝 百年本を世界へ未来へ。 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 【きょうのテーマ】 トヨタの豊田章男社長が塚越寛さんを 「年輪経営を教えてくださった」。 「塚越寛フェア」11月1日開始。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ******************* ★「優秀」な人材とは?★ ******************* 文屋が今年5月に出版した、 塚越寛さんの集大成のご著書 『末広がりのいい会社をつくる』には、 お一人の人物から、 推薦のメッセージをいただいております。 メッセージの題名は「私の教科書」です。 書いてくださったのは、 トヨタ自動車の豊田章男社長です。 塚越さんと豊田さんのおつきあいは、 10数年前に始まりました。 塚越さんの「年輪経営」の理念と実践を知った豊田さんが、 塚越さんに連絡をして、伊那食品工業を訪れ、 「年輪経営」の直伝(じきでん)を受けました。 塚越さんご自身も、 「世界35万人のグループを率いる50代の豊田社長が、 「年輪経営」を自社に取り入れて浸透させようと、 真剣に学ぼうとする豊田さんの姿勢と人柄に 感銘しました」と、のちに語っています。 お互いに尊敬し、敬愛し合う間柄はその後もつづき、 現在に至っています。 みなさんは、トヨタ自動車が自社で運営する 新メディア媒体「トヨタイムズ」をご存じですか? 編集長をつとめる俳優の香川照之さんが登場する テレビCMをご覧になった方も多いと思います。 トヨタイムズの「トヨタニュース」10月19日号には、 白熱する労使協議会の一部始終が公開されています。 「「生きるか死ぬか」という会社の置かれた状況」と 豊田社長が語る通り、 尋常ではない緊張感が伝わってきます。 タイトルは、 「秋の交渉のゆくえ トヨタ労使は「共通の基盤」 に立てるのか? ~冬賞与回答に込めた想い~」です。 ご興味のある方は、 このすべてのページをご覧いただくとして、 わたしがきょう、ここでお伝えしたいのは、 豊田社長がこの労使交渉の場で、 塚越さんが『末広がりのいい会社をつくる』で書かれている 「優秀な人材」の意味を紹介されていることです。 この部分を全文、引用いたします。 (ここから) ************ 先ほど、「選ばれるトヨタ」になるためには、 「競争力」と「人間力」を身につけた人材が必要だと 申し上げました。 この2つの力を身につけると、 どんな人になれるでしょうか?  私は「優しい人」になれると思っています。 私に「年輪経営」を教えてくださった 伊那食品工業の最高顧問の塚越さんはこう言われています。 「優しいという字は『にんべんに憂う』と書く。 だから優しさというのは人への思いやりのことなんです。 人を憂うことに秀でた人と書くと、 『優秀』という字になる。 思いやりの優れた人が優秀な人なんです。 知識がある、計算が早い、そういうことじゃない。 思いやりにも色々あって、 同僚、部下、上司、会社、社会に対する思いやり。 そういう思いやりをきちんと持っている会社が 優秀な会社なんだと思います。」 私もそう思います。思いやりの気持ちをもった 優しい人を育てるためには、 働く人たちが「お天道様が見ている」と思える 会社にならなければなりません。 誤解しないでいただきたいのですが、 「私がお天道様だ」と言っているわけではありません。ト ヨタで働く一人ひとりが、自分以外の誰かを思いやれる人、 「お天道様」になった時に、はじめて、 トヨタという会社が「お天道様が見ている」会社になれる と思うのです。 自分のことをアピールしなくても、 「自分以外の誰かのために」と思って頑張っていれば、 誰かがちゃんと見てくれている。 そう思える職場を、労使で実現しなければなりません。 ************ (ここまで) 豊田さんはこれに続けて、 「共通の基盤」という同社の根本的な部分に触れています。 同社の今後を決めるほどのたいせつな発言ですので、 あえて引用いたします。 (ここから) ************ 「会社は従業員の幸せを願い、組合は会社の発展を願う。 そのためにも、従業員の雇用を何よりも大切に考え、 労使で守り抜いていく」。 これこそが、我々が決して忘れてはならない労使の 「共通の基盤」であると思います。 労使宣言の中に、 「企業繁栄のみなもとは人にある」という言葉があるように、 労使の「共通の基盤」を支えるのは、 「競争力」と「人間力」を身につけた「優しい」人です。 今回の労使協議会を契機として、 ただ今申し上げた労使の「共通の基盤」に立ち、 相互信頼・相互責任のもと、 必ずや行動の変革に結び付け、 この難局を乗り越えていくことを誓い合いたいと思います。 ************ (ここまで) トヨタ自動車の共通の基盤 「会社は従業員の幸せを願い、組合は会社の発展を願う。 そのためにも、従業員の雇用を何よりも大切に考え、 労使で守り抜いていく」は、 塚越さんのかねてからの理念である、 「社員の幸福という目的を通じての社会貢献」 「終身雇用、年功序列制を踏まえた能力の評価」 「企業の真の価値は『永続すること』」 に通じる考え方です。 トヨタイムズをときおり読んでいて思うことがあります。 なぜ豊田社長は、こうした厳しい労使協議会の内容を、 包み隠すことなく公表するのか? みなさんは、どう思われますか? 先日、塚越さんのお目にかかったおり、 塚越さんが問わず語りにおっしゃいました。 「うちはすべてオープン。隠すことは何もない。 隠す昼用のあることも、何もない」 「いい会社」の基本なのでしょうね。 ******************* ★テーマは「いい会社をふやしましょう」★ ******************* 『末広がりのいい会社をつくる』は、 おかげさまで3刷となり、 きょうも全国の読者様にご愛読いただいております。 みなさま、ありがとうございます。 このたび、 東京駅八重洲口の八重洲ブックセンターさんにて、 この書物の発行を記念して、 「塚越寛 いい会社をふやしましょうフェア」の 開催が決まりました。 開催期間は、 11月1日(金)から2020年1月17日(金)の78日間です。 「いい会社をふやしましょう」をテーマに、 塚越さんのご著書のほか、 塚越さんと志を同じくするご著者の書籍を選びました。 フェアの期間中に、特別企画として、 出展書籍の3名のご著者を招いて、 トークイベントと交流会を開催いたします。 塚越さんのご登壇は叶いませんが、 お三方とも実績と実力と優れた未来ビジョンを兼ね備えた たいへん魅力的な方々です。 トークイベントでは、 質疑応答とサインの時間もございます。 また、各回ご予約先着20名様前後の限定で、 交流会を開きます。 トークイベントの内容を深掘りするもよし、 ご自身の課題を講師や参加者に問いかけるもよし。 めったにない貴重な機会です。 講師を少人数で囲みながら、 お食事と語らいの充実したひとときをお楽しみください。 みなさま、お誘い合わせてご参加ください。 文屋の公式サイトにて、参加受付を始めました。 https://e-denen.net/index.php/bunyaza 少人数限定の交流会に申し込まれる方も、 トークイベントの参加申込をお願いいたします。 交流会は、 トークイベントに遅刻せずに参加できる方だけが お申込いただけます。 (トークイベントに参加なさらない方の、 交流会だけお申込はご遠慮ください)。 ******************* ★いよいよ2020年! この先10年間のあり方、生き方、 働き方を考える3講座★ ******************* 【フェア開催期間】  令和元年11月1日(金)~令和2年1月17日(金)(78日間) フェア出展書籍をお求めの方には、 1冊につき小冊子 『社是「いい会社をつくりましょう」に込めたおもい』 (塚越寛著・非売品)1冊を文屋からプレゼントいたします。 【トークイベントと交流会】  11月30日(土)・12月1日(日)・12月7日(土)(3回)  1時間前に開場いたします。自由席(一部指定)です。 1.11月30日(土) 高野 登さん(人とホスピタリティ研究所 代表) 【日程】 ・14時~16時(終了後、サイン会) ・17時~19時 交流夕食会(会場から徒歩数分のレストラン。 お申込の方に個別にお知らせいたします)   交流夕食会参加費 15,000円(税込) 【お話のテーマ】 「いい会社に学ぶ、優秀な人(優しさに秀でる人)の直観力」 お申込→https://e-denen.net/index.php/bunyaza 2.12月1日(日) 前野 隆司さん(慶應義塾大学大学院教授) 【日程】 ・10時30分~12時30分(終了後、サイン会) ・13時30分~15時30分 交流昼食会(会場から徒歩数分のレストラン。 お申込の方に個別にお知らせいたします)   交流昼食会参加費 10,000円(税込) 【お話のテーマ】 「幸福はどのように広がっていくのか。 いい会社に学ぶリーダーのあり方」 お申込→https://e-denen.net/index.php/bunyaza 3.12月7日(土) 新井 和宏さん(株式会社eumo(ユーモ) 代表取締役) 【日程】 ・14時~16時(終了後、サイン会) ・17時~19時 交流夕食会(会場から徒歩数分のレストラン。 お申込の方に個別にお知らせいたします)   交流夕食会参加費 15,000円(税込) 【お話のテーマ】 「共感が「お金」になる時代の新しい生き方。 未来の通貨を使いこなすことにより、いい会社をふやしていく」 お申込→https://e-denen.net/index.php/bunyaza このフェアでは、 「いい会社をふやしましょう」をテーマに、 塚越さんのご著書のほか、 塚越さんと志を同じくするご著者の書籍を選びました。 総点数は14点です。 書名とご著者をご紹介しますね(順不同・敬称略)。 1.末広がりのいい会社をつくる 塚越寛 2.日めくりカレンダー 塚越寛 3.新訂 いい会社をつくりましょう 塚越寛 4.幸福への原点回帰 塚越寛 5.文庫版 リストラなしの「年輪経営」 塚越寛 6.幸せになる生き方、働き方 塚越寛 7.品格を磨く 高野登 8.考えてみる 大久保寛司 9.根っこづくりの経営 渡辺雅文 10.いのち輝くホスピタリティ 望月智行 11.幸せな職場の経営学 前野隆司 12.持続可能な資本主義 新井和宏 13.幸せな人は「お金」と「働く」を知っている 新井和宏 14.共感資本社会を生きる ※近刊 新井和宏 ではみなさん、 文屋の公式サイトにて、参加お申込をどうぞ。 https://e-denen.net/index.php/bunyaza みなさまのお健やかなご多幸を祈念いたします。 ************ 文屋公式サイトにて、 最新刊の絵本『おじいちゃんのまきストーブ』の お申込を受け付けております。 絵を担当されたアーティスト本杉琉さんによる この絵本に載った絵のポストカード1枚を 進呈いたします。 https://www.e-denen.net/ お子さんやお孫さん、 お友だちへのプレゼントに オススメいたします! もちろん、ご自身への贈り物にも、 どうぞ。 トヨタイムズ:https://toyotatimes.jp/insidetoyota/036.html?padid=from_t-times_insidetoyota-top_insidetoyota036_190101 【写真説明】​http://www.e-denen.net/index.php/mailmag​? 塚越寛さんとトヨタ自動車の豊田章男社長。 塚越さんを尊敬してトヨタに「年輪経営」を導入している 豊田さんは、 『末広がりのいい会社をつくる』に推薦のメッセージを 寄せてくださいました。 豊田章男さんの推薦のメッセージ: https://e-denen.net/index.php/books?_id=43 ************************ このメールマガジン(文屋だより)は、 百年本の文屋代表、小布施人、農士、 「美日常」提唱者として、 ものごとの原点(本来あるべき姿)を 考えつづける筆者が、 日々、交流の場を綾なしながら、 みなさまの人生とビジネスのお役に立つこと を目的に、お届けしております。 ★文屋・木下豊について http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen http://www.e-denen.net/index.php/about_kino ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ 2019年1月20日に八重洲ブックセンターで開いた かんてんぱぱ・伊那食品工業株式会社会長 塚越寛さんの講演音声データ。 語り手と聞き手の意識が高いレベルで一体になった 「奇跡の講演会」の90分間の全容を、 ぜひお手元で何回も聞いてお役立てください。 http://www.e-denen.net/index.php/movies?_id=42 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎わたしのこころの師匠・戸村和男先生  富士和教会の公式サイト:http://fujiwa-k.com/ 師匠のお弟子さん・井内由佳さんのご著書 『もっと美しく、もっと幸せに ~リッチに輝いて愛される33の理由』 (廣済堂出版。2018年)より 【第4章 愛の中にいる】 「神さまと共に生きる」とは、 「真理を理解する」ということ。 真理さえわかれば、 世の中のさまざまな困難に立ち向かえると同時に、 自分の思い通りの道を開く方法がわかります。 ★井内由佳さんの公式サイト:http://yuka-i.com ★井内由佳さんが社長をつとめる 株式会社フィールド オブ ドリームスの公式サイト: https://f-o-dreams.com/ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎文屋では、平和の大使プレム・ラワットさんの 集大成となるご著書を、世界出版するため、 制作中です! テーマは、「呼吸としあわせ」です。 お楽しみに。 ◎ラワットさんの講演動画 2011年、欧州議会にて「平和と幸福の実現」をテーマに講演。 講演後に提案された「平和の誓約書」に 37の政府、団体の代表が署名。 「歴史的な講演」と評価され、 「平和の大使」の任命を受けました。 https://youtu.be/owcmZ4ymmS0 ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎わたしのイチオシ。斉藤一人さんの「覚悟の話」 goo.gl/hJbwWd ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ○ ◎

文屋だより 登録はこちら
PAGE TOP