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2016年03月23日

vol.119 「生年月日を捨てましょう。」 美輪明宏さんからのメッセージを味読。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (きょうのテーマ) 「生年月日を捨てましょう。」 美輪明宏さんからのメッセージを味読。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ******************* ★生年月日を捨てましょう★ ******************* 3月18日に、おかげさまで、 57歳の誕生日を迎えました。 義理の両親、実の両親、妻と3人の妻子をはじめ、 これまで、 公私、 心・技・体、 暮らしと仕事、 あらゆる面でお世話になり、 ご支援をいただいた みなさまのおかげさまです。 目には見えない神さまや、 大自然 ・・・太陽、大地、空気、水、微生物・・・、 そして、 生涯に一度もお目にかかることのない 地球のどこかで、 過去と現在を生きているみなさまの、 すべての 「おかげで・ある・いま」を思い、 感謝したいと思います。 たくさんのみなさまに、 お祝いのお品やお祝いのお言葉を いただきました。 そんな「誕生日」に、 いつも思い出すメッセージがあります。 「生年月日を捨てましょう。」 「そろそろ、 「年齢」に縛(しば)られない世の中へ」 宝島社が、2003年8月に、 全国紙に見開き2ページぶちぬきの カラーで出した広告のコピーです。 極彩色の写真の主(あるじ)は、 俳優・歌手の美輪明宏さん。 絢爛豪華な洋室のソファに身をあずけ、 こちらを射貫くよう眼差しで 見つめていらっしゃいます。 メッセージには、こうあります。 「考えれば考えるほど、 昔ながらの年齢基準が設定されたまま 様々な社会システムが続いていることによって、 今の日本に無意味なズレやストレスを 多々生んでいるのではないかと思うのです。 あえて「年齢は呪縛(じゅばく)である」と 考えれば、 学業や仕事以前に、 その人の日々の生き方まで影響されることを 考えればなおさらです。 もちろんすべての年齢制度が 無意味だとは言いません。 しかし、 人それぞれの精神や肉体の元気度や実力によって、 その人本来の可能性を活かせるチャンス (個々からすれば自らの年齢に縛られない意識、 環境からすれば人を年齢で縛らない意識、 とも言えましょう) がもっと増えることで、 ポジティブに生きるための人生の選択肢が増え、 その結果この国が今抱えている歪(ゆが)みが 多少なりともリセットされていくのでは ないでしょうか。 今回の広告は、 私たちのそういう思いや考えを、 まさに「年齢・性別・国籍」に縛られない 魅力的な生き方をされている美輪明宏さんに 象徴して訴えようというものです。 」 当時44歳だったわたしは、 そろそろ「年齢」のことを 意識し始めていたのでしょう。 美輪さんのお写真とこのメッセージが、 心の底まで響きました。 この新聞を抜き取って、 軽量ステンレスの額を買い求め、 それに納めて、仕事場に飾りました。 この額は、いまも仕事場にあり、 あの日からかれこれ13年間、 美輪さんは、 わたしを見つめてくださっています。 ******************* ★アッという間!      でも、じゅうぶんに重たい★ ******************* はたして今の自分は、 「年齢に縛られない生き方」をしていて、 自分本来の可能性を活かせるチャンスを 使って、 ポジティブに生きているのかどうか? そんな「問い」を、 この「額」はいつもわたしに、 発し続けています。 「一日」はアッという間です。 アッという間の一日を束ねた「ひと月」も、 アッという間です。 アッという間のひと月を束ねた「一年」も、 アッという間です。 ゆえに、 アッという間の一年を束ねた「一生」も、 アッという間です。 それはそうなのですが・・・ この5年くらい、 わたしは、 「アッという間」だけれど、 「じゅうぶんに重たい」と 感じています。 一年前の自分を振り返り、 過ぎ去りし一年間を思うとき、 「じゅうぶんに濃くて重たくて、 充実しておりました。 ありがとうございます。」と思います。 自分の生涯だけでは叶わないほどの 高い「理想」を掲げ、 「理想」に向けた当面数年間の 「目標」を掲げ、 日々の暮らしと働きの 「目的」に落とし込み、 粛々(しゅくしゅく)と 歩みを進める。 いまのわたしにいちばん足りていないのは、 今年や数年先の「目標」を具体的に、 言葉と数字にする工程です。 それができるようになれば、 さらに・・・! ご紹介した美輪明宏の お写真が載った宝島社の広告は、 「きょうの気づき」の最下部に、 URLをご紹介しますね。 ************************ ★きょうの気づき★ ◆はたして今の自分は、 「年齢に縛られない生き方」をしていて、 自分本来の可能性を活かせるチャンスを 使って、 ポジティブに生きているのかどうか? そんな「問い」を、いつも、自身に。 ◆自分の生涯だけでは叶わないほどの 高い「理想」を掲げ、 「理想」に向けた当面数年間の 「目標」を掲げ、 日々の暮らしと働きの 「目的」に落とし込み、 粛々(しゅくしゅく)と歩みを進める。 それができれば、 「アッという間」の人生で、 死ぬ直前の自分が、 「アッと驚くなにか」を、 成し遂げることができる。きっと。 ◆美日常のまちでは、 主役幸福・顧客感動・感動波及・結果利益 となり、 さらにスパイラルアップした 主役幸福・顧客感動・・・と 好循環がつづいていく。 これは、 企業経営でも、 まちづくりでも、 家族経営でも、 自分経営にも通じる、 「王道」。 ◆宝島社の広告 「生年月日を捨てましょう。」 美輪明宏さんをご覧ください。 http://tkj.jp/koukoku/nenrei/index.html **********************

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