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2022年9月8日

アフターコロナを生き抜くための、マインドセットとは――オンライン通信講座【高野登さんと学ぶ「わたしの人生を変えたホスピタリティライフのすすめ」】⑧

英語の選択問題です。コップに水が半分程度入っている絵を表す文にするには、どちらが正しいですか。

There is (a little /little) water.

a little (少し~ある)、little (ほとんどない)という表現、みなさまも学んだ記憶があるでしょうか。

実はこれ、決まった答えはありません。どちらを使うかは、あくまで主観だからです。「あ、少し残ってる!」「もう、全然ない・・」。どう思うかは、状況によりますよね。

いま私たちが置かれている環境、働く場所や人間関係をどう定義するか。そのことも、思考の置き方「マインドセット」によって、まったく違うものになります。このマインドセットを意識するかしないかで、人生も経営も大きく変化します。

アフターコロナを生き抜くためのマインドセットとは、どのようなものでしょう。

文屋より配信中のオンラインセミナー【高野登さんと学ぶ「わたしの人生を変えたホスピタリティライフのすすめ」】で、ご一緒に考えてみましょう。

最初の問題を見た時、多くの人はまず、答えを考えたのではないでしょうか。私たちは子どものころからの教育過程で、答えを出そうとする習慣が身についています。

その一方で、「なぜこんなことを聞くのか」と問うこともできるはず。この「問う力」が、マインドセットを変える原点です。

本セミナーの講師である高野登さんは、かつて日本支社長まで勤め上げたザ・リッツ・カールトン・ホテルで、長年にわたって問う力を鍛え続けてきました。

お客さまと向き合う時、仲間と向き合う時、自分たちは何をどうとらえているのか。個人として、またチームや組織として、果てしなく問い続けていきます。継続は厳しいですが、「問いを楽しむ」という遊び心も忘れずに、ひたすら時間をかけて考え続けます。

するといつしか、「なぜお客さまがこないのか」という視点が、「自分たちのサービスのどこがお客さまに響かないのか」という視点に変わり、学びが深まっていきます。

こうして高野さんが創業に携わったリッツ・カールトン大阪は、5年後に日経ビジネスのホテル・ランキングで、二位と大きく差をつけるトップを勝ち取りました。

これまでの学びは、問題を解決することであり、発見することではありませんでした。そもそも問題は何なのか。課題はどこにあるのか。問題を発見する力が鍛えられていなかったのです。自分たちが提供している商品やサービスは誰を幸せにして、誰に求められているのか。それは本当に世の中に必要なのか。ものごとを進めていくときにも、人間関係をつくっていくときにも、問う力が必要です。(高野登さん、セミナー第8講より)

問いがあるところには、学びがあります。問えば問うほど、未知の領域が増えていきます。問いは、好奇心を探求に転換する知的な仕組み。「これが出来たらおもしろい」と考える瞬間、人は頭のなかのエンジンがフル回転します。

高野さんは、「問う力」が生み出した創造力を実感できる、ひとつのストーリーを紹介してくれました。

米国で人気のスポーツドリンク「ゲータレード」。この名前の由来は、「ゲータ―・エイド」。フロリダ大学のフットボールチーム「ゲーター」を助けるということでした。

この飲み物の開発は、「なぜメンバーはあんなに水を飲んでいるのに、頻繁にトイレに行かないのか」という監督の問いから始まります。

「飲んだ水分が汗として出てしまうから」と知ると、今度は「汗の成分を水分として摂ったらどうなるのか」という、新たな問いが生まれます。そこで実験してみると、汗の成分を含む水分を摂った1年生チームが、技術的には明らかに劣る4年生チームに試合で圧勝しました。

その後、フロリダ大学の医療研究チームによって、「ゲータレード」は200億ドルもの売上をたたき出すヒット商品となったのです。

問いは、まだないものを生み出す創造力の出発点。いま、目の前で起こっていることを、これまでとはちがう視点でとらえてみることが、創造力を育てる第一歩になります。

アフターコロナと言われる時代に、ついに突入しました。コロナに翻弄された私たちは、さらなる不確実な世の中に不安がつきまといます。でも、こんないまだからこそ、目の前の景色を変えることで、これまでにはない創造の力が生まれるはずです。

新しい時代を生き抜くために、新たなマインドセットを手に入れませんか。

【末広がりの年輪経営プロジェクト】
ビジネス・オンラインスクール 高野登さんと学ぶ「わたしの人生を変えたホスピタリティライフのすすめ」

https://www.e-denen.net/cms_bunyaza_school_02.php

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