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2022年3月3日

永続企業の原点は、よき「循環」を起こすこと――オンライン通信講座「塚越寛さんに学ぶ年輪経営の極意」⑩

3月に入りました。木々が芽吹き、生き物たちが新たな命を授かる春は、冬に蓄えられたエネルギーが一気に解放される季節です。

「春の養生」という言葉をご存知でしょうか。この時期は、冬の寒さで滞っていた「気」や「血」をスムーズに流せるよう、意識しながら過ごすことが大切です。

心身を滞りなく循環させることは、健康を長く維持することにつながります。

人は古来、自然から多くのことを学んできました。経営においてもこの視点を最重要と考え、企業の永続を目指す経営者がいます。

文屋で配信中のオンラインセミナーでは、「かんてんぱぱ」で知られる伊那食品工業の最高顧問、塚越寛さんが唱える「年輪経営」を学ぶことができます。

樹木の年輪にならい、小さな成長を維持する「年輪経営」によって、伊那食品工業は着実に成長を続けています。

塚越寛さんは、社会の大きな変動にもかかわらず、これまで会社の成長を導いてきました。その考え方はときに、常識とかけ離れているようにも見えます。

たとえば、人件費は一般的に少なくしようとします。でも塚越さんはむしろ、「人件費は多くなったほうがいい」と言います。人件費を会社の利益という狭い視野ではなく、社会の利益という広い視野でとらえているからです。

冒頭で、こうお話ししました。新たなエネルギーが解放されるためには、体内に「気」「血」がじゅうぶん巡らなければならない――これは経済社会でも同じです。

塚越寛さんはインタビューで『景気がいい』というのは、お金がぐるぐる回ること。絶対額の大小ではなく、お金が循環するかどうかと語っています。人件費は、受け取る人々を幸せにするもの。そして人々がお金を使い、世の中にお金が循環していけば、その幸せは社会全体に広がっていきます。

そう考えれば、経営者は単純に人件費を減らすという発想はできなくなります。どうしたらお金が世の中に回るのか、そのために自社は一体何ができるのか。知恵をしぼって経営する、という使命を実感するでしょう。

このセミナーでは、「人とホスピタリティ研究所」の高野登さんが、塚越寛さんのインタビュー映像から「年輪経営」を読み解きます。

人件費を増やすということは、人に対する敬意、社員に対する尊敬を意味します。社員全員が同じ目線で、同じテーブルについて話ができれば、悪循環ではなく「善の循環」が起きるはず。働いている人たちの命が輝くような場面をつくることが、経営者の役割です。(高野登さん)

単純にお金、利益を増やすだけではありません。会社のなかでこうした「善の循環」を起こすことが、結果として経営を支えることになります。

高野さんは、会社だけでなく経済社会においても、お金の循環は互いの信頼関係に基づくべきと語ります。お金の流れが血流であれば、信用や信頼はリンパ腺のようなもの。両方がスムーズに流れてこそ、経済社会は健全に発展するということです。

企業の成長と永続は、社会が発展し続けなければ成しえないことです。

文屋は昨年7月、絵本『ちよにやちよに~愛のうた きみがよの旅』を出版しました。

大自然のありように学び、すべての人やものごとを利他の愛であたたかく包み込む。『君が代』とこの絵本には、人生と経営の真髄が描かれています。社員の幸福を実現させながら、末広がりに永続する『苔むす会社』をつくっていきましょう。本書を働くすべての人たちに推薦いたします。」(塚越寛さん)

昨年末、塚越さん絵本の著者である白駒妃登美(しらこまひとみ)さんと対面し、絵本に強く共感して、この推薦文を寄せてくださいました。

絵本『ちよにやちよに』で描かれる『君が代』は、天皇の御代を称える歌ではなく、この世のすべての人々の幸せを願う語りです。

塚越寛さんの「年輪経営」と絵本『ちよにやちよに』をとおして、永続企業の原点にあるよき「循環」について、ご一緒に考えてみませんか。

来週3月10日(木)午後、長野県伊那市にある伊那食品工業の本社セミナー室にて、絵本『ちよにやちよに』出版記念ビジネスセミナーが開催されます。(オンライン同時開催)

敷地内には自然の景観を楽しめる広大な庭園「かんてんぱぱガーデン」があります。

今回、白駒妃登美さんの講演の後、白駒さん、塚越寛さん、塚越英弘さん(伊那食品工業社長)の対話会を、オンラインセミナーと同じく高野登さんがファシリテートします。

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早春の「かんてんぱぱガーデン」で心身によき「循環」を起こし、ともに永続企業の原点を探究しましょう。

【末広がりの年輪経営プロジェクト】
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2022年3月10日

自然から学び、持続可能な「成長」を見極める――オンライン通信講座「塚越寛さんに学ぶ年輪経営の極意」⑪

最近、卒業式の風景をよくみかけます。

コロナ禍の学校生活では制限が多く、寂しい思いがあるでしょう。それでもここまで頑張り、卒業の日を迎えた生徒、学生のみなさんには、自分の成長に自信と誇りをもってほしいと思います。

新型コロナウイルスの蔓延は、経営にも大きな影響を及ぼしています。それでも、会社を成長させることは不可能ではありません。

「かんてんぱぱ」で知られる伊那食品工業の最高顧問、塚越寛さんは、環境によらず毎年かならず年輪を増やして成長する樹木に、持続可能な会社のあり方を見出しました。

文屋では、塚越寛さんの「年輪経営」に学ぶオンラインセミナーを配信しています。今回は「成長」をテーマに考えてみたいと思います。

塚越寛さんの最初の就職先は、製材会社でした。そこでの働きぶりが認められたことで、破綻寸前だった系列の寒天メーカーである伊那食品工業の社長代行に任命されます。

「年輪を観察していると、優秀な材ほど目が詰まって幅が小さく、芯が中心にあってどの方向にも同じように成長している。成長が速い木や特殊な木は日の当たる側の年輪の幅が偏って広く、用材として使った場合曲がりやすく、狂いやすいんです。」(塚越寛さん)

良樹の年輪から学ぶ感性を持っていた塚越さんは、経営者となってからも日常の小さな変化に目を向けました。つねに周囲に心を配り、社員たちが健康を維持し、前向きに楽しく仕事ができるようにと、配慮と工夫を欠かしませんでした。

その塚越寛さんが考える「成長」とは、良樹の成長に倣う全体のバランスの良さです。

会社の売上や規模のような、見えやすい基準ではありません。社員一人ひとりの生活の安定や、会社が世間にどれほど役立ったかなど。さまざまな角度から「昨年より進歩した」と実感できることを、広く考えて判断します。

会社の成長は、周囲との信頼関係を築き、さまざまな関係性を成熟させることなしには、あり得ません。これらを土台として世の中のニーズを探ることで、伊那食品工業は「かんてんぱぱ」製品をはじめ事業の可能性を広げ、成長を継続させてきました。

破綻寸前だった伊那食品工業は、いまでは年間売上約180億円、社員約500人の企業になりました。この実績は、経営者である塚越さんがこうした数字を目的とせず、「あるべき姿」を貫いてきたからこそ成し得たものです。

コロナ禍では、多くの企業が苦境にあえいでいます。伊那食品工業でも、例年より売り上げは落ちています。でも、どのような状況になっても社員や取引先に影響しないよう、数年は現状を保てるほどの内部留保を備えています。

売上や利益などの無機質な数字から離れ、目の前にある有機的な関係性に目を向ければ、人や会社のなかに成長の種はたくさんあります。その種を育てていくことが、長期的に安定した経営を支える力となります。

最近では、SDGs(持続可能な開発のための目標)が共通語となっています。

でも塚越寛さんにとってSDGsの思考は、ずっと以前からの必然でした。何十億年、もしくはそれ以上続く自然のあり方に学ぶ経営こそ、SDGsの本質となる持続可能性があるからです。

文屋が2004年に発刊した『いい会社をつくりましょう』(塚越寛著)の一節に、塚越さんが考える「自然体経営」とは何かが記されています。

「人間は、太陽を中心とした自然の摂理のなかの一つです。大いなる宇宙の律動のなかに息をする存在です。経営のあり方も、自然界から学ぶことがたくさんあります。」

このセミナーのナビゲーターのひとり、「人とホスピタリティ研究所」の高野登さんは、こう語ります。

自然体経営ができるのは、柔らかい発想力、構想力という経営者の資質にかかっています。情報をみずから取りに行くレーダーと、入ってきたものを受け取るアンテナという、両方の感性を機能させることが必要です。」(高野登さん)

塚越寛さんは、文屋より発売中の絵本『ちよにやちよに~愛のうた きみがよの旅』を推薦してくださっています。

国歌『君が代』の起源は平安時代、ある人物がただひとり愛する相手に送った和歌のラブレターでした。この歌を永く歌い継ぐ日本人の、和を尊び、命を慈しむ心が描かれる絵本のストーリーは、私たちの心の奥の感性を掘り起こします。

「かんてんぱぱ」伊那食品工業の塚越寛さんに学び、絵本『ちよにやちよに』で感性を磨いて、持続可能な「成長」の種を見つけ出してみてください。

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2022年3月17日

心を調える掃除、自然から体得するセレンディピティ――オンライン通信講座「塚越寛さんに学ぶ年輪経営の極意」⑫

春分の日が近くなり、暖かい日がぐんと増えてきました。植物のつぼみもほころび、まもなく色とりどりの花が咲き始めます。

春は一年のなかで、もっとも生命力を感じられる季節ですね。

長野県伊那市にある伊那食品工業の本社敷地内には、「かんてんぱぱガーデン」と名づけられた広大な庭園があります。

約三万坪の敷地に自生する赤松を多く残し、自然の景観を楽しむことができる「かんてんぱぱガーデン」。社員だけでなく地元の人や観光客にも開放されており、近いうちに美しい花々が人々を楽しませてくれるでしょう。

伊那食品工業の社員たちは、「かんてんぱぱガーデン」の掃除や植物の手入れを自分たちで行っています。

同社の最高顧問である塚越寛さんは、こうした作業が社員たちの人間力を育てると考えており、それは長年継続している習慣です。

文屋では、塚越寛さんが唱える「年輪経営」を学ぶオンラインセミナーを配信しています。

「かんてんぱぱガーデン」には、レストランやお土産ショップ、絵画館や多目的ホールもあります。ガーデン清掃にはサービススタッフだけでなく、社員全員が参加し、朝の日課となっています。

「社員たちは体験的に、きれいにすると大勢のお客様が来てくださり、褒めてくださることを知っていますし、自分たちも気持ちがよく、それが気づきのもとになることも、なんとなく知っているんです」(塚越寛さん)

オンラインセミナーで、塚越寛さんのインタビュー映像を読み解く「人とホスピタリティ研究所」の高野登さん(ザ・リッツ・カールトンホテル元日本支社長)は、こう語ります。

「じつはリッツ・カールトンも裏方が綺麗です。一時、大阪では『裏方ツアー』として、一般の団体の方に、従業員がふだん過ごしている場所や朝礼の様子を見てもらっていました。働く場所がちらかれば、心がちらかり、社員の成長も止まります。(中略)会社に一歩入った瞬間に、結果を出している会社は整っていることがわかります」(高野登さん)

掃除が行き届き、職場が整っているかどうかは、まさに経営のあり方を写す鏡。そこに一方向的な指揮命令があるのか、それとも互いの信頼関係があるのかが、如実に反映されるからです。

場を整えることの意味を経営者と社員が共有していれば、うわべだけでない真の美しさが維持できます。「かんてんぱぱガーデン」を訪れたことがある人ならば、心から納得できるでしょう。

清掃や草木の手入れによる自然からの学びは、研究開発においても大きな力となります。季節ごとに姿を変える自然と向き合うことは、研究員たちに気づきを与え、考える力を刺激するものです。

伊那食品工業では、そのことをセレンディピティという言葉で表しています。「セレンディピティ=偶察力」とは、偶然の出来事から察し、ものごとの本質を見出すこと。またはその能力、いわゆる掘りだし上手のことをいいます。

四季の移り変わりのころは、飛んでくる鳥や虫、芝生の色が少しずつ変わっていきます。吹いてくる風にも、ひんやりする風、寒い風、生ぬるい風などいろいろな種類があります。

掃除や植物の手入れを通して五感を研ぎ澄ませ、気づきを語り合うこと。そのことによって感性が磨かれ、本質的に価値のある製品の開発に繋がっていきます。

塚越寛さんは経営者として、社員の仕事の能力より人間力を育てることを重視しています。そんな塚越さんが推薦してくださっているのが、絵本『ちよにやちよに~愛のうた きみがよの旅』(文屋)です。

去る3月10日(木)の午後、早春の「かんてんぱぱガーデン」に面する伊那食品工業本社のセミナー室で、絵本『ちよにやちよに』出版記念ビジネスセミナーが開催されました。

第一部は、絵本の作者である博多の歴女、白駒妃登美(しらこまひとみ)さんのご講演。伊那の地の歴史から語りはじめ、絵本『ちよにやちよに』に込めた祈りへと結ばれるストーリーに、聴者はすっかり引きこまれました。

そして第二部は、高野登さんがファシリテートする白駒さん、塚越寛さん、塚越英弘さん(伊那食品工業代表取締役社長)の対話会。絵本『ちよにやちよに』が描き出す日本人の命の輝きが、経営者である塚越親子の日々の実践と見事につながりました。

出版記念セミナーは編集され、近く発売される予定です。このブログでも、内容をご紹介していきます。

社員の人間力を高めたい、とお考えの経営者のみなさまは、必見です。楽しみにお待ちください。


【末広がりの年輪経営プロジェクト】
ビジネス・オンラインスクール「塚越寛さんに学ぶ年輪経営の極意」

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2022年3月24日

白駒妃登美(しらこまひとみ)さんが語る、伊那の地の愛の歴史と『君が代』のこころ――絵本『ちよにやちよに』出版記念ビジネスセミナー【第一部】

「いま、世界情勢が混迷を深めるなかで、この伊那の地から、何かがはじまるんです」(白駒妃登美さん)

去る3月10日午後、長野県伊那市にある伊那食品工業本社のセミナールームにて、絵本『ちよにやちよに~愛のうた きみがよの旅』(文屋)出版記念ビジネスセミナーが開催されました。

なぜ、この場で行われることになったのか――。
 

絵本『ちよにやちよに』は、私たち日本人の多くが抱いてきた国歌『君が代』の世界観を大きく変えるものです。

著者である白駒妃登美さんが、絵本をとおしてもっとも伝えたかった利他の愛。日本人が永く受け継いできたこの美しい心を、いま経営の現場でもっとも具現化しているのが、伊那食品工業です。

版元、そして制作チームの一員として絵本『ちよにやちよに』をともに育ててきた文屋代表の木下豊は、この絵本と伊那食品工業のビジネスのあり方は、根がしっかりとつながっていると確信していました。

木下は昨年末、伊那食品工業の最高顧問、塚越寛さんと白駒妃登美さんのご縁をつなぎました。この出会いが生み出す大きな力を発信すべく、同社での出版記念ビジネスセミナーの開催が決定したのです。

今回は二部制プログラムの第一部、冒頭でご紹介した一言ではじまる白駒妃登美さんの講演についてご紹介します。

伊那は博多の歴女と言われる白駒さんにとって、深い思い入れがある場所。この地で利他の経営を実践する塚越寛さんとのご縁に運命を感じた白駒さんは、ゆかりある人物たちのことを熱く語り始めました。

長野県伊那市は江戸時代、高遠藩として成立。「この混迷した現代にもっとも蘇って欲しい人物」と白駒さんが語る保科正之公は、将軍縁者であり、この地を納めた大名のひとりでした。

正之公は、江戸期最大の火事で焼失した江戸城の天守閣の再建より、民衆たちの生活を安定させる公共事業を優先すべきと進言した人物です。世界でも争いが絶えなかったこの時代、200年も天下泰平の世を継続した江戸期のリーダーシップの象徴でありました。
 

伊那の地を生きた人々の心の交流を、白駒さんは続けます。

高遠最後の藩主となった内藤家は、この地を去るとき領民たちに家宝のほとんどを譲りました。互いに感謝し合う思いやりにあふれた日本有数の地である証しとして、いまも高遠の歴史資料館には、他にないほどの多くの美術品が残されています。

明治から昭和にかけ政治家として生き、郷土高遠の治山治水に努めた伊澤多喜男氏の功績を後世に伝える「無字の碑」。「政治家が人々のために尽くすのは当然」と石碑の建立を固辞する多喜男氏の想いを汲みつつ、あふれる感謝の想いを抑えられなかった地元の人たちは、想いの結晶として文字を刻まない石碑を残しました。

多喜男氏の兄、伊澤修二氏は教育家として台湾の教育発展に尽くした人物。その感謝の気持ちから、いまも日本で大災害が起こるたびに、台湾から大きな支援があります。

白駒妃登美さんが語るこうした歴史は、単なる「過去」ではありません。
私たちが「いま」何を問い、それにどう応えるかを考えるきっかけを与えてくれるもの、さらにそこから「未来」へとつながる行動を導いてくれるものです。

伊那の地に根づく利他の愛は、日本人が古来もちつづけてきた和を尊び、命を慈しむ心。それは白駒さんが絵本『ちよにやちよに~愛のうた きみがよの旅』をとおして伝えたかった、もっとも大切なメッセージです。

国歌『君が代』の元歌は、1100年以上前に詠まれた和歌でした。

わがきみは ちよにやちよに さざれいしの
いわおとなりて こけのむすまで


「衝撃を受けました。実は私は高校生のころ、もっとも好きな授業は古文だったんです。【きみがよ】じゃなく、【わがきみ】だったんだ、と。【わがきみ】というのは、主に女性が愛する男性にたいして使う言葉なんですよ。だから『君が代』の元になった和歌って、愛の歌・・愛の歌だったのね、と。ただひたすら愛する人の長寿と幸せを祈る、究極の愛の歌だったんです(白駒妃登美さん)

この歌がこれほど永く歌い継がれたのは、「あなたの幸せが私の幸せ」と感じられる利他の心が日本人に共鳴するものだからです。

「自他を区別しない一体化された世界観というのが、日本人の精神性の源泉だった」

白駒さんは、伊那の地の愛の歴史と『君が代』のこころを、この言葉でつないでくれました。

では、この地で利他の経営を行う塚越寛さんの想いは――。

今回に続き、次回は第二部、白駒妃登美さん、塚越寛さん、塚越英弘さん(伊那食品工業代表取締役社長)の対話会についてご紹介します。どうぞお楽しみに。

ビジネス・オンラインスクール「塚越寛さんに学ぶ年輪経営の極意」は文屋より配信中。

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