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2021年4月1日

感染症専門医の忽那賢志先生もおすすめの絵本「おやすみルーシー」――ウイルスや免疫への理解と納得を生む物語

あっという間に4月です。もうすぐ新学期が始まりますね。

 

わが家の息子も、小学校2年生になります。すでにコロナ禍にあった昨年のこの時期は、小グループごとの卒園式の後、保護者ひとりしか参加できない入学式。大切な節目を、感慨深く過ごす余裕がなかったことを思い出します。

 

新学期も緊急事態宣言で、すぐ2ヶ月間の休校に。家ですごす毎日は、どうしてもTVを観る時間が増えてしまいます。でも親の心配などおかまいなく、息子は大好きな動物番組に夢中でした。

 

みなさんは、NHK総合『ダーウィンが来た』やBSプレミアム『ワイルドライフ』を見たことはありますか。スクープ映像と粘り強いスタッフの取材で、野生動物の生態にせまる番組です。

 

でも息子を一番引きつけるのは、そこに物語があること

 

極寒の北極で過酷な子育てをするペンギン、アフリカのサバンナで群れのリーダーを争うチーターなど。ときには主人公に名前をつけ、視聴者を物語の世界に引き込んでいきます。

 

親の私も、つい夢中になってしまう。物語には、理屈より深い理解と納得を生む力があるように思えます。

 

文屋も4月に、絵本「おやすみルーシー~ウイルスがやってきた」を発売します。物語の主人公は、ルーシーという女の子。夢の中で、ウイルスとたたかうまっくんを助けます。

 

 

まっくんは、ヒトの体内にあるマクロファージという細胞。体に入ってくる異物を食べ、ヒトの免疫機能を高める働きをするのです。

 

この物語の作者は、スタンフォード大学で研究する免疫学者の新妻耕太さんと妻のルーシーさん。2人は「幼い子どもであっても、情報を得ることに仲間外れにしたくない」という想いから、ウイルスや免疫への理解を深めるこの絵本をつくりました。

 

最近のTVやニュースで、頻繁に情報発信されている忽那賢志先生(国立国際医療研究センター感染症専門医)も、この絵本をおすすめしています。

 

大人にとっても子どもにとっても新型コロナは大事な問題です。一方で、感染症や免疫といった概念は専門的な説明になりがちです。子どもたちが新型コロナや免疫について知り、考えるためにとても大事な教材だと思います。新妻先生たちの絵本プロジェクトを応援しています。

 

子どもたちはいま、通常以上に健康面や衛生面に気をつけなければなりません。早寝早起きをしてしっかりご飯を食べ、マスクをして手洗いうがいも頻繁に。給食時間も前をむいて、おしゃべりは禁止です。

 

幼い子でも、理由がわかれば約束は守ります。でもまだまだ理屈より興味が先にくる年齢。「コロナ感染を広げないようにするため」という説明は、なかなか理解できないでしょう

 

そんな子どもたちが、絵本の中でルーシーと一緒に自分の体の中を旅したら、どんなふうに感じるでしょうか。そこには、驚くような世界が広がっています

 

「たいへんだ! ルーシー!もっと つよいなかまを つれてきて!」

 

「たいへんなことが おきてるの!あなたは このウイルスと たたかえる?」

 

子どもが共感できるハラハラドキドキの物語は、まさにおすすめの教材。ルーシーとまっくんは、ウイルスをやっつけることができるのでしょうか。

作者の新妻耕太さんとルーシーさんは、この絵本で子どもたちのこんな疑問に答えたいと語っています。

 

1. ウイルスってどんなもの?

2. 免疫細胞は、どのようにしてウイルスから体を守ってくれるんだろう?

3. 免疫細胞が上手に活躍するために、私たちはどんな暮らしをつづければいいの?

 

絵本の世界を旅しながら、ぜひ親子で一緒にその答えを探してみてください。

 

文屋は、この絵本を全国の子ども関連施設に届けるプロジェクトに参加しています。すでに、当初の予定以上のご協力が集まっています。ご自身のお手元にとどくプランもありますので、ぜひご検討ください。

 

自分の体ってすごいんだ!今こそ、免疫の不思議を絵本で子どもたちに!

https://readyfor.jp/projects/OyasumiLucy

 

 

固定リンク | 絵本『おやすみルーシー ~ウイルスがやってきた!』

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